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FG.2

「ここへ、なにしにきたんだ?」

「はぁ?そりゃ。ないでしょ?アンタらの不始末を、清算しに来てやったってのに」「なんで自首したんだ?」

「冷たいこと言わないでよ。」

「お前は借金していた。それなのに、なぜ全額、返せたんだ?」

「....」

「喜んでたよ。みんなお前だったって、証言してたしな。だが、やりようだがな。どうやった?」


そんな尋問が続いたが、犯人はおもしろいことに、証言を閉ざすことはなかった。

しかし、おもしろいことに、、話が、合わない。自分から自首をしたのに、なぜ?

それが、2時間続いた。しかし、やっぱり。話が合わない、、、?なぜなんだ??


すると、犯人は口を続ける。

「俺がやったんだよ。俺がやったのに、

 どうして、捕まえてくれないんだよ?

 ボク、悪いことした」

「...っ」

「真実は、これですよ?本当、嘘つかないから?」


「ハハッ」

高笑いが、鼻になるぐらい俺にはこう聞こえるんだ。「迷いのない笑いだな」って。


そして、朝を向かえる。

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