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FG.3

「キミは賢いね。自首をした、なのに。オレたちの時間を、割いた。

手口まで語って、オレたちを小馬鹿にした。その罪は思い。より、伝わる。」

「こんなとこで、お前なんかと居たくもなかったな。」

「あなたは、ウソをつきましたね?自首するには、あることを、嘘つかなければならない。」

「え?なに??金なら返したじゃん」

「金は、借りたのか?」

「そんなん本人に聞けよ」

「一派にしたつもりだが、奴らもオレたちを小バカにしたヤツ等だ。」

「金はいくら返したんだ?」

「なぜ複数の人に、借りた?

7,000万もの大金。

ひとりひとり、丁寧に持ってたよ」

「なんの話?」

「お前の親父、外資系会社の職場だったな?」

「それがどうした?」

「お前の金、振り込まれないってよ」

「....」

「お前が、昔働いていたIT銀行には。」

「はぁ?話??」

「そこは、金を渡す手間が省ける。」

「だから、金は返したじゃん?」

「7,000万、ATMでバンクしたら、一気に入ってくるな。それで、、」

「やってらんね。それで自首終わり。

じゃ」

「そうなると、その他もろもろ付いてくるぞ?」

「....」

「自首をしている時間に、誰か扱ってるとか?キミの今のバイト先のコンビニで。」

「っはい、良いポイントです。」

「じゃ、ここらで。」



「くそっ、裏切ったのは、汚ねぇー金と、汚ねぇー人間だったか。」


「離れない、放さないのは。人よりも」


「....っははっ」



//END//

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