ここまでお読み頂き、ありがとうございます。
続く第2章を読んでもらえたら嬉しいです。
1章にはアルキオネが学ぶ学園や育った場所である孤児院の設定をちょろっと出しました。
「ざまぁ要素が薄いぞ~」とご不満の読者様、2章でまた意地悪トリオが出てきますのでお楽しみに。
【1章に出てきた地域や施設】
◆プレア王国
冒険者の国といわれる。
ダンジョンが多く存在し、そこから得られるものが特産品となる。
冒険者を志す子供が多く、その育成を専門とする学園が王都に創られた。
農業も盛んで、自然も豊かな一方で、魔道具などの技術が高かったりもする。
首都(王都)はアベンティア。
使われる言語はプレア語。
◆冒険者学園
正式名称:プレア国立冒険者学園。
基本的に学費はかからず、孤児や貧しい家の子でも学ぶことができる。
武術、魔法、植物や動物(魔物を含む)に関する知識が得られる。
学園が管理するダンジョンがあり、学生たちは実技としてダンジョンに潜る。
◆かけだしダンジョン
6歳児が攻略できる程度の簡単な洞窟。
呪いの魔法陣と呼ばれるものがあり、その上に乗るとランダムで様々な超常現象が起きる。
魔物はスライムのみ登場する。
ここのスライムの攻撃力は弱く、体当たりされて痣ができたり転んだりする程度。
最奥には宝箱があり、スライムアタックというスキルカードが手に入る。
◆学食
学生であれば無料で食事ができる。
人気メニューはミノタウロスの骨付き肉が入った「ミノカリー」とナンのセット。
◆マイア孤児院
7年前に冒険者バランが設立した小さな孤児院。
子供たちはまだ成人した者はおらず、6歳以上の子は冒険者学園に在籍している。
◆神聖王国メシエ
聖職者の国といわれる。
大神殿があり、法王によって統治される国家。
使われる言語はメシエ語。