4月4日
レベルが99になった。
パラメーターもカンストした。
王様に報告したら、びっくら仰天して「ど、どうやって?」と聞かれたんで、おじいちゃんが飼ってた高レベルなモンスターに毒草を食べさせて、夜まで待ってからブン殴ったらレベルアップしたって教えたらドン引きしてた。おじいちゃんは泣いていたけど、それは言わなかった。
パラメーターの方は、なんかご先祖様がステータスの上がるピーナッツとかを金庫に大事そうに保管されてたんで、小腹がすいた時に牛乳かけて食べてたりしてたから簡単に上がったっぽい。
それ話したら、おじいちゃんが「先祖代々から集めてた家宝が…」とか言って、また泣いてたけど、いつか使わなきゃいけないんだから別にいいじゃんと思う。
シャト●ーゼに行くついでに、ネギトロドン倒すつもりだったけど、なにやら王様が「仲間がー。セオリーがー」みたいな話してたんで、面倒くさかったけど言われるままに酒場に行く。
酒場は、なんかエッチな格好した女の人もいたけど、私より胸が大きいのはパス。
やっぱりメンズ一択だよね。でも、イケメソはイヤだなー。テンプレはキライ。
私がカワイイもんだから、さっそくチャラそうな剣士が声かけてきたけど、「魔王に性病を伝染されてる。私に入れるとチ●ポがもげる」と言ったら、青い顔していなくなった。んなわけねーだろ。賢さ5しかないのもパスだ。
ウェイターに聞いたら指名できるみたいなんで、人のよさそうな丸々と肥った私好みの商人のオッサンと、ニキビが潰れたマッチョな体育会系の武道家、それと生真面目そうな魔法使いのジイサンを選んだ。
……殴ったらいい顔をしそう。楽しみ。
眠かったので、仲間には酒場で待機を命じて帰って、昨日買った中古ゲームをクリアしてから寝た。
主人公と恋敵の寝取られカップリングはやっぱ最高だよね。