ゆめじはるか
異世界ファンタジースローライフ
2025年06月12日
公開日
5.9万字
完結済
おばあちゃんと二人ぐらしの女の子・ロップちゃんは今年で5才になります。
でも
【ひとみしり】で
【とってもはずかしがり屋さん】
なので、まだひとりもおともだちがいませんでした。
10月も終わりに近づいたある日、おばあちゃんのおしごとをおてつだいしたごほうびに、
【カボチャの形をしたポーチ】をもらいました。
おばあちゃんが言うには
【このポーチをもっていると、
おともだちができる】
そうです。それがホントならなんてステキなんでしょう。これからどんなことがおきるのかな⁉︎
(一応暴力シーンが少なくなるように書いてありますが、悪党が裏切った仲間に制裁を加えるシーンがあります)。
プロローグ
アメリカ大陸の北の方、カナダに近い所に、『神官王国』という国があります。
その国の、ある地方に、むかし、セメタリータウン(おはかの多い街)という街がありました。
その街のとある場所に、ハロウィン堂という、屋根に大きなカボチャが乗っかった、ちいさな雑貨屋さんがありました。そこにはやさしいおばあちゃんと、ちいさな女の子が二人ですんでいました。
さあ、物語のはじまりです。