**読み飛ばし可能**
小説本編が進んできたので、補足として登場キャラクターや家系についての情報をまとめました。
復習の際にご活用いただければ幸いです!
※ネタバレは第五話「完璧な侯爵令息」までの内容にとどめています。
◆キャラクター◆
【クラウス・アイゼンハルト(14歳)】
◇概要
アイゼンハルト伯爵家の三男。生まれながらに〈天災〉と呼べるほどの才能を持つが、それゆえに孤独の中で育つ。
父から武術や魔術の才能は認められるが、軍人・貴族としては落ちこぼれとして厳しく指導される。
◇容姿
・同年代より大柄でがっしりした体格。
・良く言えば野性味を感じさせる、雄々しい顔立ち。
◇魔術
・全系統に適性あり、特に〈風〉と〈土〉を得意とする。
・魔力量も多く、センスも抜群。詠唱や術陣を理解せずとも、魔術を扱えた。
◇特徴
・武術・魔術ともに“化け物”級の才能を持つ。
・ディスクレシア(読字障害)を抱えるが、理解されず苦しむ。
・優しさと真っ直ぐさを併せ持つ。
【レオナルド・シュヴァリエ(14歳)】
◇概要
シュヴァリエ侯爵家の次男。家の価値を何より重んじ、自らの存在すら「家の財産」として見做している。
◇容姿
・すらりとした体格で、同年代の中でも背が高め。
・幼少期は「天使のよう」、現在は「美しい貴公子」と評される。
◇魔術
・〈火〉以外の三系統に適性があった。鍛錬の末、〈火〉も扱えるようになる。
・特に氷魔術を得意とする。
◇特徴
・冷静かつ論理的、合理性を重んじる性格。
・血統主義で貴族的な価値観の持ち主。
・『家』を最優先にする生き方
・積み重ねることを当然とするため、“努力”を知らない。
・独りで立つことを当然とするため、“孤独”を知らない
◆家系紹介◆
【アイゼンハルト伯爵家】
◇概要
「王国の盾」と称される軍の名門。
王国軍は本来非世襲制だが、実力により代々その頂点に就任している。
〈風〉と〈土〉の二系統適性を強く受け継ぐ家系。
◇家族構成
・当主/クラウディウス・アイゼンハルト
現・王国軍統帥。
冷静かつ合理的。貴族・軍人としての責務を重んじる。
歴代でも屈指の「理想の軍人」とされる存在。
・長男/クラディアン
クラウスより六歳上。現役軍人
・次男/クラヴィス
クラウスより4歳上。クラウスと入れ替わりで軍人学校を卒業。
【シュヴァリエ侯爵家】
◇概要
古くから続く侯爵家。血統を何よりの"宝"とする家門。
領地経営に力を入れており、経済力と社交性に長ける。
〈水〉の魔術適性を強く受け継ぐ家系。
◇家族構成
・長男/アレクシス
レオナルドの四歳年上。