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第2話 朝の甘い時間

### 朝の甘い時間


 次の日の朝、またもやカズがハヤトの部屋を訪れた。


「ハヤト、いつまで寝てんだよ!」


 このセリフも、いつもの如くになっている。

 そして、ハヤトのベッドにダイブするカズ。


「おっ、今日も元気に朝立ちしてんじゃん!」


 そう言いながら、ハヤトのモノを弄り回すカズ。


「カズ、おまえ、いつもいつも早いんだって」


 眠そうにそう言うハヤトに、カズは、


「早くねーよ。今、もうすぐ9時になるぞ?」


「えっ、もうそんな時間?」


 股間を弄り回しているカズの手を避けながら、ハヤトが問う。


「もっと早く来ても良かったんだけど、昨日の夜、ハヤト遅くまで起きてたみたいだからさ」


 そう言うカズに、気を遣わせてしまったかと落ち込むハヤト。


「ところでさ、コレが勃起しているうちに昨日の続きをしねーか?」


 耳元でコソッと囁くカズに、ハヤトは、


「おまえも好きだね、そういうの」


 そう言って、カズのモノを引っ張り出す。

 カズのモノはもうビンビンに硬くなっていた。

 13〜14cmはありそうなモノは、太さもそれなりにある。

 ハヤトのモノは15cmを超えてるから、それに比べればまだまだなのだが、カズのモノも大きい部類に入るかも知れない。

 カズとハヤトはお互いのモノを握り合い、扱き始める。

 そんな時、カズが言った。


「なぁ、お互いのチンコをくっつけてやるのはダメなのか? オレ、その方が興奮する」


「ダメな訳じゃないけど⋯してみる?」


「うん、やろうぜ!」


 嬉しそうに顔を輝かせ、ハヤトの上に身体を乗せて、互いのモノを握り、扱き出すカズ。


「あっ、気持ちいい⋯」


 思わず声が漏れるハヤト。

 カズの口からも吐息が漏れる。

 カズとハヤトは、互いのモノを握り、扱きながら、息を荒げていた。

 二人の間には、甘く濃密な空気が漂っている。

 カズの顔は赤く染まり、目は潤み、唇はわずかに開いている。

 その表情を見たハヤトは、思わず微笑んでしまう。

 カズは、本当に可愛い奴だと、改めて感じていた。


「ハヤト、オレ、もう限界かも⋯」


 カズが喘ぎながらそう言うと、ハヤトは彼の髪を優しく撫でた。


「俺もだ⋯そろそろ、イキたいな」


 二人は、互いのモノを強く握り直し、より激しく扱き始める。

 カズは、ハヤトの胸に顔を埋め、その温かさを感じながら、吐息を漏らす。

 ハヤトもまた、カズの背中に手を回し、抱きしめるようにして、その柔らかな肌に触れた。


「カズ⋯もうすぐ、イク⋯」


「オレも⋯オレもイク⋯ハヤトと一緒に⋯」


 二人の息が、一つになる。  

 そして、次の瞬間、二人は同時に達した。

 白く濁った液体が、互いの腹や手に飛び散り、二人の喘ぎ声が部屋に響く。


「ああっ⋯気持ちいい⋯!」


 カズは、力が抜けたようにハヤトの胸に倒れ込み、肩で息をしながら、笑みをこぼした。


「最高だった⋯また、やりてーな」


ハヤトも、そんなカズを抱きしめながら、小さく笑う。


「おまえは、本当にエッチだな」


「ハヤトの方が、もっとエッチだよ」


 カズは、そう言うと、ハヤトの頬をつんとつまんだ。


 二人は、しばらくそのままでいた。

 朝の陽射しが、カーテンの隙間から差し込み、二人の身体を優しく包み込む。

 静かな朝の時間の中で、二人は、ただ互いの温かさを感じていた。


「なぁ、ハヤト」


 カズが、ふと真面目な顔をして、ハヤトを見上げた。


「オレ、ハヤトとこうしていられるのが、本当に幸せだ」


 ハヤトは、カズの言葉に少し驚きつつも、優しく微笑んだ。


「俺もだよ。カズがいてくれるから、毎日が楽しい」


 カズは、嬉しそうに目を細め、再びハヤトの胸に顔を埋めた。


「オレ、これからもずっとハヤトと一緒にいてー」


「俺も、カズとずっと一緒にいたい」


 二人は、静かな朝の中で、心の底からそう願っていた。




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