### 朝の甘い時間
次の日の朝、またもやカズがハヤトの部屋を訪れた。
「ハヤト、いつまで寝てんだよ!」
このセリフも、いつもの如くになっている。
そして、ハヤトのベッドにダイブするカズ。
「おっ、今日も元気に朝立ちしてんじゃん!」
そう言いながら、ハヤトのモノを弄り回すカズ。
「カズ、おまえ、いつもいつも早いんだって」
眠そうにそう言うハヤトに、カズは、
「早くねーよ。今、もうすぐ9時になるぞ?」
「えっ、もうそんな時間?」
股間を弄り回しているカズの手を避けながら、ハヤトが問う。
「もっと早く来ても良かったんだけど、昨日の夜、ハヤト遅くまで起きてたみたいだからさ」
そう言うカズに、気を遣わせてしまったかと落ち込むハヤト。
「ところでさ、コレが勃起しているうちに昨日の続きをしねーか?」
耳元でコソッと囁くカズに、ハヤトは、
「おまえも好きだね、そういうの」
そう言って、カズのモノを引っ張り出す。
カズのモノはもうビンビンに硬くなっていた。
13〜14cmはありそうなモノは、太さもそれなりにある。
ハヤトのモノは15cmを超えてるから、それに比べればまだまだなのだが、カズのモノも大きい部類に入るかも知れない。
カズとハヤトはお互いのモノを握り合い、扱き始める。
そんな時、カズが言った。
「なぁ、お互いのチンコをくっつけてやるのはダメなのか? オレ、その方が興奮する」
「ダメな訳じゃないけど⋯してみる?」
「うん、やろうぜ!」
嬉しそうに顔を輝かせ、ハヤトの上に身体を乗せて、互いのモノを握り、扱き出すカズ。
「あっ、気持ちいい⋯」
思わず声が漏れるハヤト。
カズの口からも吐息が漏れる。
カズとハヤトは、互いのモノを握り、扱きながら、息を荒げていた。
二人の間には、甘く濃密な空気が漂っている。
カズの顔は赤く染まり、目は潤み、唇はわずかに開いている。
その表情を見たハヤトは、思わず微笑んでしまう。
カズは、本当に可愛い奴だと、改めて感じていた。
「ハヤト、オレ、もう限界かも⋯」
カズが喘ぎながらそう言うと、ハヤトは彼の髪を優しく撫でた。
「俺もだ⋯そろそろ、イキたいな」
二人は、互いのモノを強く握り直し、より激しく扱き始める。
カズは、ハヤトの胸に顔を埋め、その温かさを感じながら、吐息を漏らす。
ハヤトもまた、カズの背中に手を回し、抱きしめるようにして、その柔らかな肌に触れた。
「カズ⋯もうすぐ、イク⋯」
「オレも⋯オレもイク⋯ハヤトと一緒に⋯」
二人の息が、一つになる。
そして、次の瞬間、二人は同時に達した。
白く濁った液体が、互いの腹や手に飛び散り、二人の喘ぎ声が部屋に響く。
「ああっ⋯気持ちいい⋯!」
カズは、力が抜けたようにハヤトの胸に倒れ込み、肩で息をしながら、笑みをこぼした。
「最高だった⋯また、やりてーな」
ハヤトも、そんなカズを抱きしめながら、小さく笑う。
「おまえは、本当にエッチだな」
「ハヤトの方が、もっとエッチだよ」
カズは、そう言うと、ハヤトの頬をつんとつまんだ。
二人は、しばらくそのままでいた。
朝の陽射しが、カーテンの隙間から差し込み、二人の身体を優しく包み込む。
静かな朝の時間の中で、二人は、ただ互いの温かさを感じていた。
「なぁ、ハヤト」
カズが、ふと真面目な顔をして、ハヤトを見上げた。
「オレ、ハヤトとこうしていられるのが、本当に幸せだ」
ハヤトは、カズの言葉に少し驚きつつも、優しく微笑んだ。
「俺もだよ。カズがいてくれるから、毎日が楽しい」
カズは、嬉しそうに目を細め、再びハヤトの胸に顔を埋めた。
「オレ、これからもずっとハヤトと一緒にいてー」
「俺も、カズとずっと一緒にいたい」
二人は、静かな朝の中で、心の底からそう願っていた。