私の洋服はネットで注文する事にしたので、月見会の月見団子の材料と、その他のつまみや軽いおもてなし料理の材料を買いにスーパーに行った。
料理は、暁さんと私で作る事にした。
私は和食の材料を買い、暁さんは洋食の材料をカゴに入れる。
まぁ、ある意味バランス良いかもしれない。
レジを通して、家に帰る間、私達は倦怠期の夫婦みたいに黙っていた。
「明日が楽しみだな。
神桜も呼ぶから。」
暁さんは、マンションに到着すると、そう言った。
え…?
神桜さんを…?
何故…?
気まずいんじゃ???
私は思ったけど、そう聞く事が出来なかった。
そして、次の日、昼頃から、私と暁さんは腕を振るい、合計9品の料理を作った。
月見団子ももちろん、綺麗にお皿に盛ってある。
うん、これなら!
喜んで貰えそうだわ!
と、思ったが、神桜さんも来るという事で、やっぱり気が重かった。
そして、インターホンが鳴り、八雲さんが美人な女性を連れてやってきた。
「やっほぉ!
暁!
夜宵ちゃん!
元気ー?
ほら、酒買ってきたぞ!」
八雲さんは、ビニール袋いっぱいのお酒を掲げて言った。
「そちらの女性は?」
暁さんが言う。
「あぁ、
俺の、か・の・じょ!
仲良くしてやって、夜宵ちゃん!」
「あ、はい、よろしくおねがいします。」
私は言う。
金髪をウェーブさせた、ザ・美女という感じだ。
「よろしくね。
何か手伝うこと、あるかしら?」
「えーと、あぁ、じゃあ、食器を…」
そして、そうこうしてる内に神桜さんがきた。
「手ぶらじゃなんなんで、ケーキ買ってきましたよ。」
神桜さんは箱を持ち上げる。
私と理央さんが拍手した。