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第65話 月見の会

私の洋服はネットで注文する事にしたので、月見会の月見団子の材料と、その他のつまみや軽いおもてなし料理の材料を買いにスーパーに行った。


料理は、暁さんと私で作る事にした。


私は和食の材料を買い、暁さんは洋食の材料をカゴに入れる。


まぁ、ある意味バランス良いかもしれない。


レジを通して、家に帰る間、私達は倦怠期の夫婦みたいに黙っていた。


「明日が楽しみだな。

神桜も呼ぶから。」


暁さんは、マンションに到着すると、そう言った。


え…?

神桜さんを…?


何故…?

気まずいんじゃ???


私は思ったけど、そう聞く事が出来なかった。













そして、次の日、昼頃から、私と暁さんは腕を振るい、合計9品の料理を作った。


月見団子ももちろん、綺麗にお皿に盛ってある。


うん、これなら!

喜んで貰えそうだわ!


と、思ったが、神桜さんも来るという事で、やっぱり気が重かった。


そして、インターホンが鳴り、八雲さんが美人な女性を連れてやってきた。


「やっほぉ!

暁!

夜宵ちゃん!


元気ー?


ほら、酒買ってきたぞ!」


八雲さんは、ビニール袋いっぱいのお酒を掲げて言った。


「そちらの女性は?」


暁さんが言う。


「あぁ、理央りおだよ。

俺の、か・の・じょ!


仲良くしてやって、夜宵ちゃん!」


「あ、はい、よろしくおねがいします。」


私は言う。


金髪をウェーブさせた、ザ・美女という感じだ。


「よろしくね。

何か手伝うこと、あるかしら?」


「えーと、あぁ、じゃあ、食器を…」


そして、そうこうしてる内に神桜さんがきた。


「手ぶらじゃなんなんで、ケーキ買ってきましたよ。」


神桜さんは箱を持ち上げる。


私と理央さんが拍手した。


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