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第3話

ご友人の連帯保証人になってましてね。


ご友人の借金を肩代わりしなきゃならないんですよ。」


男はゆっくりとそう言った。


「そんな…


いくらですか!?


100万ぐらいなら、すぐに…」


確か私の通帳には300万ほどが入っている筈だ。


すると、男は人差し指を1本立てた。


「え…

一千万ですか…!?」


「はっはっはっ…

面白い事言いますね。

ケタが違います。


1億円ですよ。」


い、い、1億円…!?


そんな…

嘘…でしょ…


「そこでね、まだ話は続くんですよ。

お父さん逃げちゃったからね。

まぁ、そっちも探すけどね。


お父さんからじゃ、回収できないわけですよ。うん。

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