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第83話

その1番高いやつで。」


調月さんは迷いなく言った。


私は小指の先ほどもあるダイヤモンドの指輪をはめて、宝石店を後にした。


はぁ…

こんな生活がずっと続くのかしら…?


リムジンの窓から大空を飛ぶ鳥を見るけど、私はもうあぁはなれないのだ。


すると、調月さんは言った。


「これ…」


「?」


よく見ると、彼の手に指輪のケースがある。


「え?

ケースにこの指輪を入れろってことですか?」


「いえ、そうでなくて…」


調月さんがそれを開くと…


あの最初見た指輪があった。


「え…これ…」

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