ー学校ー
「しずくーおはよー」
「ルリーおはよー!」
「うわっ少女漫画ごっこしてる」
「一度はあこがれるよね、すごい今楽しい」
「今日も挨拶したの?こんくんたちに」
「もちろん!ルリは?」
「さすがに挨拶はしないけどてんくんを充電はしてきた」
「まじでアニ担になって人生変わった。こんくんリアコすぎる」
「それならうちのてんくんもまじでリアコ」
「はぁ~会ってみたいな」
『みんなー着席してー』
ここから憂鬱な授業が始まる…クソッ
せっかく目覚めもよくてこんくんとレイク様にも挨拶を爽やかにできたのになー
『生物の授業を始めます。起立!』
ー帰りー
~♪~(鼻歌で)
「しずく!それ新曲のやつ?」
「そうそう!イヤホンとかで聞いてみて、セリフのとことか意識跳びそうになるから」
「じゃあやってみるよ!」
「また明日ー!」
「また明日ー!」
はぁ、早く大人になってこんくんと会えるような職業につければな。
心がこんくんに支配されているかのように締め付けられて辛い。これが恋か…
ー家ー
「ただいまー」
やっぱお姉ちゃん帰ってきてないしアイスたーべよっ
とっておきのーパ〇ム!この贅沢感はほかにはないもんな
「うんまぁ~!」
ガチャッ
「ただいまー…って!アイス食べてる!それもわたしの贅沢用のパ〇ムをぉ!」
「あぁーごめんねー。てかさ、このネックレスつけてるのばれた」
「うわぁーでもしょうがない、代々雪野家に伝わるものだしね。外して生活したら呪われるとか…」
「ひゃー、怖いね。これのもう片方誰が持ってんの?」
「わかんないけど日本のどこかにはいるらしい。うちらのだぁーいぶ前のご先祖が作ったらしくて、もしもう片方を持っている人に会ったら運命の人らしいし。即結婚だってよ」
「運命か…、いい人ならいいなー。ってかなんでお姉ちゃんが持たないのよ」
「だってもう結婚相手はほぼ確でいるし、だから運命の人探しはしずくに託した」
「はーい、がんばりまーす」
~半年後~
「はぁ、はぁ、寝れない…薬、薬を!」
ザァァァァァ ゴキッ バキッ
「しずく!だめっ!吐き出して!」
べしっ ばしっ
「ウ”ッ、グハッ」
バタッ
「しずく!しずく!」
ピーポーピーポー
「みおさん!」
「みおさん!」
「ん”っんー…こ、ここは?」
「病院だよっ!しずくのバカッ!」
パチンッ
「ご、ごめんなさい」
『あーあ、結局なっちゃったね…』