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浅井三姉妹、歴史をブチ上げる!──仇の信長を転がして浅井家、もう一回やる
浅井三姉妹、歴史をブチ上げる!──仇の信長を転がして浅井家、もう一回やる
さくらんぼん
歴史・時代日本歴史
2025年12月09日
公開日
4万字
連載中
戦国の炎が浅井家を飲み込んだ夜── 五歳の少女・茶々は、燃え落ちる小谷城を見ながら静かに誓った。 「浅井はまだ終わってない。終わらせない。」 父を討った張本人・織田信長に引き取られることになった三姉妹と母・お市。 普通の姫なら泣き崩れるところだが、茶々は違った。 「責任取って、絶対にうちら全員幸せにして。  嘘ついたら……母上を解き放つからね?」 情緒と殺意が戦国最強クラスの母・お市。 未来をかすかに嗅ぎ取る三歳児・初。 燃える城を“光っててキレイ”と笑う天然一歳児・江。 そして、この三姉妹を前に本能的に一歩下がる信長。 浅井の娘たちは、涙を拭けば立ち上がる。 泣く暇があれば、生き延びる策を練るだけだ。 彼女たちの到来は、織田家の空気も、戦国の流れも、 じわりじわりと “斜めに” 変えていく。 茶々は仇の信長を利用し、転がし、かぶかせ、 浅井家をもう一度作り直すつもりでいる。 これは、滅んだはずの家が、幼い三姉妹と最強の母によって もう一度“戦国の盤面”をひっくり返す物語。 戦国の覇者すら巻き込む、 浅井茶々の“歴史の奪い返し”が今──始まる。

第一話:茶々、覚悟完了。お市、ブチ切れ。信長、保護対象。

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