あらすじ
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戦国の炎が浅井家を飲み込んだ夜── 五歳の少女・茶々は、燃え落ちる小谷城を見ながら静かに誓った。 「浅井はまだ終わってない。終わらせない。」 父を討った張本人・織田信長に引き取られることになった三姉妹と母・お市。 普通の姫なら泣き崩れるところだが、茶々は違った。 「責任取って、絶対にうちら全員幸せにして。  嘘ついたら……母上を解き放つからね?」 情緒と殺意が戦国最強クラスの母・お市。 未来をかすかに嗅ぎ取る三歳児・初。 燃える城を“光っててキレイ”と笑う天然一歳児・江。 そして、この三姉妹を前に本能的に一歩下がる信長。 浅井の娘たちは、涙を拭けば立ち上がる。 泣く暇があれば、生き延びる策を練るだけだ。 彼女たちの到来は、織田家の空気も、戦国の流れも、 じわりじわりと “斜めに” 変えていく。 茶々は仇の信長を利用し、転がし、かぶかせ、 浅井家をもう一度作り直すつもりでいる。 これは、滅んだはずの家が、幼い三姉妹と最強の母によって もう一度“戦国の盤面”をひっくり返す物語。 戦国の覇者すら巻き込む、 浅井茶々の“歴史の奪い返し”が今──始まる。閉じる
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作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-12-11 23:01作者のひとりごと作者のひとりごと2025-12-09 16:47ネオ・デビューネオ・デビュー2025-12-09 16:43
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つけとレビュー
さくらんぼんと申します。 2023年1月から小説を書き始めました。 お気軽に 𝕏 の @sakuranbon50 か @sakura_maopon に絡んでくれると、とても喜びます。 忌憚のないご意見・ご感想をいただけますと幸いです。 普段の私はコミュ障で、家族と居る時には妹からも「もっと喋れば?」とか言われる感じなのです。 小説の主人公「サクラ」はそんな私の心を反映したキャラです。 誰かと会話してる時、いつも心の中では「サクラ」が喋ってます。閉じる
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