コミュニケーション許可局 ――番外編・読み切り――
53歳おっさんテケナー
現実世界現代ドラマ
2026年01月01日
公開日
4,657字
連載中
感情ではなく、規律で人を守る。
ここは《コミュニケーション許可局》。
善意も、誠実さも、許可なく踏み込めば“侵入”になる。
これは現代社会に敷かれた、見えない境界線の物語。
あらすじ
職場での一言、善意の申し出、恋心の告白。
それらは本当に「正しい距離」で届けられているのか。
《コミュニケーション許可局》は、
感情ではなく事実と規程によって
人と人との境界線を管理する部署である。
番外編・読み切りでは、
線引きを一切ぶらさない女・佐伯ミナが、
悪意のない“感情の侵入”を淡々と止めていく。
怒鳴らない。否定しない。
ただ、許可のない感情に「通行不可」を告げるだけ。
これは誰かを裁く物語ではない。
誰も壊さないために、
言葉の順番を守る物語だ。