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木下望太郎
文芸・その他純文学
2026年06月04日
公開日
5,495字
連載中
「オレが救おう。オレが神だ」
畏れ多くもそう騙(かた)ったのです、学僧たる「彼」は。体から花を生やし、魔女と噂される「彼女」のために。
信仰をも捨てて、彼女のために。
ですが、「私」は。私もまた、彼女を愛していた――。
――神よ、もしも貴方が存在するなら。
どうか私から取り上げないで下さい、愛する彼女を。
そして。親友たる彼をも、もろともに。
【楽曲『flos』(フロース、花)イメージ小説。曲に漂う喪失感と、読後感が重なることを目指しました】
Ⅰ 花