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ソウル・ラバー・ソウル
ソウル・ラバー・ソウル
木下望太郎
文芸・その他純文学
2026年06月09日
公開日
1.7万字
連載中
 ――少女霊媒師は、謀(たばか)りながら恋をした。   ――死んだあの人にまた逢えたなら、と彼は想い。  死んだあの人に成り代われたら、と少女は想った――。  亡き恋人を想う華族の青年が呼び寄せたのは、地方から来た霊媒師の少女。  少女は恋人の霊をその身に降ろし、青年は亡き人とつかの間の語らいを楽しむ。  しかし、少女自身もまた、青年に恋してしまった。  そして少女は青年を謀(たばか)る。亡き人の霊を降ろしたふりをして、自分自身で青年との逢瀬を味わおうと。  疑わしげな眼差しを向ける青年の弟、少女を後押しする召使の女性。  様々な思惑の中、少女は愛する青年を騙し続ける。  大正時代を舞台に描く、少女と青年と、死人との恋愛譚。

一話  亡き恋人を喚(よ)ぶ

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