三夜間まど
現実世界仕事・職場
2026年10月18日
公開日
3,097字
連載中
人事部で実績を積み重ねてきた天ヶ瀬瑞希、三十歳。
亡き妹の娘・凛を育てながら、仕事にも全力を注いできた。ところがある日、身に覚えのない情報漏洩を理由に、突然、会社を懲戒解雇されてしまう。
元恋人であり上司でもあった黒崎道隆は、瑞希を裏切り者と決めつけ、彼女のキャリアも居場所も奪った。
さらに、根も葉もない噂は凛の通う小学校にまで広がり、母娘は周囲から孤立していく。
仕事を失い、信頼を失い、娘の居場所まで脅かされた瑞希。
それでも彼女は、凛の前では笑顔を絶やさなかった。
そんな母娘の前に現れたのは、凛が図書館で「お兄ちゃん」と慕っていた謎の男性。
その正体は、巨大企業・神宮グループを率いるCEO、神宮司慧だった。
「あなたの力が必要です」
瑞希の能力を見抜いた神宮司は、彼女にCEO秘書室長という新たな道を差し伸べる。
だが、瑞希はただ救われるだけでは終わらない。
人の価値を見抜き、埋もれた才能を引き出す。それこそが、彼女が人事の仕事で培ってきた力だった。
自分を切り捨てた会社が、どれほど大きなものを失ったのか。
その答えを突きつけるため、瑞希は新たな一歩を踏み出す。
私を捨てた判断、正解でしたか?
――これは、すべてを奪われた女性が、自分の価値を証明し、理不尽な世界をひっくり返していく逆転の物語。
【お知らせ】
こちらの作品はすでに公開しておりましたが、ジャンル変更(恋愛→現実世界)に伴い、新たに投稿し直すことにしました。
本文の内容は一切変更しておりませんので、以前から読んでくださっている皆さまも、どうぞご安心ください。
引き続き、お楽しみいただけましたら嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。