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太陽を抱く君へ
太陽を抱く君へ
雛子
歴史・時代外国歴史
2026年10月29日
公開日
7.2万字
連載中
紀元前1390年頃、繁栄を極める古代エジプト。 軍事司令官の娘として生まれたティイは、貴族の令嬢でありながら剣術を好み、学ぶことを望み、馬を自在に乗りこなす少女だった。そんな「令嬢らしくない」性格から、周囲には嫁入りさえ危ぶまれている。 ある日、父とともに王宮の宴を訪れたティイは、一人の青年と出会う。軽装に身を包み、王宮にいるにもかかわらず身分を明かそうとしない、不思議な青年。その後も王宮の宴に招かれるたび、彼は決まってティイの前に姿を現すようになる。身分も知らないまま、少しずつ彼との時間を楽しみにするようになっていくティイ。 しかし、その青年には彼女に明かしていない大きな秘密があった。 やがてその出会いは、王妃になるはずのなかった少女の運命を大きく変えていく――。 アメンホテプ三世とその妻ティイの物語。

序章

B.C.1390

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