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あらすじ
詳細
「僕は2か月後に死ぬ。そして君はその2日後、僕に殺されるんだよ」
国境の修道院に母親と共に捨てられた、王の妾の子――王女・ヴィオレッタ。
彼女は母親が病で臥せってからは、一人で写字塔に閉じ込められるような毎日を送り、写本技師として一生を終える覚悟をしていた。
そんなヴィオレッタの元に、近づく戦火のために修道院周辺を警護することになったという、美貌の神殿騎士が現れる。
彼は修道院に大金を積んで彼女を技師として指名し、「迫る戦いの前に、免罪符ならぬ免罪書を書いて欲しい」と依頼する。
ヴィオレッタは仕事として告解される罪を綴っていくが、偽名を使う彼が語る罪である過去は、自身と交錯していたことを知る。
そして彼の目的には、修道院の調査と、何よりヴィオレッタに自由を与えることが含まれているとも。
やがて免罪書の制作が終わりに近づいたとき、戦火が修道院に忍び寄り……。
※一部、性的な表現があります。実際には行われません(発言者は、行うつもりもありません)がご注意ください。
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お題「『君を逃がさない』系ヒーロー」で書きました中編です。全20話。閉じる 応援チケット
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創意工夫ありし者2025-02-27 08:44
作者のひとりごと2024-12-17 12:54
ネオ・デビュー2024-12-17 12:51ファンタジー、平安、ヴィクトリア朝前後のイギリス、ミステリーなどが好きです。
よろしくお願いいたします。閉じる フォロー