離婚届を渡したら、三度も裏切った夫が泣きながら跪いたけど、もう遅い
完結済·新着更新:エピローグ·2025年06月06日 09:00
7,362人気·3·4.4万字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
誰もが言った。久瀬隼人は、霧島栖を命よりも大切に愛していると。 彼は彼女を十年求め続け、十年かけて甘やかしてきた。彼女がほんの少し眉をひそめただけでも、彼の心は痛んだ。 だが、そんな久瀬隼人は、霧島栖を三度も裏切った。 一度目は、あるパーティーで、ライバルに薬を盛られ、女子大生白鳥瑶と一夜を共にした時だった。 二度目は病院で、白鳥瑶の妊婦健診に付き添う隼人を目撃。 「事故で彼女に命を救われた。祖母が命を絶つなんて言い出して……どうしても子どもを産ませなきゃいけなくなったんだ」 栖を抱きしめ懇願した。 「子供を産んだら遠ざける」 栖は信じた。 三度目はオークションで、栖の亡き母の形見のサファイアネックレスを隼人が奪い取り、瑶に贈る。問い詰めると「瑶がマタニティブルーで欲しがる。譲ってくれないか?」 栖は笑いながら涙した。 ある夜、傷つけられ、裏ぎ続けられた霧島栖は、久瀬隼人から逃げると決心した。閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-06-06 09:00ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-04 18:35作者のひとりごと作者のひとりごと
コミュニティ (0)
目次 (23)
しおり
つけとレビュー