あらすじ
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 五臓をも締め付けるような寒気を誇る日に████は死んだ。殺された。  そうして息絶えたはずなのに、死後████はなぜか働いている。この──(株)異世界転生商社で〈社畜〉として。  ここはまるで天国のようであった。生前に勤めていた会社より手厚い福利厚生。上司の私情が混じらない真っ当な業績評価。社員を代替品扱いしない企業組織。やり甲斐搾取もなければ薄給地獄とも無縁の職場。  そう、だから。  社訓として掲げられている『死ぬまで働け、死んでも働け』はきっとなにかの間違いなのだろう。      ※これは生前社畜だった████が、死後も名実共に〈社畜〉として働きながら終生を謳歌するおはなし。閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-12 07:35創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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