王様の正体
完結済最近更新:第9話 ブランコ2025年07月11日 10:05
58人気01.2万字
読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
山奥の村で遊ぶ二人の少年、由雄と竜次。ある日、古くから村にまつわるドラゴンについて竜次が口にする。かつてドラゴンの鱗を狙った山賊を退治した男がいたのだ。彼こそ由雄の祖父、義明だった。二人は放課後、黒いマントの男と出会う。 少年の友情を描いた表題作他、掌編を収録。閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-18 10:00創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
コミュニティ (0)
目次 (9)
しおり
つけとレビュー
うえの なおつぐ  https://www.youtube.com/@NaotsuguUeno https://note.com/naotsugu_ueno 閉じる
フォロー
他の作品
それは、静かなバケーション
それは、静かなバケーションある中学校の夏休み。新任教師Nは男子卓球部の引率を引き受ける。 この日、Nと部を訪れた女の子は有希と名乗り、たちまち男子たちをどぎまぎさせる。 Nと有希は事前にグラウンドで会っていた。「ちゃんと上を向いて生きている」と宣言する有希に、Nは承諾。共に男子卓球部に向かったのである。夕暮れの帰り道、二人は再会を誓う。 季節が過ぎ、古いビルの一室では何やらスタッフが会議中。新しい文芸誌のタイトルがなかなか決まらない。主婦でアシスタントを務める春野、教師から作家に転身したN、編集長ゴンザレスの三人は意見を交わす。「ジャパニーズ路線で」と提案するN。かくして表紙オーディションに現れたのは、高一の有希だった。 有希は事前にNからオーディションの狙いを聞いていた。春野がしっかり対応できているかをチェックするためらしい。窓際でゴンザレスと議論する春野。ゴンザレスには肌の色に強いコンプレっクスがあった。実はNを騙し、作家としての実力を見ることだったと話すゴンザレスに、春野はNから聞いていたと話す。 一方、有希の元に創刊号の見本が届く。有希と書いて「ありのぞみ」、それが自分の本名だと話す。Nは電話口で「為せば成る」と告げる。 アシスタントに春野を採用したその日、編集部は華やいだ。既婚者であるが、指輪を外していた。休憩室に置いた卓球台で、Nと春野は山手線ゲームで勝負する。Nはイタリアンレストランに春野を誘い、夜の通りで束の間の会話を交わす。 翌朝、またも卓球をして遊ぶNと春野。ゴンザレスに渡した原稿は別にあるという。Nは白紙を渡し、自分の思いを自由に伝えてほしいと話す。Nの問いに沈黙する春野は、とりあえず微笑む。 夏の朝、窓の外は驚くほど静かであった。
ファンリスト