白き狐と軍服の獣
連載中·新着更新:第四章『白狐、檻を出る』·2025年06月30日 14:58
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あらすじ
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帝都・大和―― 春の香が漂う男遊宴楼〈春ノ屋〉には、“惚れ薬の白狐”と呼ばれる男妓がいた。 名は千朶(ちしだ)。 誰よりも美しく、誰の手にも堕ちぬ“檻の中の狐”は、舞い、詩を謳い、ただ一瞥で男たちを狂わせる。 そんな千朶のもとに現れたのは、帝国陸軍の少佐・葦原瑛士(あしはら・えいじ)。 感情を殺し、命令に忠実な“軍の獣”。 誰の色香にもなびかぬその男が、千朶の扇の一振りすら無視して立ち去った夜―― 千朶のなかで、静かに“熱”が芽吹き始める。 惹かれてはいけない。 手を伸ばせば、すべてが壊れる。 けれど、なぜか惹かれてしまう―― 血と因縁に絡め取られた二人の出会いは、やがて帝都の闇を暴き、運命を暴き、 千朶自身の“真実”を炙り出してゆく。 これは、檻に咲いた白狐が、 たった一人の男のために外へ踏み出す物語。 大正風浪漫BL。 閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-06-30 14:53創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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つけとレビュー
めがねあざらしです。 3度の飯よりBLが好きで、気の強いお嬢様も大好物。 アルファポリスやエブリスタ、Kindleなどでマイペースに執筆しています。 ◆主な活動実績 ・アルファポリス(BL部門)1位獲得 ・Kindle(アダルト/BL部門)1位獲得 どの作品も愛情をたっぷり注ぎ、読んだあとにはっきりと覚えてはいないけど、なんか頭に残るような物語を目指しています。 どうぞ気軽に絡んでくださいませ!閉じる
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