東の風はいずれ西の風となり
連載中·新着更新:第三十六話 ·2025年07月07日 08:27
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あらすじ
詳細
物語は友安国の若き皇太子、清蓮(せいれん)が、国の後継者として認められる、重要な儀式である「成人の儀」を迎えるところから始まる。 天災と疫病の流行によって成人の儀は三年遅れ、十九歳になった清蓮はようやくこの日を迎えた。 「この日を市井の人々と分かち合いたい!」 そんな清蓮の願いから、儀式は初めて民に開かれたものとなった。儀式は熱狂的な祝福の声に紛れて、招かれた人々の一部が暴徒と化し、清蓮を襲う。その瞬間、白い閃光が走り、清蓮の前で爆ぜた。 混沌とする中、清蓮が目を開けると、見知らぬ男の腕の中にいた。清蓮の窮地を救ったのは、白い閃光とともに現れた謎の男だった。 儀式からしばらく経ったある日。清蓮の両親は何者かによって暗殺され、その罪が彼に着せられる。 真実を求めて逃亡を始めた清蓮は、再びあの日の男と出会う。男は多くを語らず、どこか懐かしいまなざしを清蓮に向ける。 忘れていた記憶、秘められた真実、そして静かに近づいていくふたりの距離。 それは偶然ではなく、遥か昔から続く物語の一部だった—— キリのいいところで第一部としています。 加筆修正した内容は適宜ウェブにも反映していますが、 その段階でエピソードが重複、欠如など読みにくいところもあるかもしれません。 ※読んでいただきありがとうございます。本作は無断転載・引用をお控えくださいますよう、お願い申し上げます。 本編+番外編の構成 本編はストーリー重視 番外編は自由に書きます 閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-07-07 08:27ネオ・デビューネオ・デビュー2025-07-05 03:58作者のひとりごと作者のひとりごと2025-07-05 03:58
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