裸者たちの地底層宮 ~押し付けられた英雄を演じた五人~
連載中·新着更新:第4話 残された賭け·2025年07月15日 10:56
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あらすじ
詳細
 二〇二三年三月二十三日。突如として鶯谷に出現したゲートと、首相官邸に降臨した女神。  アルラトゥと名乗った女神が人間にもたらしたのは情報と小さな欠片だった。  情報とは「ゲートの中には適応した者しか入れない地底層宮というダンジョンが存在し、適応した者以外の攻撃は無効であるモンスターが湧出する」という信じがたい事実。  アルラトゥが「モンスターを倒して得られるドロップアイテム」だと示した小さな欠片を解析した人間は、それが夢の物質として追い求めた常温常圧超伝導体であることを知る。  夢の物質を独占して供給することが可能となれば、失われた三十年を挽回できると期待した日本政府は異例の速さで特異空間対策庁を設置。  同年六月一日には地底層宮に適応した者を攻略士として採用する募集が始まる。  政府が用意した破格の待遇に、一攫千金を夢見て連日五万人にも及ぶ応募者が殺到するも適応する者は極めて少なかった。  約五千人に一人という狭き門をくぐり攻略士となった者たちは大金と名誉を手にするため、地底層宮という果ての知れないダンジョンの攻略を始める――閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2025-07-14 23:58創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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