霊和怪異譚 野花と野薔薇
連載中最近更新:第八十七話「夢ヶ島」2025年11月29日 00:00
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あらすじ
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その“語り”が始まったとき、世界に異変が芽吹く。 静かな町、ふとした日常、どこにでもあるはずの風景に咲きはじめる、奇妙な花々――。 『霊和怪異譚 野花と野薔薇』は、不思議な力を持つ語り部・八木楓と鐘技友紀以下彼女達が語る怪異を描く、短編連作形式の怪異譚シリーズ。 一話ごとに異なる舞台、異なる登場人物、異なる恐怖。それでも、語りが始まるたび、必ず“何か”が咲く――。 語られる怪談はただの物語ではない。 それを「聞いた者」に忍び寄る異変、染みわたる不安。 やがて読者自身の身にも、“あの花”が咲くかもしれない。 日常にひっそりと紛れ込む、静かで妖しいホラー。 あなたも一席、語りを聞いてみませんか? 閉じる
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創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-11-29 00:00ネオ・デビューネオ・デビュー2025-08-02 22:43作者のひとりごと作者のひとりごと2025-08-02 22:43
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霊和幻異譚 星羽根と黒牙
霊和幻異譚 星羽根と黒牙――あらすじ――** 石山県――かつて“野花と野薔薇”の怪異騒動が語り継がれた土地。 その市営野花裏山公園に、ある日突然、青白く揺らめく異世界ゲートが出現した。 石山県庁は「石山歪曲現象」と名づけ一時期封鎖したが、周辺では影が逆さに動く、見えない羽音が聞こえるなど、説明のつかない怪異が連続して発生する。そして石山県庁は調査派遣してそこで異界國ヤルナスの住人と国交結び交流を図ること約8年経過した頃ーー黒須高校のオカルト研究同好会に所属する高校生―― 天真爛漫な少女 星羽根(ほしばね) と、寡黙で鋭い勘を持つ少年 黒牙(くろきば)。 ふたりはゲートの出現以来、夜の校舎や田舎町周辺で囁かれる奇妙な噂を集め始める。 それはもはや怪異談ではなく、異界が現実に干渉している証拠だった。 ◆ 異界の住人と同じ形の影を引きずる少女 ◆ 天井を這う何かの羽ばたき音 ◆ ゲートから漏れ出した黒い牙のような霊獣の目撃談 ◆ 星の粉のような光をまとう失踪事件 彼らが語り合う“異界談”は、次第にただの怖い話では済まされなくなり、 話した怪異談が そのまま現実に出現するという因果が浮上する。 やがて、星羽根と黒牙自身にも、怪異の影が忍び寄る。 ふたりは気づく。 ――前作“野花と野薔薇”で起きた怪異は、すべてこのゲートからの前兆だった。 そしてゲートの向こうから、ふたつの名を持つ存在がこちらを見ている。 「物語を語る者が、次の怪異を呼び出すのだよ」 星羽根と黒牙は、語れば現れ、黙れば近づくこの“異界談”の呪いを解き、 石山県に広がる幻異の真相に迫るが―― 最も恐ろしい怪異は、まだ物語の外側で息を潜めていた。
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