霊和怪異譚 野花と野薔薇ZERO
連載中最近更新:第49話「空手joker」2025年11月29日 00:00
370人気314.4万字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
過去と未来──二つの時空を舞台に、奇妙で不気味な花が咲き乱れる街。 語り部である彼女たちは、過去の記憶と未来の予感に導かれながら、さまざまな怪異と出会う。 幽かに聞こえる声、背筋を凍らせる光景、そして土の匂いと共に現れる得体の知れない存在。 それは、ただ見守るだけの花か──それとも、彼女たちの運命を咲かせる花か。 本編『野花と野薔薇』の世界をより深く知るための、導入編。 読者はこのZEROで、奇怪な世界の扉をそっと開くことになる。 表紙は生成AIです ネオページとアルファポリス同時公開しております 閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-11-29 00:00ネオ・デビューネオ・デビュー2025-08-24 00:00作者のひとりごと作者のひとりごと
コミュニティ (0)
目次 (105)
しおり
つけとレビュー
ホラー小説書いてます。 じわじわとゾクリとする話を書けたらな閉じる
フォロー
他の作品
霊和幻異譚 星羽根と黒牙
霊和幻異譚 星羽根と黒牙――あらすじ――** 石山県――かつて“野花と野薔薇”の怪異騒動が語り継がれた土地。 その市営野花裏山公園に、ある日突然、青白く揺らめく異世界ゲートが出現した。 石山県庁は「石山歪曲現象」と名づけ一時期封鎖したが、周辺では影が逆さに動く、見えない羽音が聞こえるなど、説明のつかない怪異が連続して発生する。そして石山県庁は調査派遣してそこで異界國ヤルナスの住人と国交結び交流を図ること約8年経過した頃ーー黒須高校のオカルト研究同好会に所属する高校生―― 天真爛漫な少女 星羽根(ほしばね) と、寡黙で鋭い勘を持つ少年 黒牙(くろきば)。 ふたりはゲートの出現以来、夜の校舎や田舎町周辺で囁かれる奇妙な噂を集め始める。 それはもはや怪異談ではなく、異界が現実に干渉している証拠だった。 ◆ 異界の住人と同じ形の影を引きずる少女 ◆ 天井を這う何かの羽ばたき音 ◆ ゲートから漏れ出した黒い牙のような霊獣の目撃談 ◆ 星の粉のような光をまとう失踪事件 彼らが語り合う“異界談”は、次第にただの怖い話では済まされなくなり、 話した怪異談が そのまま現実に出現するという因果が浮上する。 やがて、星羽根と黒牙自身にも、怪異の影が忍び寄る。 ふたりは気づく。 ――前作“野花と野薔薇”で起きた怪異は、すべてこのゲートからの前兆だった。 そしてゲートの向こうから、ふたつの名を持つ存在がこちらを見ている。 「物語を語る者が、次の怪異を呼び出すのだよ」 星羽根と黒牙は、語れば現れ、黙れば近づくこの“異界談”の呪いを解き、 石山県に広がる幻異の真相に迫るが―― 最も恐ろしい怪異は、まだ物語の外側で息を潜めていた。
ファンリスト