三年間愛していたセフレの彼が好きなのは私の親友だった
完結済最近更新:第25話 明日への真実2025年11月12日 13:11
540人気05.6万字
最初から読むブックマーク応援する
あらすじ
詳細
フリーの翻訳者・一色碧は、大学時代から密かに想いを寄せていた男――院瀬見竜也と、三年間身体だけの関係を続けていた。 彼の生活を陰で支える、都合のいい女。 けれど、竜也の心の奥にはいつも――碧の親友であり、彼の初恋の人、有栖紗英がいた。 紗英が結婚に失敗し、海外から帰国したとき。 竜也は碧に、静かに告げた。 「やっぱり、俺は彼女を愛しているんだ」 すべてを悟り、身を引こうと決めた碧。 だがその矢先、運命の悪戯のように――彼の子を身ごもっていることを知る。 「ただのセフレ」 そう、思っていたはずだった。 碧が姿を消したあと、竜也の世界は音を立てて崩れ落ちる。 彼女の残した日記と妊娠診断書を握りしめ、狂おしいほどに探し続ける竜也。 けれど、再会の果てに彼を待っていたのは、氷のように冷たい拒絶の言葉だった。 「この子は、あなたには関係ない」 傲慢だった社長は、地に這い、涙を流して懇願するしかなかった。 ――“愛”に気づいたその日が、あまりにも遅すぎたことを知りながら。閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
創意工夫ありし者創意工夫ありし者2025-11-12 13:11ネオ・デビューネオ・デビュー2025-11-12 13:05作者のひとりごと作者のひとりごと
コミュニティ (0)
目次 (25)
しおり
つけとレビュー
フォロー
他の作品
ファンリスト