見えない閾値 ─ 僕の存在は毒だから ─
連載中最近更新:#1 通告2026年06月03日 14:13
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あらすじ
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神崎暁は研究施設で十八年間を過ごした。素手で人に触れてはならない。それだけが暁に与えられたルールだった。 手袋をはめた両手。窓のない部屋。感情の名前を知らないまま、暁は東京大学に入学する。 講義室でいつも同じ席に座る暁の隣に、桐生誠が座った。物理学科の三年生。穏やかな顔をしているのに、目だけが時々鋭い。 撫でられると思考が止まる。わらび餅を食べると肩の力が抜ける。カルアミルクを三杯飲むと世界が溶ける。暁の定数だった日常に、桐生という変数が増えていく。 けれど暁は知っている。自分の素手は毒であることを。触れた時間の分だけ、桐生を壊していることを。 触れたい。触れてはいけない。その閾値を、暁はまだ知らない。閉じる
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ネオ・デビューネオ・デビュー2026-06-03 14:13創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
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