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元彼の七度目の婚前パーティーが終わる前に、私は彼の兄との婚姻届を提出していました
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元彼の七度目の婚前パーティーが終わる前に、私は彼の兄との婚姻届を提出していました
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結婚生活
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最近更新:第10話 彼らが慣れるべきこと
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2026年08月18日 16:47
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あらすじ
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藤原祐里恵は、真賀田明郎を五年間待ち続けた。 二十歳の彼が言った。 「卒業したら結婚しよう」 その言葉を信じて、二十五歳になった今も―― 彼はまだ言った。 「もう少し待ってほしい」 祐里恵は、彼のためにすべてを支えてきた。 家族からの重圧も、結婚の準備も、すべて一人で背負った。 けれど明郎がしていたことは―― 夜の街で別の女性を抱き寄せ、キスをすること。 婚前旅行で、別の女と手を繋ぐこと。 そして、彼女が別れを告げても、 「ただの気まぐれだろ」 そう決めつけることだった。 それどころか、最後にはこう言った。 「俺の兄さんに説得してもらえば、考え直すだろ」 祐里恵は泣かなかった。 彼を責めることもしなかった。 ただ、五年間の思い出を消し、彼の部屋の予備鍵を返した。 そして、その夜。 彼女の家の扉を叩いた一人の男がいた。 手には、塩豆大福の箱。 「もし、結婚を取り消す気がないのなら――相手を変えるという選択肢も考えてほしい」 その男は、真賀田明郎の兄だった。 十五年間、彼女を想い続けながら。 彼女の幸せを壊さないよう、ただ遠くから見守ってきた人。 祐里恵が婚姻届に名前を書いた日。 元恋人は軽井沢で、焚き火を囲みながら別の女性と踊っていた。 その頃―― 彼女の新しい夫は、赤く潤んだ瞳で、 人生のすべてをかけて書き続けてきた段取帖に、 彼女の名前を書き込んでいた。
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