あらすじ
詳細
祖父から受け継いだ文具店を守るため、五年間、身を粉にして働いてきた丸三桜、二十七歳。 赤字だった店を立て直し、いつか自分が経営者となって、祖父と夢見た「誰もが笑顔になれる店」を作る。それが桜の願いだった。 ところがある日、母親から突然、店の経営を妹とその婚約者に任せると告げられる。 五年間の努力も、祖父との約束も、あっけなく踏みにじられた。 居場所を失い、雨の中をさまよう桜。そんな彼女に手を差し伸べたのは、昼間に偶然出会った青年・呉林照だった。 実は照は、若くして上場企業を率いる二十七歳の敏腕社長。 合理主義で家事が苦手な照から、住み込み家政婦として働かないかと提案された桜は、再出発のためにその申し出を受け入れる。 価値観も生活スタイルも正反対の二人。けれど、一緒に暮らすうちに、照は桜の能力や優しさを認め、桜もまた、不器用ながら自分を尊重してくれる照に心を開いていく。 そんなある日、照に頼まれて大企業の社長一家との会食に同行した桜は、突然とんでもない言葉を聞かされる。 「私には婚約者がいるからです」 しかも、その婚約者とは――桜自身のことだった! 突然始まった偽りの婚約関係。 これは仕事のはず。それなのに、照が向ける優しさや甘い言葉に、桜の心は少しずつ揺れ動いていく。 一方、照には桜に明かしていない過去があって……。 家も仕事も失ったヒロインが、自分の夢と居場所、そして本当の幸せを取り戻していく、契約関係から始まる人生逆転ラブストーリー。閉じる
応援チケット
作品アチーブメント
ネオ・デビューネオ・デビュー2026-10-19 11:25創意工夫ありし者創意工夫ありし者作者のひとりごと作者のひとりごと
コミュニティ (0)
目次 (1)
しおり
つけとレビュー
フォロー
他の作品
恋じゃないふりをして
恋じゃないふりをして 双葉ひよりは、目立たず平穏な高校生活を送りたい高校一年生。  愛嬌があって人気者の双子の妹・あかりと比べられ続け、欲しいものはどうせ手に入らないと、何かを期待することを諦めていた。 そんなひよりが入学早々、学校一の人気者・鵜野森隼人から突然告白される。  イケメンで、誰にでも優しく、いつも爽やかな笑顔。女子たちから〝王子〟と呼ばれる彼が、どうして私を? 「どうせドッキリか罰ゲームでしょ」 ところが、ひよりが告白を一蹴した途端、隼人の王子スマイルが消えた。 「やっぱおまえにして正解。俺の彼女のふり、してほしい」 爽やか王子の正体は、毒舌で面倒くさがりで、ちょっと意地悪。  ある理由から「自分を絶対に好きにならない彼女」が欲しいという隼人に、ひよりはある条件を突きつける。 「じゃあ、民俗学研究部の部員になって」 廃部になってしまった、大好きな民俗学研究部を復活させたい。  その願いを隼人が受け入れ、二人の偽恋人生活が始まった。  だけど、一緒に過ごすうちに見えてきたのは、噂とも〝王子〟とも違う隼人の素顔。  隼人もまた、〝地味でひとりが好きな変わった子〟と思われているひよりの、本当の姿を知っていく。 「俺のこと、好きにならないで」  そう約束したはずなのに。  恋人のふりをするほど、知らなかった君が見えてくる――。  これは、恋じゃない。……まだ。
ファンリスト