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第38話 異様に眠かった学生時代

こんばんは。

また、週末時間がありましたので、

統合失調症エッセイを書きに来ました。

前回漢方の話をちらっとしましたが、

更年期障害対策の漢方を、

当帰芍薬散から加味逍遥散に変えました。

まだ当帰芍薬散が残っていますので、

これを飲みきったら切り替える予定です。

加味逍遙散の方が、更年期障害対策としては適切であると、

かかりつけの町医者のお医者様が言ってました。

当帰芍薬散は産婦人科で出してもらった漢方薬でした。

しばらく産婦人科に通って当帰芍薬散を出してもらっていましたが、

産婦人科においては、特に診察も必要ないので、

町医者でも処方が大丈夫ということになり、

それからしばらく続けていました。

ただ、更年期障害の症状がちょくちょく出るようになったので、

町医者のお医者様に相談して切り替えることになりました。

漢方はいろいろな症状や体質に対策ができますので、

お医者様に相談して切り替えるのもありなんだなと思いました。

また、メンタルの方にも聞く漢方があると聞きます。

統合失調症エッセイを読まれている方の中には、

メンタルがきついなと思われている方もおられるかもしれません。

毎日が疲れとストレスでおかしくなりそうな方にも、

助けになるようなお薬があるかもしれません。

どうか、心身病んで苦しくなってしまう前に、

よくおやすみになり、場合によってはお医者様にかかられて対策をとられてください。

しんどい思いをされる方は少ない方がいいです。

苦しみは少ない方がいいです。

皆様が心地よく過ごされることを願っております。


さて、今回は、

異様に眠かった学生時代、です。


今思えば何らかの病気だったのかなと思わないでもないのですが、

学生時代はとても眠かったです。

予兆は小学生から出ていて、

小学生の高学年あたりから、

だいたいどんな時でも眠くなっていました。

中学生の子になると学校に行ったらほとんど寝ていましたし、

高校になりますと、体育の授業さえも暇があれば寝ていました。

今思えばさすがにおかしいというレベルです。

夜更かしはしていなかったように思います。

ただただ、毎日が眠いという症状でした。

朝も起きられずに、とにかく眠い。

そんなことが学生時代に続いていました。

とにかく授業という授業はほぼすべて眠っていましたし、

お昼ご飯を食べましたらすぐに寝ていましたし、

成績はとにかく落ちました。

カフェインも効きませんでしたし、

なんだったんだろうなというレベルでした。


他責になってしまいますが、

学校の先生が、学校でこれほど眠っていますので、

少し検査を受けられた方がと、

親に言ってくれたらとか、

なんかそんなことを考えてしまいます。

学生は授業で寝るのが当たり前でしたら、

先生もそんなことを言わないのかもしれませんが、

思い返すとなんだかおかしいなと思うので、

学校のことを伝えていてくれたらと、そんな他責をしてしまいます。


成長期は、とにかく成長するために眠くなると、

うろ覚えですが聞いたことがあります。

学生時代というのは身体の成長期にあたります。

眠くなるのはよくあることなのかもしれません。

もしかしたら、私が眠っている間に、

他にも学生が眠っていて、

よくあることだったのかもしれません。

眠っていたのでよくわからなかっただけかもしれません。

個人差があるのかもしれません。

私の場合は度を越していたように思うのですが、

学生ではよくあることだったのかもしれません。

今更学生時代のことを誰かに聞くこともできませんので、

実際のところどうだったのかはわかりません。


学校で少し意識がある時、

何かしらの本を読んでいました。

漢和辞典を読んでいることもありましたし、

小説を読むこともありました。

意識が続けば、図書室に行くこともありました。

教科書も授業でないときに読んで、

資料集なども読みました。

ただ、意識が続かないので、

授業になってしまうと全くダメでした。

テストなんかは悲惨なものでした。

テスト中に意識が保てませんでした。

授業を眠って過ごしていましたので、

テストが何を問いかけているのかわかりませんでした。

特に数学系は惨憺たるものでした。

そんな中、意識がある時に読んでいた本などで得た知識で、

高校の時の倫理だけは高得点が出せました。

もしかしたら、興味と集中を上手く使えば、

眠気を越えられたのかもしれません。

今となってはたらればというものです。


学生時代は、すべてが夢の中にあるような時代でした。

眠っている時間があまりにも長すぎたということもありましたが、

このまま過ごしていっても何とかなるという、

甘い夢を見ていられる時代でした。

将来の不安もなく、なんとかしなくてはいけない事柄もなく、

夢を見ていられる時代でした。

その時代に眠る以外にしていたことが、

読書を少しでしたので、

なんとなく、言葉に関してアレルギーが少なく成長したように思います。

眠ることも必要だったのかもしれませんが、

学生時代に触れた貴重な経験が、

こうして何かを執筆する私を作っているのかもしれません。

執筆することで、私は自分の内側にある言葉を外に出せます。

これは、統合失調症の症状が出始めてから、

脳の中が言葉の洪水を起こす前にしなければいけないことになりました。

言葉を書くことに抵抗がないということは、

それだけ言葉を外に出せるということになり、

脳の中の言葉の洪水をちゃんと鎮められるということです。

言葉にアレルギーがない土台ができていたことで、

今、統合失調症になってからも、

なんとか脳内の言葉のバランスを取れるようになってきています。

脳内に言葉が氾濫しないでくれていると、

メンタルも安定してきます。

パニックにもなりませんので、

いろいろな方に迷惑をかけることが少ないように思います。


学生時代に、眠らずにいろいろなことに触れていればと、

思わないでもないです。

ただ、眠れる青春を送ったことも、

私の過ごし方であったし、今更戻ることはできません。

もっと何々していればと、

考えてしまっても仕方ないことです。

ただ、あの時こうしていればと、もしもを考えるのも、

やっぱり止められないことなのだろうなと思います。

もしもを考えたら、

それを執筆に昇華させようと思っています。

執筆の中では、どんなもしもも言葉になります。

かなえられなかったことも、想像しただけのことも、

どんな理想だって執筆で言葉にできます。

たくさんの、もしもを持っていたら、

執筆の世界は無限に広がるのかもしれません。

あるいは、今持っているたくさんのもしもは、

学生時代にかなえられなかった夢なのかもしれません。

学生時代に眠って夢を見て、

今もまだ夢を見ているのかもしれません。

執筆をするものは、夢を見ていた方がいいのかもしれません。

たくさんの夢が言葉になって、

物語の世界は広がります。

私の見ている夢が、言葉になって、物語になって誰かに届く。

誰かに届く夢を書けるのは、

学生時代にできなかったことです。

学生時代に眠り続けて甘い夢を見ていましたが、

今はなんとなく善人ばかりの甘い物語を書いているように思います。

結局、今も甘い夢を見続けているんですね。


今回は、すごく眠かった学生時代について書きました。

学生時代に触れたものは、他にもありますので、

折を見てエッセイに書ければと思います。

次回も、時間ができましたら、

統合失調症エッセイを書きに来ます。


ではまたいずれ。

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