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第45話 いがくのちからってすげー

こんばんは。

今週も時間ができましたので、

統合失調症エッセイを書きに来ました。


土曜日の深夜に、お酒を飲みながら書いています。

このところめっぽう暑くなって、

暑くなったらこれ、オリオンビールです。

暑いところのビールは夏は特に美味しいです。

本来ならば冷やすのですが、

私はお腹がどうにも弱いので、

常温でいただいています。

身体冷やしすぎると調子を崩してしまうのです。

それでもお酒は飲みたいのです。

オリオンビールと、翠ジンソーダ。

そして最近は、キリンの本搾りライム。

この3本を週末に飲んでいます。

オリオンビールもいいのですが、

暑い時はライムもいいです。

酒はいいなぁ。

とりあえず乳糖不耐症の疑いがあるので、

おつまみにチーズは止めておいて、

最近では生ハムをつまんでお酒を飲んでいます。

暑い時の塩気は正義。

ここに、ゆるいことを挟んでおきますと、

東洋医学とか薬膳におきまして、

麦は身体を冷やす作用があるとされています。

麦から作ったお酒のビールは身体を冷やすとされるわけです。

ビールをさらに冷やしますと、覿面に身体が冷えるわけです。

夏に冷えたビールが悪魔的なのはそんなわけです。

キンキンに冷えてやがるというあれです。

また、麦茶も当然麦ですよね。

あれも身体を冷やす作用が期待できます。

何か食べ物で塩分を取りつつの麦茶は、

暑さでバテ気味のときに効くんじゃないかなと思います。

また、同じ麦から作られたものでも、

ウイスキーは蒸留しているので、熱が入っています。

麦の身体を冷やす作用が、

蒸留されることで身体をあたためるものになっているとか。

ビールで冷えすぎが気になる方は、

ハイボールなんてどうでしょうか。

まぁ、ゆるっとしたお話でした。


さて、今回のエッセイは、

いがくのちからってすげー。です。

このニュアンスは、ポケモンをやったことある方ならば通じると思います。

だいたいポケモンのゲームの最初あたりで、

かがくのちからってすげー。

と話す住人が出てきます。

まぁ、それのもじりで遊んだだけのサブタイトルです。

医学すごいよというお話です。


時々ゆるっと東洋医学のことを書いていますが、

まだまだ素人ですので、

多分間違いもあるし、理解していないことも多いです。

それでも統合失調症において、

何か役立つことはないかなと思って、

本を読んだりして調べているところです。

いわゆる一般的な医学になりますと、

医学を専門に学ばないといけないような気がします。

あくまで気がするのです。

また、本屋で医学系の本のあたりを歩いていますと、

ゆるい知識しかない私でも、

これってどうなのという書籍が医学として並んでいて、

うーんと思ったりします。

でも、どんな知識でも本になるのを止めることはできないと思うんです。

知を止めることは、よくないことです。

極端な例で申し訳ありませんが、

独裁国家が国民に知識を与えないため偏った本を読ませるとか、

あるいは、独裁国家でなくても、偏った主義主張のために、

特定の本が発禁になるとか、

そんなことは知を止めることなのでよくないと思うのです。

まぁ、そこまでいかないにしても、

特定の知識に圧力をかけるわけにはいかない。

でも、私は首をかしげてしまう。

禁止を求めるわけじゃないんですけど、

首をかしげることはあります。

このあたりは、本の読み手の受け取り方次第なんですよね。

私の知識も偏っていますので、

誰かからは首を傾げられるんだろうなと思います。


私の知識としまして、浅く漢方薬の知識があります。

本当に浅い程度です。

時々かかりつけの町のお医者様に、

この漢方薬を出してくださいと言って、

処方箋を書いてもらって漢方薬を出していただいています。

漢方薬の本を読んで、

これかもしれないと思って出してもらう程度です。

町のお医者様も別段なんとも言わず、

それでは出しておきましょうかと言って出してもらっていました。

そうして毎月漢方薬を出してもらっていて、

つい最近、私は夏風邪の引きはじめが出ました。

このカンカン照りのお日様の下に出ますと、

寒気がするようになって、

これはまずいと思いました。

寒気を感じた翌日の朝、

体温計は37度を指しました。

微熱程度といえばそうかもしれません。

寒気は引き続きありました。

軽い咳、少しの鼻水、風邪の諸症状のはじまりです。

会社にお休みを伝えて、

町のお医者様にかかりました。

お医者様は、いわゆる一般的なお薬とともに、

葛根湯を出してくれました。

葛根湯は風邪の引き始めにいいらしいけれど、

その見極めが難しいと聞いたことがあります。

少しでもこじらせてしまったあとですと、

葛根湯は効かないと聞いたことがあります。

町のお医者様は葛根湯を処方して、

このままこじらせると咳がひと月ほど続くかもしれないので、

しっかり養生するようにと言われました。

私はとにかくお医者様から処方されたお薬とともに、

葛根湯もしっかり飲みました。

結果として、瞬く間に風邪の引き始めが治りました。

町のお医者様はしっかり見極められていたということです。

改めてすごいなと思いました。


統合失調症のお薬も、

何年かに一度くらい新しいものが出ていると聞きます。

私の場合はシクレストというお薬が合っているので、

このお薬が出てくれてうれしかったなと思います。

このお薬になる前は、

かなりの過食になるお薬が出ていて、

どんどん太っていった怖かった覚えがありました。

それより前になりますと、

効いているのかいないのかわからなかった覚えがあります。

かなり前のことですので、

お薬の選択肢がなかったのか、

あるいは、統合失調症の私が、

今自分がどう感じていればお薬が効いているのだと伝えられるのか、

お薬が効くと私の症状はどうなるのか、

そのあたりの感覚や知識が少なかったのかもしれません。

統合失調症になってかなりの年月が経過しました。

今は比較的心身共に安定していて、

お薬ってすごいなと思うのです。


お医者様は、持てる知識で患者の私たちを癒そうとしてくださいます。

知識を正しく使っているのだと感じています。

私が書店で首をかしげるような本の知識も、

それが真実だと書いている誰かの知識であると思うのです。

ある程度売り上げは関係するでしょうから、

手に取って読ませたいような見出しをつけることもあるでしょう。

びっくりするような言葉が表紙にあるかもしれません。

それでも、知識としてそれを書きたいと思った誰かがいるのです。

それを止めることはできません。

統合失調症という、脳がポンコツになる病気になって、

お医者様に定期的にかかることになって、

かかるたびに、医学はすごいものだなと思うのです。

また、お医者様の持てる医学の他にも、

自分である程度調べられる医学もあって、

このあたりは私は東洋医学や栄養学などを読んでいますが、

それらの知識も手に入れられるって素敵だなと思うのです。

知識を得ることを止めるものがないということは、

とても素敵だなと思います。

お医者様たちの医学によって、

私はこうして執筆を続けることができます。

文章はあいかわらずまとまりがありませんが、

とにかく生きることができます。

生きていれば何かが書けます。

私は何かを書かずにいられない人間です。

書くことは私の生きた証でもあります。

私がこうして何かを書くことによって、

読んだ誰かが何かを感じてくれれば、

私が生きた意味はあるのでしょうし、

お医者様が私を生かしてくれたことも、徒労ではないのだと胸を張れます。

私は医学の力無しではここまで回復できませんでした。

いがくのちからってすげー、なのです。


また、時間がありましたら、

統合失調症エッセイを書きに来ます。


ではまたいずれ。

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