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第100話

きりがいいのなら

休みをとろう


疲れてへばってしまう前に


きりのいいとこで

区切りにしよう


きりがいいのか

いまいち不明で

なんとなくだらだらしそうなとき

このまま だらけてしまうならば


無意味を積んで無意識の扉の前まで運ぶ

差し入れを持ってきた

旬の野菜たっぷり

よく振って混ぜたドレッシング

味がわかるなら

まだ大丈夫


きりがどうとか

考えなかった

自然になんとかなっていたから


いまでは不自然だらけなんだけど

たぶん

わかる

少しまだ眠い

いちばん無意識に近い状況

わかる

見える


さあ

いまだよ

そのまま

まっすぐ


止まらなくちゃ

曲がりなさい

いつもの声が

流れて消える


戻らず進もう

サボりを決めたら

前向きに


それじゃあ

登ろうか

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