しかし、襲い掛かる破片の数は膨大である。その数の暴力の前にシールドは無力だった。展開されるそばから、シールドは破片の猛攻によって次々と砕かれていく。ガラスが割れていくかのような
ついに防御の
巨体がクルクルと宙を舞い、隕石のように地面に激しく墜落していった――――。
かつての輝きを失った彼女の姿に、俺は言いようのない悲しみを覚える。どれほどの苦痛を味わったのだろうか。そして、彼女もまた、この戦いの犠牲者なのではないか?
しかし、それでもレヴィアの攻撃は止まらない――――。
容赦のないさらなる破片の
レヴィアは上空から真龍の巨大な瞳で鋭い眼光を放ちながら戦況を見極めていた。
「
轟くような声と共に、レヴィアの口から強烈な粒子砲が放たれた。鮮烈なビームは、まるで空間を切り裂く
壮絶な大爆発が巻き起こる――――。
それは先ほどの大爆発をはるかに超える規模で、世界の
「ぐはぁ!」「ひぃぃぃ!」
ドロシーを抱き締める俺。彼女の体の震えが伝わってくる。
「大丈夫だ、必ず助かる」
そう言いながら、俺自身も恐怖に震えていた。
爆発の轟音が遠ざかり、静寂が訪れる。果たして、この戦いの結末は……?
「ふぅ……、とんでもない戦いだよ……」
俺は息を潜め、地上の様子を