幼い頃から名声高かった王羲之さん、
官途について以降もべた褒めされている。
たとえば、
「王羲之? あぁ、サイコーだね!
天下一品な自信あるよ俺!」
「ほんとにもうあの見る目の高さ、
あの高貴な振る舞いと来たら!」
べた惚れですやん。
「
特に見るべき三人の青年がいる。
王羲之、
また世間の評では、
王羲之は以下のように言われている。
「空に浮かぶ雲のように飄然としている。
一方では、その毅然たること、
さながら飛び立たんとする龍のようだ」
殷中軍道王右軍云:「逸少清貴人。吾於之甚至,一時無所後。」
殷中軍は王右軍を道いて云えらく:「逸少は清貴なる人なり。吾れ之に於いて甚だ至らば、一なる時にても後るる所無し」と。
(賞譽80)
殷中軍道右軍:「清鑒貴要。」
殷中軍は右軍を道えらく:「清鑒にして貴要なり」と。
(賞譽100)
阮光祿云:「王家有三年少:右軍、安期、長豫。」
阮光祿は云えらく:「王家に三なる年少有り。右軍、安期、長豫」と
(賞譽96)
時人目王右軍:「飄如遊雲,矯若驚龍。」
時の人は王右軍を目すらく:「飄として遊雲が如し、矯として驚龍が若し」と。
(容止30)
王悦
王応