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第12章 九頭竜八雲のハーレムな夏休み

第210話 これまでの登場人物紹介

こちらは本編ではなく、現在までの登場人物をまとめました。


主人公

●九頭竜 八雲 (くずりゅう・やくも)


異世界転移者

年齢18歳

性別  男

身長  176cm

髪   黒髪 前髪やや長め

瞳   黒

一人称 俺

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒刀=夜叉

黒小太刀=羅刹


黒瞳・黒髪でやや前髪が長い。中学2年の時に両親を事故で亡くすも、祖父母に引き取られて高校に行く。

性格は半分真面目で半分不真面目といった性格で評価も様々だが、基本的には優しいと評価されることが多い。

高校1年の際に祖母が他界、高校卒業前に祖父も病気でこの世を去り、家庭環境は傍目には厳しい境遇。

しかし本人は両親を喪ってから養ってくれた祖父母に対して感謝こそすれ、悲しみに暮れるのは間違いだと達観した意識を持つ。

祖父の開いていた剣道場で、家に伝わる古武術を祖父から学んでいた最後の弟子だった。

高校で彼女は作らなかったが、下駄箱にラブレターが度々届く程度にはモテていた。

実はノワールよりも以前、日本にいた際に女性経験がある……同い年の幼馴染と高校3年の時、ほぼ毎日何度も行為を行っていた。

ティーグル皇国アークイラ城にて黒神龍と共に御子と認められ、アークイラ城には御子生誕の証し『龍旗』が掲げられた。

エレファン獣王国に不穏な空気を感じてティーグル王宮からの依頼という形で調査に向かうも、そこで邂逅してイェンリンの手によって一度命を失う。

そこで冥聖神の仕掛けた『複製』の加護で復活し、『終末』の発動でイェンリンにダメージを与える。

『災禍戦争』の際に大量虐殺を行ったことを後悔しつつ、これからは共和国となったシュヴァルツ皇国の未来を良くすることを念頭に、街道の整備や警備府の建設など、治安の維持・向上や農業の発展、新たな食文化など国力の増強を図っている。

戴冠式のために来訪したフォック聖法国の聖法王の孫娘ユリエルが実は自分と同じ日本から来た転生者であること知り、そこから共に過ごすことで、聖法王に妻として迎えたいと伝え承諾してもらった。

大陸歴1010年6月14日シュヴァルツ皇国初代皇帝となる。

その後も魔神を討伐したり、ヴァーミリオンに留学したりと冒険譚にはあとを絶たない生活を送っている。




ヒロイン

●ノワール=ミッドナイト・ドラゴン


黒神龍

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  168cm

髪   黒髪 ストレートロング

瞳   黒

一人称 我われ

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒大太刀=因陀羅


黒瞳・黒髪の美女。

長い艶のある黒髪に吸い込まれそうな黒い瞳、色気を漂わせるプロポーションをもち、肌は褐色の肌をしている。

人と違う点として耳が少し尖っており、見た目はダークエルフのような姿をしている。

普段はワンピースタイプの水着のような服に腰には左右と後ろを覆うように透けているレースのスカートが付いている。

フロンテ大陸の西方地域オーヴェストを縄張りとする黒神龍ミッドナイト・ドラゴンから生まれた分身体であり人間体。

性格は明るく豪胆な面とベッドの中の可愛らしさと敏感さが八雲にとってギャップ萌えを感じさせている。

黒い大太刀の因陀羅を八雲から貰い、その業物振りに感動している。Level.100になった八雲の伴侶となり、外の世界用に八雲と同じコートなど衣装を整え、次の舞台、フロンテ大陸に八雲と降り立つ。

現在のお気に入りの恰好は、上はノースリーブの黒いブラウスに、首には白いネクタイを締め、下は黒の生地に赤いチェックラインの入った短いプリーツスカートを履いて、足には黒のニーソックス、そして上着には女性用の黒い生地に黄金の刺繍が鏤められた八雲と同じコートがお気に入り。

アークイラ城に登城して本体の姿になり国王始め国の重鎮に黒神龍の御子生誕を告げる。

その後も八雲の様々な冒険に付き合っていく。

エルフの娘達を領地に引き取り、その中でもシェーナ、レピス、トロワ、ルクティアの幼女達にメロメロな生活を送っている。




【龍の牙ドラゴン・ファング】


ノワールの生え変わった牙を依り代として生まれたメイド達。


序列01~12位までを龍牙騎士ドラゴン・ファング・ナイトと称する。


右の牙ライト・ファング左の牙レフト・ファングという、生えていた位置の左右で所属がある。

右の牙ライト・ファングは主に城内の内務を取り仕切るメイド達。左の牙レフト・ファングは外務をこなすメイド達。



●アリエス


右の牙 序列01位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  160cm

髪   銀髪 後ろに纏め左右に一房ずつ垂らす

瞳   蒼

一人称 私

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ

黒脇差=金剛


ノワールの城のメイド長にして黒神龍の牙を依り代にして生まれた龍の牙(ドラゴン・ファング)という存在で戦闘力も普通の人間よりも遥かに高い。

普段はメイド服を纏い、長い銀髪を後ろに纏めて両方のこめかみから一房ずつ髪を垂らしている。

普段は冷静沈着なメイド達の長だが、意外と惚けた性格をしており、ノワールに絶対の忠誠と同じく、揶揄かう様な態度が垣間見える。

ノワールと八雲のことを絶対の忠誠対象として、八雲に抱かれることになったとしても至上の喜びと考えており、八雲の囁き攻撃を受けると普段の真面目な表情が崩れる。

メイド部隊『龍の牙ドラゴン・ファング』の序列01位。

『龍の牙』は『右の牙』、『左の牙』と依り代にした牙のあった位置で左右に分けられ、『右の牙』は主にノワールの身の回りの世話を行う内務型。

『左の牙』は黒神龍の胎外に出ての情報収集活動、文化文明の調査まで熟す。

八雲に手解きを受けて「九頭竜昂明流くずりゅうこうめいりゅう・八雲式抜刀術―――『咆哮閃ほうこうせん』」を体得する。




●サジテール


左の牙 序列02位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  160cm

髪   金 肩より少し短め

瞳   蒼

一人称 俺

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ

黒弓=暗影


バルバール迷宮の第三階層で八雲が邂逅した龍の牙ドラゴン・ファングの序列02位で左の牙レフト・ファングの統括者。

髪の色以外はアリエスと双子のようにそっくりな容姿ではあるが、言葉使いや態度は男っぽい性格。

自称男嫌いをうたってはいるが、実はかなり初心な性格で性的な内容には過剰に反応する。

実力はアリエスとほぼ同格であり、アリエスと同じく黒神龍の一番大きな牙から生まれた。

左右の牙でいうとアリエスと対になる大きさの牙から生まれ、また一番初めにアリエスと同時に造られた存在。

クレーブスの依頼でレオパール魔導国に行っていたが、そこで三導師のひとり、ルドナの暴挙を止めるためレオパール東部の村に向かったが一足遅く、攫われそうになっていた二十四人のエルフの娘達を助け出し、匿うためにバルバール迷宮の第三階層にある安全地帯に隠れていた。

八雲と出会ってからはエルフの娘達と共に黒龍城へと帰還し、出奔していた罰としてノワールより八雲の補佐を命じられている。

姉妹とも言えるアリエスが苦手で、何かと口煩いアリエスには逆らえない。

八雲に手解きを受けて「九頭竜昂明流くずりゅうこうめいりゅう・八雲式弓術―――『雷帝矢らいていし』」を体得する。




●クレーブス


右の牙 序列03位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  170cm

髪   黒髪 長髪

瞳   緑

一人称 私

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒細剣=飛影


ストレートの腰にかかるくらい長い黒髪に、切れ長の緑色の瞳とその瞳を飾る眼鏡をかけている美女。

メイド服のエプロンの代わりに白衣を纏い、それに対照的な褐色の肌が余計に色気を増している。

龍の牙の中でも随一の魔法・魔術に長けた存在で、世界の情勢・知識にも精通している。

八雲の世界の文明や神話に興味を持つと同時に、八雲が造る物にもかなりの興味を魅かれている。

ヴァーミリオンへ八雲の留学に同行して、バビロン空中学園の高等部教師となるが、八雲の推奨する『女教師』の衣装がかなりのきわどさで、高等部男子からは注目の的になっている。




●シュティーア


左の牙 序列04位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  171cm

髪   赤髪 ポニーテール

瞳   赤

一人称 アタイ

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒戦鎚=雷神


メイド服を着ているが、腰には三本のベルトが巻き付いていて、それぞれにハンマーなどの工具を刺している。

手には分厚い革製の手袋、頭にはホワイトブリムにゴーグルを上にずらして乗せている。

赤い瞳に赤い髪をポニテ―ルに纏めて、身長はノワールより少し高めの美女。

ノワールには敬意を払って話をするが、八雲にはきさくな友達感覚の喋り方をする。

そんな喋り方はしているが、乙女な面を持っていて八雲には鍛冶師としての憧れと、乙女としての恋心が内包していて、赤面することも。




●フィッツェ


右の牙 序列05位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  165cm

髪   紫 軽いウェーブのロング

瞳   茶

一人称 わたくし

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒鞭=雷公


ノワールとそれほど変わらない身長。

胸だけは今まで八雲が人生で会ったどの女性よりも大きいという、爆乳を揺らせる紫色のウェーブ掛かったロングヘア―。

アクア―リオと同じくお姉さん的な雰囲気で丁寧なしゃべり口調。

アクア―リオと共に厨房を任されていて仲がよく、実は酒好きで酔うとエロさが増す特技をもつ。

得意なものはデザートで食べた人(主に女性)を魅了する美味しさ。

最近ではエアスト公爵家のアンヌにその腕を買われて、首都アードラーで店を出さないかとスカウトされて弱っている。

ヴァーミリオンの留学にも同行し、台所を預かっている。




●スコーピオ


左の牙 序列06位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  170cm

髪   金

瞳   右:金 左:赤

一人称 俺

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ

黒短剣=奈落


歳は八雲と同じくらいでヒールの為か身長は八雲とほぼ変わらず、長いブロンドの癖毛で、右目には黒い眼帯を付け、左目は赤い瞳、顔は無表情であるが肌は白く美人で、アリエス達と同じメイド服ではあるのだが、下はジェーヴァと同じミニスカートに深いスリットまで入っており、黒いニーソックスとガーターベルトが妙に艶めかしい……いやキャバ嬢?厨二?というド派手な痛い雰囲気を醸し出したキャラ。




●アクア―リオ


左の牙 序列07位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  155cm

髪   蒼髪 後ろに纏めている

瞳   黒

一人称 わたくし

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ

黒包丁=肉斬・骨斬


蒼い髪を後ろに纏めている清楚な見た目二十代中ごろの、八雲から見て少しお姉さんくらいの美女。

城の厨房をフィッツェと共に預かる左の牙レフト・ファングの序列07位。

性格は温厚で穏やかでフィッツェと仲が良く酒飲み友達でもあり、酔うとエロさが増すのはフィッツェ同様。胸はフィッツェには負けるが、龍の牙の中では大型サイズを誇る。

最近エアスト公爵家のアンヌに店を出さないかとスカウトされてフィッツェと共に弱っている。




●レオ


右の牙 序列08位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  158cm

髪   亜麻色 セミロング

瞳   茶色

一人称 私

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

漆黒槍=闇雲


ノワールよりも背は低めで、亜麻色の肩くらいまでの髪に大きな茶色い瞳の美少女。

八雲の専属メイドとなるための権利争奪戦に勝利した強者。

性格は明るくお淑やかだが、闇雲を振るう姿は鬼神の如き腕前。

ノワールに八雲の性欲処理の奉仕をすることの許可を得ていて、八雲に自身の全てを捧げることを望んでいる。

ヴァーミリオンに同行してからは八雲の指示でルーズラーの矯正の監督を行っている。




●ジェーヴァ


左の牙 序列09位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  153cm

髪   水色 ポニテ―ル

瞳   緑

一人称 自分

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒籠手=黒鉄


セミロングの水色の髪をポニテ―ルにして緑色の瞳、龍の牙ドラゴン・ファングのメイド服を着ているが、そのスカートはミニスカートでエプロンもミニ、その中にある健康的な太腿には、スパッツのようなものを履いているスポーツ少女みたいなイメージ。




●リブラ


右の牙 序列10位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  161cm

髪   蒼髪 ストレートロング ポニーテ―ル

瞳   黒

一人称 私

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒大剣=黒曜


深い蒼みがかった長髪を後ろでポニーテールに纏めている。

その瞳は黒く切れ長でキツそうな見た目だが、背丈はノワールと変わらない高さで、胸元はレオと同じくらいの立派な身体つき。

口数はレオよりやや少なめの恥ずかしがりだが、楽しい時、喜ぶときは子供のようにはしゃぐ姿が見られる。

レオ同様、八雲の性欲処理の奉仕をノワールに許可してもらっている。

ヴァーミリオンに同行してからは八雲の指示でルーズラーの矯正の監督を行っている。

八雲の手解きを受けて九頭竜昂明流くずりゅうこうめいりゅう・八雲式剣術―――『殻断からたち』を体得した。




●ジェミオス


左の牙 序列11位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  145cm

髪   金髪 ショートカット

瞳   蒼

一人称 私

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒直双剣=日輪


黒神龍の割れてしまった一本の牙をそのままそれぞれ媒体にして生まれた左の牙レフト・ファングの序列11位。

もう半分を媒体に生まれたのがヘミオス。

ノワールの許可で二人で序列11位となっている。

双子の姉という立場で、性格は大人しく金髪のショートカットで人形のように整った可愛らしい顔をしている。

八雲の呼び方は「兄さま」。

双剣が得意で八雲に貰った西洋剣の双剣、日輪を毎日眺めてはニコニコするのが日課。

現在ヴァーミリオンのバビロン空中学園中等部に通っている。




●ヘミオス


左の牙 序列11位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  145cm

髪   銀髪 サイドポニー

瞳   蒼

一人称 僕

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒曲双剣=三日月


黒神龍の割れてしまった一本の牙をそのままそれぞれ媒体にして生まれた左の牙レフト・ファングの序列11位。

もう半分を媒体に生まれたのがジェミオス。

ノワールの許可で二人で序列11位となっている。

双子の妹という立場で、性格は天真爛漫な元気っ子であり銀髪のサイドポニーテールに姉と同じ蒼い瞳、双子である姉とそっくりな顔をしている。

八雲の呼び方は「兄ちゃん」。

双剣が得意で八雲に貰ったカットラス型の双剣、三日月で日々元気に鍛錬をするのが日課。

現在ヴァーミリオンのバビロン空中学園中等部に通っている。




●コゼローク


右の牙 序列12位

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  148cm

髪   桃色 癖毛 ツインテール

瞳   茶

一人称 コゼローク

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒戦斧=毘沙門


ジェミオス・ヘミオスと見た目同じくらいの歳恰好をした、桃色の少し癖毛の長い髪をツインテールにしていて表情は基本無表情。

見た目とは裏腹に戦闘はパワー系の戦闘を得意とし、ノワール・シリーズの中でも特異な戦斧を希望して、その毘沙門を小枝の様に振り回す。

ジェミオス・ヘミオス姉妹とは仲良し三人組でシェーナのお人形遊びの相手もするほど人形好き。

現在ヴァーミリオンのバビロン空中学園中等部に通っている。






【皇国に御子生誕編】より登場


●シャルロット=ヘルツォーク・エアスト


ティーグル皇国 エアスト公爵家 長女

年齢 16歳

性別  女

身長  160cm

髪   金髪  ストレートロング

瞳   緑

一人称 わたくし


金髪の長い髪の美少女。緑の少し垂れて優しそうな瞳に、色白で透き通るような肌、貴族の令嬢だと見ただけでわかる西洋人形のような容姿をしている。

胸はまだ成長途中の将来に期待されるサイズ。

すっかりノワールを姉のように慕って懐いてしまい、ノワールもまた妹のように接しているが、シャルロットが泣きそうになると内心オロオロしてしまうある意味最強。

八雲と婚約し現在はヴァーミリオンのバビロン空中学園特別教室に留学している。




●クリストフ=ヘルツォーク・エアスト


エアスト公爵家 当主

年齢 38歳

性別  男

身長  170cm

髪   金髪  オールバック  口髭

瞳   蒼

一人称 わたし (プライベート パパ)


娘命の公爵家当主。

国王の実弟であり、シャルロットの父。見た目は高そうな貴族然とした衣服に身を包んだ、口髭を整えて清潔感があるものの、中肉中背の男性。妻アンヌの過激なツッコミに耐性がついており、打たれ強い身体を持っている。

しかしその身のこなしから八雲に「喰えないおっさん」と思わせるほどの実力を隠し持っている。




●アンヌ=ヘルツォーク・エアスト


エアスト公爵家 当主夫人

年齢 31歳

性別  女

身長  154cm

髪   金髪  ウェーブロング

瞳   緑

一人称 わたくし


美しいウェーブのかかった金髪で、整った顔立ちと、母親とは思えないほど若々しく姉と言っても通りそうな女性。

その目元もやや垂目気味のシャルロットと同じ優しそうな笑顔だが、夫に対しては容赦なく手に持った木槌で後頭部を殴りつける公爵家最強。

黒龍城で味わったアクア―リオの料理とフィッツェのお菓子に感動し、首都アードラーで店を出そうとふたりを誘っていて、プランはかなりシッカリと筋書きができており、クリストフも口を挟まないほど実はマーケティング能力を持っている。




●ヘンリー=エンリコ


ティーグル皇国 エアスト公爵家 護衛騎士

年齢 36歳

性別  男

身長  180cm

髪   茶

瞳   茶

一人称 公では私 私生活では俺


エアスト家の護衛騎士をしている茶色い髪をして顎鬚を生やした騎士。

シャルロットの護衛中、盗賊団に襲われたところを八雲に救われ、そのLevelが100と聞いて驚きはしたものの、戦闘を見て納得する柔軟さも持ち合わせる男。

八雲は、大柄の背丈にしっかりと鍛錬をしていることがわかる筋肉と、その雰囲気に好感が持てると見た。




●エドワード=オーベン・ティーグル


ティーグル皇国 国王

年齢 42歳

性別  男

身長  172cm

髪   赤

瞳   茶

一人称 儂


赤い髪に口髭を生やした厳格な国王。

初代女王、国母マリアの教えを常に敬い、自身の子供達にもその教えを説いてきた。

王妃は病で他界しており、その後に妻は持たず生涯失った妻を愛し続けると誓っている。

実弟クリストフのことは重臣としても家族としても一番信頼しており、自身に何かあればクリストフに任せると公言しているほど。

その統治は安定しているものの、隣国エレファン獣王国との獣人奴隷問題を抱えている。




●アルフォンス=プロトス・ティーグル


皇国第一王子

年齢 19歳

性別  男

身長  180cm

髪   赤

瞳   茶

一人称 俺


赤い長髪に大柄な体格をした男。

皇国の第一王子であるものの、やや破天荒な面があり公式の席ではエドワードを「父上」と呼び、私事では「親父殿」と呼んでいる。

父のことを誰よりも尊敬し、その国政、軍事、外交に至るまで学ぶことを心掛けている努力家。

剣も近衛騎士団長ラルフに師事し、その剣の腕はラルフをも凌ぐと言われるほど。

兄弟仲はヴァレリア王女とは良好ではあるが、ゲオルクとは衝突する場面が多い。

正室はエレファン獣王国国王の娘。




●ゲオルク=ツヴァイト・ティーグル


皇国第二王子

年齢 18歳

性別  男

身長  170cm

髪   赤

瞳   茶

一人称 私


赤い髪を肩くらいで切りそろえた優男。

事ある毎にアルフォンスと衝突する場面が多く、ノワールと八雲がアークイラ城に登城してきた際には秘蔵の『黒神龍の手枷』を持ち出してふたりに使用するも、本物の黒神龍だったことで破壊され、本体の姿になったノワールの前で国王エドワードに殴り飛ばされた。

その後、ノワールの馬車で王家が交流している際にも、参加せずに恥をかかせた八雲とノワールに対して密かに恨みを抱いている。

現在も自身の領地に蟄居させられている。




●ヴァレリア=テルツォ・ティーグル


皇国第三王女

年齢 17歳

性別  女

身長  158cm

髪   赤

瞳   茶

一人称 わたくし


赤いストレートロングの髪を揺らし、淑やかな笑顔で細まった茶色い瞳を向ける美しい少女。

第三王女であり、普段は王宮の後宮で過ごしている。

ラルフが八雲に敗れ城に戻った際に、八雲の話しを聞いて強い興味を魅かれた。

兄であるふたりの王子とはアルフォンスとは気が合うものの、ゲオルクは苦手意識がある。

玉座の間で黒神龍の本体の姿を見た際には、腰を抜かすほど驚いていたが、恐怖はなかった。

ノワールの馬車をシャルロットと見学する際に、初めて八雲を名前で呼び、意識している。

八雲と婚約し現在はヴァーミリオンのバビロン空中学園特別教室に留学している。




●ラルフ=ロドルフォ


近衛騎士団長

年齢 30歳

性別  男

身長  185cm

髪   茶

瞳   茶

一人称 私

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒斬馬刀=偃月


年齢30歳ほどの屈強な体格で茶色い短髪をした近衛騎士団団長。

クリストフ曰く、質実剛健、実直な男で国王エドワードにも二十代の頃からその修練の様子などから目をかけられていて、地方の下級貴族の次男坊だったが近衛騎士団長にまで登用されたほどの剣士。

黒龍城出現時に近衛騎士団を率いて出兵。

その際に八雲との一騎打ちを申し出、その剣に敗れたものの、八雲の『回復』で一命を取り止めて剣士としての姿に感銘を受けた八雲から黒斬馬刀=偃月を贈られた。

偃月に刻まれた【十年一剣】を自身の指針と定めて、今は偃月を使いこなす修練を行っている。




●マリア=ハイリヒ・ティーグル


ティーグル皇国初代女王

年齢 22歳(黒神龍と盟約時)

性別  女

身長  155cm

髪   赤

瞳   茶

一人称 私


大陸歴20年にフロンテ大陸西部オーヴェストでティーグル皇国を建国した女王。

出生当時は国ではなく豪族が覇権を争っている時代で、その豪族の娘として生まれた。

黒神龍と友となり、そして盟約を交わすことで皇国を建国、そこから首都アードラーを中心に多くの協力者と共に繁栄させる。

国内では国母様と呼ばれていて、敬われている。

盟約の内容は公開されていないが、黒神龍と友としての約束をしており、その内容は「自分の時代よりこれから先の時代、ティーグル皇国の王が、国の民を虐げる存在となったときは、黒神龍の黒き炎でその王を焼き尽くして贖罪させて欲しい……そして、黒神龍が御子を迎え入れた暁にはこの約束を伝え、王家には国と国民の尊厳を護る者となって欲しい」という約束だった。

しかし、ノワールは八雲と結ばれるまで御子を迎えておらず、今世の王家に初めてこの約束が伝えられた。






【獣王国動乱編より登場】


●ダニエーレ=エンリーチ


ティーグル皇国侯爵

年齢 49歳

性別  男

身長  158cm

髪   ダークブラウン

瞳   ダークブラウン

一人称 私


地方に広大な領地を持つ諸侯のひとりで、ゲオルクの支援者として癒着をしている貴族のひとり。

背が低く小太りで、真ん中中央が額まで繋がるハゲ頭をしており、髪はこめかみから後頭部にかけてしかない。鼻の下には頭の不毛地帯を補うかのように髭を生やしている。

金をこよなく愛するこの男、貪欲で冷酷な性格は他者には覆い隠して、少しでも儲け話のあるところへ絡みつく蛇のような男。




●サイモン=フェルプス


冒険者ギルド ギルド長

年齢  42歳

性別  男

身長  180cm

髪   茶 長髪

瞳   茶

一人称 私


ティーグル皇国の冒険者ギルドでギルド長をしている。

暫くせずに逞しい身体つきをした茶色の長髪に髭面の40代くらいの男。

成績の悪いエディスを何かと気にかけている様子。




●エディス=アイネソン


冒険者ギルド 受付嬢

年齢  230歳

性別  女 エルフ

身長  160cm

髪   金髪 セミロング

瞳   蒼

一人称 私


首都アードラーの冒険者ギルドに務める受付嬢。

冒険者ギルドでは登録した受付嬢がその冒険者のサポートを行う決まりがあり、エディスの担当した冒険者達は彼女の助言を一切聞くことなく、危険な依頼を無理矢理受けて、そのまま戻ることがなく、冒険者の依頼達成が受付嬢の実績になるため、万年最下位の成績と言われ、同僚にも呆れられていた。

冒険者ギルドを訪れた八雲が登録してくれたことで、八雲の担当となったが、英雄クラスの八雲のギルドランクに卒倒して気絶する。

のちにノワールも登録し、史上初の英雄クラスふたりを担当する受付嬢となる。

実はエルフの国レオパール魔導国の三導師のひとりエヴリン・アイネソンの娘。

のちに八雲の婚約者となる。




●エヴリン=アイネソン


エディスの母

年齢  560歳

性別  女 エルフ

身長  162cm

髪   金髪

瞳   蒼

一人称 私


首都アードラーの冒険者ギルドで受付嬢をしているエディスの母親であり、ノワールとは旧知の仲らしい。

実はレオパール魔導国の実権を握る三導師のひとり。

魔導国では三人のエルフが『導師』と呼ばれ、国の運営を行っており、エヴリンはサジテールとも親交があって外交、他国の情報にも精通している。

普段はノワールと憎まれ口を叩き合っているが、お互いの身の心配をするくらいに友として認め合っている。




●ジェナ=天狼・サデン


年齢  16歳

性別  女 獣人(天狼族)

身長  152cm

髪   白

瞳   蒼

一人称 私

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒手甲鉤=如月(きさらぎ)


姉のジュディとともにエレファン獣王国からティーグル皇国に出稼ぎにきた獣人の少女。

獣人は自身の中の獣がミドルネームに入る。

奴隷商のゴルカの手下に姉を攫われ、助けを求めてアードラーを逃亡しているときに八雲達と出会い、助けを求めた。

のちに黒龍城のメイドとして働いている。

八雲に『龍紋』を与えられてからはステータスも向上し、アリエスの元で戦闘技術も学び、ノワール・シリーズも与えられている。




●ジュディ=天狼・サデン


年齢  18歳

性別  女 獣人(天狼族)

身長  161cm

髪   白

瞳   蒼

一人称 私

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒手甲鉤=睦月(むつき)


妹のジェナとともにエレファン獣王国からティーグル皇国に出稼ぎにきた獣人の少女。

獣人は自身の中の獣がミドルネームに入る。

奴隷商のゴルカの手下から妹を助けるために、自らを犠牲にして拘束されるも、躾と称して様々な拷問を受ける。ジェナの頼みを聞き、救出にきた八雲によって『回復』してもらい、エアスト公爵家で妹と再会する。

のちに黒龍城のメイドとして働いている。

八雲に『龍紋』を与えられてからはステータスも向上し、アリエスの元で戦闘技術も学び、ノワール・シリーズも与えられている。




●ゴルカ=パドサ


年齢  42歳

性別  男

身長  168cm

髪   茶

瞳   緑

一人称 俺


パドサ商会で奴隷商をしている。

身体つきはそこまで背は高くなく、最近特に腹が出だしている。

手下のゴロツキを使って出稼ぎにきた獣人などを無理矢理『隷属の首輪』で奴隷化し、売り捌いている悪評高い男。

癒着しているダニエーレ・エンリーチ侯爵が領地に所有する希少鉱石の鉱山に奴隷を送り込み、同時にそこに『牧場』と称した場所で獣人の女を拘束し、鉱山で働く男達の性欲の捌け口にしていた。

八雲にその鉱山まで連れて行かれ、『牧場』部屋でゾンビ化した獣人の女達の餌食となり絶命する。




●リッチ


年齢  250歳

性別  男

身長  182cm

髪   無し

瞳   無し

一人称 我


ゴルゴダ山の鉱山に突然巣食った高位アンデッド。

八雲の冒険者初依頼となる、ゴルゴダ山の鉱山に巣食うアンデッド討伐依頼の討伐対象。

エレファン獣王国からティーグル皇国に来たリッチの目的は、この国でアンデッドの軍団を編成し、蹂躙した土地は自身のものになるというエレファン獣王国国王との契約であったことを告白するも、八雲のレベリング相手にされて散々な目に合い、最後は八雲の《死者浄化(ターン・アンデッド)》で浄化され討伐される。




●アンジェラ=天獅・ティーグル


年齢  19歳

性別  女 獣人

身長  168cm

髪   茶 ウェーブロング

瞳   赤

一人称 わたくし


エレファン獣王国の第一王女にしてアルフォンスの正室。

茶色でウェーブの掛かった長髪をなびかせ、獣人の証明といえる獅子の耳を頭部に持ち、零れそうな胸をしている。凛とした態度で王族という出自が体現された所作を見せる。




●ヤン=ジュリアス・ミューエ


商人ギルド ギルド長

年齢  36歳

性別  男

身長  170cm

髪   金

瞳   蒼

一人称 わたくし


ティーグル皇国商人ギルドのギルド長。

見た目は30歳くらいで、セミロングの金髪で蒼い瞳をした優男。

商人ギルドを統括し、八雲の古代魚も買い取りして、商人ギルドの登録を行ってくれた。




炎零イェンリン=ロッソ・ヴァーミリオン


フロンテ大陸北方ノルド ヴァーミリオン皇国皇帝

年齢  717歳

性別  女

身長  165cm

髪   金 紅のメッシュ入り長髪

瞳   紅 (変装時 茶)

一人称 余 (変装時 私)

紅神龍の武装

魔剣『業炎ごうえん』 紅蓮剣=業炎


シャプカと呼ばれる某アニメで宇宙を旅する機関車に乗る美女が被っているような帽子と同じく、ふわふわの白い毛で覆われた20cmほどの高さの帽子を被った少女。

髪は金髪に一部赤い髪のメッシュが入り、見た感じ長い髪はその帽子の中に仕舞い込んでいるようで、纏められた髪により、首のうしろの白いうなじがよく見えている。

白いブラウスに赤いネクタイを締め、赤い生地に白のチェックカラーのプリーツスカートはノワールの服装に似ていて、その上から白に赤い刺繍が鏤められたコートを纏っている。

見た目は少女であるにも関わらず、何故か見た目の歳とは思えない雰囲気を醸し出しているように感じさせる少女。

実はフロンテ大陸北部ノルドにある大陸最大国家、ヴェーミリオン皇国の皇帝。

700年前に紅神龍の御子になり、そこから100年間、数々の戦争に身を投じていき、その結果、最強の『剣聖』の称号を持つ存在になる。

ヴァーミリオン皇国の王子と結婚し、王妃になるも龍と『共有』する寿命により、肉親は次々に他界、またその傷心の隙をついて戦争を仕掛けてきた近隣国を怒りのままに壊滅させ、そのまま併合しヴァーミリオンを今の大きさにまでして初代皇帝に即位する。

性格は破綻しており、八雲とデートしていたかと思えば、その流れで殺害するという他者には理解出来ない傲慢さと狡猾さをもつ。

『複製』により復活した八雲に『終末』で殺されかけるも、元々自分を殺せる者を求めていることから、八雲を求めた者だと見定め、自身が指南し強くすることを約束する。

所有している魔剣『業炎』は様々な効果を持つが、八雲を苦しめた『回復』阻害もその効果のひとつ。

業炎の正式名称は紅蓮剣=業炎であり紅蓮の鱗をフロックが鍛えて造られた剣である。

ヴァーミリオンに襲撃した蒼神龍の御子マキシ=ヘイトの手により呪いを受けて八雲に手足を切断され今は封印冬眠の状態にあり、その呪いを解除するため身体は南部スッドのアルブム皇国へ向かっている。




紅蓮ぐれん=クリムゾン・ドラゴン


紅神龍

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  163cm

髪   紅髪 ストレートロング

瞳   紅

一人称 私


真っ赤な腰まで伸びた長髪にノワール同様の長い耳、炎のような赤い瞳に白い肌をした女性。

身長はノワールとそう変わらず、まるで巫女の装束に似た着物状の白い衣服に赤い刺繍が鏤められていて、しかしその下は袴ではなく、赤いロングのスカート状で左右には腰の高さまでスリットが切り込まれ、美しい太腿が覗いている。

性格は基本お淑やかではあるが、イェンリンに対して唯一モノを言える存在。




●フレイア


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)筆頭

年齢?????????

性別  女(雌)

身長  163cm

髪   銀髪 ストレートロング

瞳   紅

一人称 私

紅神龍の武装

紅蓮剣=紅彩(こうさい)


白いブラウスに赤いロングスカートを履いた長いストレートの銀髪をした美女。

戦闘時にはライトアーマーに手甲、足甲を纏い頭にも北欧のヴァルキリーのような羽根を取りつけた兜を被る。

結界が得意で条件付き結界(音を通さない・衝撃を通さない等)が得意。




●ルドルフ=ケーニッヒ


英雄 (冒険者ギルドブラックカード)

年齢25歳

性別  男

身長  180cm

髪   金

瞳   茶色

一人称 俺

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

黒十字槍=焔(ほのお)


英雄のひとり。

Level.60で、八雲と同じくブラックカードを所持する英雄クラスの男で、戦闘スタイルは基本槍であるが、剣やその他の武器も使い熟す武人。

年齢は25歳、端正な顔立ちで金髪の体格は身長180cmの引き締められた筋肉に包まれ、装備はミスリルのライトアーマーを装備して愛用の槍は商業国家リオンの高名なドワーフに打ってもらった業物である。

口は軽そうに聞こえるが、依頼への裏取りや慎重な性格で実直に依頼をこなすタイプ。

バルバール迷宮に八雲達と潜った際に自身を炎の弾丸に変える技『炎槍業炎弾(えんそうごうえんだん)』で第一階層主を貫きトドメを刺した。

八雲からノワール・シリーズ黒十字槍=焔と筋肉ボディーに沿ってピッタリしたスーツに黒いジャケット、パンツとブーツにも同じ付与がされた黒い上下で、ジャケットには八雲と同じような金の刺繍が鏤められている防具を贈ってもらった。




●レベッカ=ノイバウアー


英雄 (冒険者ギルドブラックカード)

年齢250歳

性別  女 エルフ

身長  160cm

髪   緑

瞳   蒼

一人称 私

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

漆黒杖=吉祥果(きちじょうか)


英雄のひとり。

Level.65で、八雲、ルドルフと同じくブラックカードを所持する緑色をしたストレートの長髪で表情は乏しいが種族はエルフであるため元々が美形。年齢は250歳とエルフでは成人したての年齢となる。エルフが主たる国民のレオパール魔導国の出身で、主に魔術を使って戦う。

火・風・土・水・光・闇属性の極位までを修めてレオパール魔導国で天才と呼ばれている人物。

性格は金大好きで依頼は内容よりも報酬で決めるタイプ。

実はアードラーにて孤児院を運営しており、ルドルフとラースはこの孤児院出身。

エルフの国、レオパール魔導国で『天才』と呼ばれたレベッカ=ノイバウアーは四重の同時魔法発動ができる。

『四重高速同時魔術詠唱(クアドラプル・キャスト)』は、通常の魔術師であれば、『二重高速同時詠唱(ダブル・キャスト)』ができれば一人前の仲間入りと言われる。

八雲からノワール・シリーズ漆黒杖=吉祥果と我が儘ボディーに沿って綺麗なボディーラインの浮かぶピッチリしたレオタード風のスーツの上からルドルフと同じ黒いジャケット、下はスリットが切れ込んだ長めのチャイナドレス風の黒いスカートで、足にはブーツ、さらに上から羽織れるようにこれも防御系の付与をした黒いローブ一式で防具を贈ってもらった。






【災禍戦災編より登場】


●ラース=シュレーダー


ティーグル第一皇国騎士団団長

年齢 23歳

性別  男

身長  178cm

髪   ダークブラウン

瞳   蒼

一人称 俺

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

漆黒刀=比翼


ルドルフ、レベッカと共に冒険者をしていた。ティーグルでその年開催された武術大会に優勝し、それを観覧しに来ていたエドワード王から声が掛かり、王の一声で当時の団長が病死し空席となったばかりの第一皇国騎士団団長の地位に取り立てられたことで現在に至る。

玉座の間にノワールと八雲が初めて来たときに、本体の姿に戻り黒神龍となったノワールに堂々と意見し、エドワード達を庇う八雲の姿を見て、御子の八雲を尊敬している。

本来なら英雄クラスに入る実力なのだが、騎士団長となったのちは登用してくれたエドワードの恩に報いるため、公務に邁進している。

冒険者時代にはアードラーで『武神ラース』とまで呼ばれていた。

近衛騎士団のラルフとは武術の稽古を一緒に行うほど親交のある友人関係。

八雲からナディアとの仲が上手くいくようにとノワール・シリーズ漆黒刀=比翼を贈られた。




●ハインリヒ=セム・ホルツマン


ティーグル第一皇国騎士団団長

年齢 26歳

性別  男

身長  170cm

髪   金 長髪

瞳   蒼

一人称 私


ティーゲルの大貴族ホルツマン家の長男であり、剣の腕はそこそこあるのだが、今の騎士団長の地位はホルツマン家の威光によって手に入れたと言っても過言ではない男。

ラースを平民出身だの賤しい出身だのと馬鹿にしながら、嫌味を振り撒きつつ、対抗する。

第一・第二・第三騎士団で出兵した先の軍議で決まったことに離反し、第二騎士団は別行動を取ったがエーグル軍、エレファン軍の挟撃に合い騎士団は崩壊、不名誉な戦死を迎えた。

戦後処理の報告により、前線での作戦無視を公表され、ホルツマン伯爵家は恥をかき、ラースとナディアを恨んでいる。




●ナディア=エル・バーテルス


ティーグル第三皇国騎士団団長

年齢 20歳

性別  女

身長  165cm

髪   金 長髪 後ろに纏めている

瞳   蒼

一人称 私

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ 

漆黒刀=連理


歳は20歳頃で編み込んだ長い金髪を後ろで纏め、やや切れ長の蒼い瞳をした如何にも令嬢といった美女で、彼女もティーグルの大貴族バーテルス家の出身ではあるが、ハインリヒと違い彼女の剣の腕は近衛騎士団団長のラルフも認めるほどの腕前で、実力で騎士団長にまで伸し上がった女騎士。

密かにラースに想いを寄せている様子で、戦後に飲み誘われたことに内心喜んでいる。

バーテルス家は侯爵家でティーグルの南に領地がある大貴族の令嬢で、実家からは早く婿を取れと催促されていることにうんざりしている。

八雲からラースとの仲が上手くいくようにとノワール・シリーズ漆黒刀=連理を贈られた。




●レオン=天獅・ライオネル


エレファン獣王国国王

年齢 48歳

性別  男

身長  198cm

髪   茶 長髪 鬣のような癖毛

瞳   茶

一人称 俺


屈強な身体つきで身長は2mに近づき、髪は茶色で自身の崇める原初の獣『獅子』の系統に恥じることのない鬣のような癖のある長髪に、茶色の鋭い瞳、口ひげを蓄えており口元を開けば牙が見え、端正な顔立ちをしている。

巨体を包む王族専用に造った黄金の鎧(国宝武装)をこの戦場で纏い、その胸元のプレートには獅子の彫刻が刻まれている。

『災禍』の《魅了》によって操られ、ティーグル皇国に向けて出兵してしまうが、八雲の『雷帝矢』により軍は大敗。

その後、八雲が『災禍』を倒したことで《魅了》が解け、すべては後の祭り状態となる。

終戦後に帰国して、民衆に経緯を語り最後に国王を退位すると宣言、息子のエミリオに王位を譲った。




●葵御前


白面金毛九尾狐『空狐』

年齢 3050歳

性別  女

身長  162cm

髪   金 頭に狐の耳

瞳   紅

一人称 妾

八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ

 黒鉄扇=影神楽(かげかぐら)


元は地聖神の御使いで『空狐』の位を賜っている。

神の御使いである狐にも位があり、『空狐』とは齢三千年を超え、神通力を操れる最強の大神狐の位のことをそう呼ぶ。

アンゴロ大陸の豊穣神たる地聖神の御使い『葵御前』として五穀豊穣の神通力をもって、『稲荷大社』にて豊作などを齎していた。

だが、ある日突然、強力な妖力を持った狐が自分に『呪術』をかけられる。

その呪いこそ『災禍』を憑かせる『呪術』であり、巨大な妖力に呑まれた葵は身体と意識を乗っ取られた状態となり、そしてアンゴロ大陸を飛び出して、流れ流れて、このフロンテ大陸西部オーヴェストまで来た。

肉体は『災禍』に操られ、本体の精神は身体の中に幽閉されていたが、『災禍』が九尾の狐に変化した際に肉体は解放されたものの、九尾の狐内部に幽閉されたままだったが、『災禍』が八雲に倒されたことで八雲に救いを求める。

黒神龍関係者以外で八雲に抱かれ、『龍紋』を刻まれた初めての女として八雲を主(ぬし)様と呼び、戦後は黒龍城に客として身を寄せている。

様々なところで八雲と共にするが、アルブム皇国のフォンターナ迷宮攻略では大焔だいほむらという狐火の技を披露してサイクロプスを焼き殺した。




●フレデリック=エル・エーグル


エーグル帝国皇帝

年齢 32歳

性別  男

身長  185cm

髪   銀 長髪

瞳   茶

一人称 余


今年で32歳となる彼は、先代皇帝ユベール=ド・エーグルの病死により、即位したばかりの皇帝である。

銀髪の長髪で細身の高身長という姿は、一見モデル風ではあるが、その中身は元々先代が帝王学を地でいく皇帝であったため、自身も厳しい教育を受けてきたのだが、常に父の顔色を窺う人生だったため、彼の性格は内向的、悪く言えば臆病な性格だった。

だが、臆病であるが故に自身の危機管理能力は非常に高く、『災禍』の《魅了》までは防げなかったが、その後の軍の大敗や国力の低下に対して、持ち前の危機管理で最悪の国家瓦解は防ぎ、なんとか凌いでいた。

臆病な性格から危機を察知すると胃が痛むという持病持ち。

シュヴァルツ皇国への共和制参画を果たしたのち、暗殺者により命を落とした。




●ジョヴァンニ=ロッシ


商業国家リオン評議会議長

年齢 41歳

性別  男

身長  180cm

髪   茶

瞳   蒼

一人称 俺


ジョヴァンニはこの商業国家リオンで最大手の商人であり、このリオンはロッシ商会の元で運営されていると言っても過言ではない。

それに加えて、ロッシ商会のコネクションは各国の王族貴族達にまで及び、その販売ルートの確保や関税、そして裏では汚れ仕事までも手広く行っている。

ティーグルのエドワード王とアルフォンス王子が襲撃された暗殺者集団も、実は彼の子飼いの集団であった。

現在41歳だが、この地位に就くまでの人生はそれこそ光と影を見てきた男だ。

ソフィーとサリーの実の父親であり、ふたりもその事実を知っている。




●エミリオ=天獅・ライオネル


エレファン獣王国 新国王

年齢 17歳

性別  男

身長  178cm

髪   茶 長髪 鬣のような癖毛

瞳   茶

一人称 俺


エレファン獣王国国王レオンの息子であり、ティーグル皇国アルフォンス王子に嫁いだアンジェラの弟。見た目は父に似ている容姿であり、武術は父譲りの強さを持っている。

姉が嫁ぎ、エレファンの後継者として日々努力しており、『災禍』の戦災時は幸か不幸か国内の巡検で首都を出ており、『災禍』の魔の手から逃れた。

しかし、急いで戻ったときには時すでに遅く、出兵、そして八雲によって大敗して正気に戻った父が国に戻ってきたところだった。






【八雲の共和国編より登場】


●ディオネ


黒翼(シュヴァルツ・フリューゲル)艦長

現在改装され黒の皇帝(シュヴァルツ・カイザー)艦長


年齢 0歳

性別 女(雌)

身長 170cm

髪  黒

瞳  蒼

一人称 私


長い黒髪を後ろに纏め、肌は透き通るように白く、海のように蒼い瞳。

額部分に『龍紋』が象られた八雲の世界の軍帽を被り、装いも上は黒い軍服風の上着に、下はグレーに黒い線のチェック柄をしたプリーツスカート、上着には八雲やノワール達と同じ金刺繍が入った黒いコートを羽織っている女性将校風の恰好をしている。

《神の加護》の『創造』にあった『疑似生命の創造』と『疑似生命への自我の移植』で生み出された自動人形(オートマタ)でしっかりとした自我を持っている。

自らを『艦長』と称し、そう呼ぶように語気を強める拘りがある。

八雲のことは『マスター』と呼び、ノワールや龍の牙(ドラゴン・ファング)達を大切な存在と認識している。

実際のところ、戦闘力もかなり高く、現在の八雲が込められる能力を込められていて、アリエス達にも引けは取らない。

黒翼(シュヴァルツ・フリューゲル)のすべてを網羅しており、メンテナンスも対応する。




●フレデリカ=シン・エーグル


エーグル帝国第一皇女→女皇帝


年齢 16歳

性別  女

身長  163cm

髪   銀 青み掛かっている

瞳   赤

一人称 余(偽装時)わたくし(正常時)


身長はノワールよりも少し低めだが、全身を虎柄(この世界にもいる)の革で造った上着で胸は開けて、下はジーンズのような青いショートパンツを履き、少し青みがかった銀髪のボサボサした癖だらけの髪を頭の上にひとつに纏めた赤い切れ長の瞳と派手な化粧の美少女、この国の第一皇女。

実際の姿は真っ直ぐなサラサラして少し青みがかった銀髪を靡かせた赤い瞳の美女。

白を基調とした豪華なドレスに、金銀と宝石を身に纏ってカーテシーで礼儀正しく、澄ました顔を上げてニッコリと見惚れるような美しさ。

継母に毒を盛られた際に頭がおかしくなった素振りをして、狙われないように身を護っていたが、八雲に見破られてからは八雲に協力を求める。

しかしその夜に父であるフレデリック皇帝を暗殺されたところに居合わせたことで、捕縛されて痛めつけられるも、最後は八雲の超強引な手で継母の罪を暴き、捕縛。

次期女皇帝となり、また救われた際に八雲が『創造』したドレスが結婚衣装だったことで、花嫁に結婚衣装を贈るのはプロポーズというエーグルの伝統に則り、八雲に身も心も捧げると誓っている。




●ライネス=フラット


エーグル帝国公爵夫人


年齢 25歳

性別 女

身長 165cm

髪  金

瞳  蒼

一人称 妾


エーグル帝国皇帝フレデリックの側室であり、前妃が亡くなった後にフレデリックの後妻となった。

金髪で派手な赤いドレスを纏った女性。

息子テスラーが皇帝位を継承できるように当初はフレデリカ皇女を狙って毒殺を計ったが、失敗。

しかし、フレデリカが身の危険を察知して、気がおかしくなった振りをしたため、それを信じてこれで皇帝位はテスラ―になると考えていたが、新たに『共和国』となる話を聴きつけて、暗殺ギルドに依頼しフレデリックを暗殺。

これで息子の皇帝位が決まったと思っていたが、八雲の超強引な犯人追及で陥落する。




●テスラー=フラット


エーグル帝国皇子


年齢 5歳

性別 男

身長 110cm

髪  金

瞳  蒼

一人称 私


フレデリックとライネスの間に生まれた第二皇帝継承権を持つ皇子。

フレデリカは十一歳の時、生まれたばかりのテスラーを見て心から可愛い弟だと思っていたが、ライネスの皇位継承に目がくらんだ行動で、テスラーとの交流はほぼ断たれていた。

性格は明るく、姉のフレデリカのことも容姿が変貌して母から接触を断たれても憧れを捨ててはいなかった。

母の浅慮な行動を八雲に強引に暴かれて、玉座に座っていたところを衛兵によってどこかへ連れていかれ生死は不明。




●カタリーナ=ロッシ


商業国家リオン評議長令嬢


年齢 17歳

性別 女

身長 163cm

髪  金 クルクル巻き髪

瞳  蒼

一人称 わたくし


登場時、動きやすい造りの簡素な白のブラウスと青いロングスカートを身に纏い、長い髪をクルクルに巻き込んでいる髪を後ろに振り上げて流す仕草で、キリッとした蒼い瞳を向ける美少女。

商業国家リオンにある「聖ミニオン女学院」の二回生で後輩の一回生にサリーがいる。

性格は猪突猛進、だが父から自分に任されたブランドを自身の努力で拡大し、業績を上げている敏腕経営者でもある。

登場時には黒翼(シュヴァルツ・フリューゲル)に強い興味を引かれて八雲に強引に接近するが、次第に八雲の魅力に圧倒され魅かれていく。

父の愛人だった母違いの姉ソフィーと妹サリーがいて、お互いの関係は知りながらも姉妹仲良くしているが、その姉妹が亡くなった母から受け継いだ『リオン料理・ミネア』が経営不審なことを悩んでいた。

そのミネアも八雲の新商品ピッツァとあり得ない広告宣伝で首都全域に認知され、ますます八雲に心酔する。

八雲も学生のカタリーナのことを同級生のような感覚で、その関係を楽しんでいる。

夜会時、蒼いドレスを身に纏い、黄金とシルバーのアクセサリーを鏤めたゴージャスな容姿だった。

首都案内時、白いブラウスの首元には赤いリボンを結び、その上からピンク色のカーディガンを羽織り、短めの水色と白と黒のチェック柄をしたミニスカートを履いた。




●ソフィー=ミネア


料理屋 リオン料理・ミネア主人


年齢 18歳

性別 女

身長 168cm

髪  亜麻色 セミロング

瞳  蒼

一人称 私 妹達の前ではお姉ちゃん


亜麻色のセミロングの髪を後ろでひとつに纏めた美人。

商業国家リオンの北側大通りから脇道に逸れたところにある料理屋『リオン料理・ミネア』を亡くなった母から受け継いだ。

妹はサリーだが、母がジョバンニの愛人だったのでカタリーナも妹となる。

立地の厳しさと、飽和状態にある『リオン料理』という看板に店の経営が傾いてきていて、サリーが自分の通っている聖ミニオン女学院を退学するとまで言ってきたが、それはカタリーナと共に反対する強い意志も示す。

八雲の作った新商品『ピッツァ』を新たなメニューに加えて、当日八雲の空にぶち上げた広告の効果で一気に顧客の認知度が上がり、いまではリオン一番の料理屋へと駆け上っている。

妹達のことを家族として心から大切に想っていて、余談ではあるが美人姉妹なのでリピーターの中には彼女を狙った男性陣が多数含まれている。




●サリー=ミネア


聖ミニオン女学院 一回生


年齢 16歳

性別 女

身長 160cm

髪  亜麻色 ロング

瞳  蒼

一人称 私


ソフィー、カタリーナの妹。

ソフィーとは同じ母で、カタリーナとは異母姉妹。

亜麻色のロングヘア―をしている美少女。

カタリーナと同じ聖ミニオン女学院に通う一回生で、将来は学校で学んだことを家の料理屋で活かすことが目標。

顔立ちはソフィーと似ていて美少女であり、普段から店の手伝いで主に仕入れを手伝っている。

学校で教えられる商業算術という科目が得意で、ピッツァの材料の仕入れと原価計算をカタリーナと協力して行い、売値の算定に一役買った。

カタリーナのことを姉としても学院の先輩としても尊敬しており、今回八雲を連れてきてくれたことを心から感謝している。




●切り裂き魔


商業国家リオンの通り魔


年齢 ?歳

性別 ?

身長 180cm

髪  無し

瞳  黒

一人称 ?


リオンの夜に現れる通り魔で『切り裂き魔』の通り名で恐れられている存在。

ミネアから帰る八雲とカタリーナの前に現れ、襲撃してくるも八雲に撃退された。

顔には眉毛も髪も睫毛もないのっぺりした顔で表情も感情もない。

その正体は何者かによって製作された自動人形(オートマタ)であり、身体を切断されても切断された部位ごとに自立稼働することもできる。

武器は鎌のような形をした剣と脇腹に隠したもう二本の腕が忍ばせている短剣。

八雲の剣によって退治され、そのあとはリオンの警備隊に引き渡された。






【聖法国の聖女編より登場】


●ジェローム=エステヴァン


フォック聖法国 第85代聖法王


年齢 60歳

性別 男

身長 168cm

髪  白 長髪

瞳  蒼

一人称 私


真っ白な牧師服に首からロザリオを下げた初老の長い白髪を後ろで纏めているこの人物。

聖法王の地位に就く者は『天聖教会』『地聖教会』『海聖教会』の三つの教会で順番に選出される。

当代の聖法王選出権は『天聖教会』であり、そして選ばれたのがジェローム=エステヴァンである。

過去に命を落としそうになったところをユリエルに『回復』の加護で救われ、以来ユリエルを引き取り孫として可愛がっている。

フォック聖法国には、教会騎士(パラディン)が所属する『聖法庁聖戦騎士団(クルセイダーズ)』があり、聖法王の護衛とフォック聖法国の防衛を担っている。

その実、天聖神拳・ニ十二段というバリバリの武闘家でもある。




●マドアス=コルトマン


フォック聖法国 聖法庁副助祭


年齢 25歳

性別 男

身長 172cm

髪  茶

瞳  蒼

一人称 私


聖法庁の聖法王直属の世話役をしている副助祭という地位の信徒。

ユリエルのことも世話役になったときには既に聖女として定着しており、その診療所での活動と信仰心は尊敬している。




●ユリエル=エステヴァン


フォック聖法国 聖法王の養女にして聖女(冒険者ギルドレッドカード)


年齢 18歳

性別 女

身長 160cm

髪  金 ストレート

瞳  紫

一人称 わたくし→のちに八雲との会話では『わたし』になる


八雲の黒神龍装ノワール・シリーズ

黒盾=聖黒


金のストレートな髪、紫の瞳、雪の様な白い肌に美しい顔立ちの美少女。

所属はジェロームと同じく『天聖教会』所属だが、地聖神の加護である『回復』の加護が他者よりも強い。

加護は奉仕する神とは別に個人の能力なので信仰心とは別のものであるが、ユリエルは地聖神への祈りも毎日行っている。

八雲との邂逅で実は自分が八雲と同じ世界で事故死したハーフの女子校生だった記憶を思い出す。

いわゆる転生者であることを八雲から説明され、自身の中の記憶にやや混乱するも、ジェロームの計らいで黒龍城の八雲の元に預けられ、葵とルームシェアをしている。

同時に八雲の記憶も神の光によって見えたため、そこからは八雲のことを意識し始める。

突然のダンジョン攻略を言い出した八雲に付いて行き、キラーフライの溶解液で服を溶かされた際に肌を見られたことを理由に八雲に責任を取ってもらうという形で告白。

その後に新装備として強化服と一緒にノワール・シリーズ黒盾=聖黒(せいこく)を八雲から渡される。

日本にいた頃は父がイギリス人、母が日本人のハーフで元々はイギリスに住んでいたが、父の仕事の都合で中学一年生の頃に両親と日本に移り住んだ。

ハーフの美少女だったので転生前から学校では人気があったが、交通事故で死亡したあと、この世界の赤ん坊に転生し誕生した。

その後、すでに両親を失い彷徨っていたが、命の危機に陥ったジェロームの命を強力な『回復』で救ったことから養女となる経緯を辿った。

八雲からノワール・シリーズ黒盾=聖黒と抜群のプロポーションボディーに沿って、ピッチリ貼り付くようなレベッカと同じスーツの上に、同じく黒いジャケットと下はショートパンツタイプにしてブーツも造った一式防具を贈られた。




●ナターシャ=ヨルナ


レオパール魔導国 東部の村出身


年齢 160歳

性別 女

身長 155cm

髪  金 ストレート

瞳  緑

一人称 私


比較的ウルス共和国の国境近くの村で、穏やかな生活を送っていた村娘のエルフ。

だが、ある日突如としてレオパール魔導国の軍隊が、村を焼き払いに来たところを間一髪でサジテールに救出された。

頼れる相手がサジテールしかおらず、このままレオパール魔導国にいることに身の危険を感じたナターシャの提案で出国し、バルバール迷宮の第三階層で引き籠って生活を送っていた。

自らを含め二十四人のエルフの娘達と黒神龍のいる土地に移住し、初の入植者となった。

村では茶葉の生産が有名でもあり、黒神龍のところでも茶葉を育てたいと思っている。




●エヴリン=アイネソン


レオパール魔導国 三導師のひとり エディスの母


年齢 545歳

性別 女

身長 165cm

髪  金 ストレート

瞳  緑

一人称 私


レオパール魔導国を統治する三導師のひとりにして、ティーグルの冒険者ギルドにて受付兼サポーターをしているエディスの母であり、その面立ちは親子といってもエルフという長命種であり、その面立ちは姉妹のようにそっくりであり、美しい顔に金髪の長い髪を三つ編みに纏め、エディスより大人の色気が漂っている。

導師とはエルフの国であるレオパールでも最高権威を持つ者であり、魔力・智力が高い者が選ばれる。

遥か昔に黒神龍と親交があり、悪友のような存在で龍の牙(ドラゴン・ファング)達のこともよく知っている。

調査に来ていたサジテールに東部の村の救出を依頼するも、サジテールが行方不明となり責任を感じていた。

その後、ルドナに誘拐、拷問されていたが、八雲とノワールによって救出。

その際に、ノワールとの友情を再度認識し、旧交を温める。

ルドナの失脚後、自身も三導師の地位を降りてエルドナの補佐に回り外交を主に担当している。




●ルドナ=クレイシア


レオパール魔導国 三導師のひとり ダークエルフ


年齢 498歳

性別 女

身長 168cm

髪  銀 ストレート

瞳  赤

一人称 私


レオパール魔導国の三導師のひとりであるダークエルフ。

ダークエルフの魔導師でレオパールの軍事部門を担っている。魔導国の軍は魔術師部隊が主軸の魔導軍と、弓兵と剣士が主軸の騎士軍とがあって、騎士軍が先陣を切り、魔導軍が魔術攻撃をしかける遠近攻撃を両立させた戦術が有名。

性格は軍人というイメージが強い。騎士軍も魔導軍の兵隊にも、まったく臆さずに命令するような人物で実力もあり、兵達も尊敬しているという。

しかし独自の研究機関も持っていて、そこではエルフの外法と呼ばれる禁忌の魔術や、他国に伝わる独自の魔術なども研究している。

他の導師ふたりが制止するのも聞かず、東部の村で『エルフ狩り』を実行し、村人の虐殺を行った。

エルフ狩りの理由は魔法・魔術の更なる探求のための『生きた素材』を手に入れるため。

様々な外法に手を出し、ついには『魔界門(インフェルノ・ゲート)』を研究所に召喚し、そこから魔神を召喚するも、その魔神に喰われ絶命する。

しかし、それは魂魄(ソウル)を別の身体に移し替える魔術を用いて魔神の身体を手に入れるための手段だった。

魔神が予想外に八雲によって倒されたため、早急に魔神の体内で肉体を構成、そのため身体が不十分な力しか持てず、魔神の亡骸から這い出し、八雲への恨みを抱きながら夜の闇に消えていた。




●エルドナ=フォーリブス


レオパール魔導国 三導師のひとり


年齢 675歳

性別 女

身長 158cm

髪  金 ウェーブ長髪

瞳  蒼

一人称 私


レオパール魔導国の三導師のひとりにして三導師の中で一番年長者。

エヴリン同様にルドナの『エルフ狩り』に反対の立場を示していた。

エヴリンが誘拐され、次は自分が狙われるだろうと護衛にきたサジテール達に護られていたが、サジテール達がルドナに掴まり、九死に一生を得る形で命拾いするも、八雲とノワールにサジテール達のことを話し後悔する。

しかし八雲とノワールにレオパール魔導国の避難などを任され、首都の議事堂にて指揮を取る。

ルドナの野望が潰えて以降、エヴリンが相談役という立場に降りたことで、実質レオパール魔導国の代表者となり、三導師のときに行っていた政は新たに『三公』という役目を設けてエルフの後進を育てる体勢を整えた。




●シェーナ=ミルド


レオパール魔導国 東部の村出身


年齢 4歳

性別 女

身長 113cm

髪  金

瞳  蒼

一人称 ……(クマぬいぐるみがジェスチャー)


ナターシャと同じ村出身のエルフの幼女。

髪は金髪でサラサラヘアー。瞳の色は蒼くていつもクマのぬいぐるみを抱いている。

ルドナの暴挙により両親を虐殺され、両親から貰ったクマのぬいぐるみを肌身離さず持ち歩いている。

天使のような笑顔に八雲もノワールも完全に堕とされている。

レベッカに懐いており、レベッカもまたシェーナのことを気に掛けている。

口数が少ないのは目の前で両親を殺されるのを目撃したことで、心が塞ぎがちになっているが優しく接してくれる者に対しては心を開き出している。

他の三人の幼女達とは仲がいい。

コゼロークとは人形好きのお友達関係。




●トルカ=バシナ


レオパール魔導国 東部の村出身


年齢 4歳

性別 女

身長 110cm

髪  赤

瞳  緑

一人称 トルカ


髪は赤み掛かっていて、瞳は緑。大人しい性格で、いつも誰かの傍にいたがる。よく眠る。

ルドナの暴挙によって家族を失ってから一緒に逃げていたエルフの娘達の誰かにいつもくっ付いては安心を求めていた。

ぽかぽかした陽気にはすぐに眠気が襲って来てコクリコクリと大人しく眠っていることが多い。

他の三人の幼女とは仲良しで、どこに行くのもすることも真似して楽しむタイプ。




●レピス=ハイアート


レオパール魔導国 東部の村出身


年齢 4歳

性別 女

身長 110cm

髪  緑

瞳  水色

一人称 レピス


髪は緑で瞳は水色をした一番元気な子。好奇心旺盛なお転婆さん。

ルドナの暴挙により両親と兄を失うが、先に家から連れ去られていて残酷な場面は見ていない。

常に好奇心に溢れ、何気ない物にも興味を示すがそれにより危なっかしい一面も。

他の三人の幼女とは仲良しで、率先して珍しい物には近づいていくタイプ。




●ルクティア=ソルス


レオパール魔導国 東部の村出身


年齢 4歳

性別 女

身長 120cm

髪  銀

瞳  緑

一人称 ルクティア


髪は銀髪で瞳は緑色をしている四人の中では比較的話もできるしっかりさん。

他の三人をいつも気にして見ているが、実は寂しがり。

ルドナの暴挙により両親を失うが、虐殺されるところは先に攫われたので見ていない。

話好きでお話を聴いてくれる人が大好きな性格で、ディオネがくれた絵本も他の三人と仲良く今でも見ている。

だが、少しでも他の人が見えなくなると不安になり、グズッてしまうところがある。




●白雪=スノーホワイト・ドラゴン


白神龍


年齢?????????

性別  女(雌)

身長  159cm

髪   白髪 ストレートロング

瞳   金

一人称 私


白髪の長い髪と黄金の瞳に白い肌をした雪のような美少女で小柄だが、正体はフロンテ大陸南方スッドを縄張りとする白神龍。

フロンテ大陸南方の中でも最南端の国、アルブム皇国に白龍城があり、その城内に突然転移してきた雪菜に神の加護を感じ取りそのまま保護する。

その後、雪菜を気に入り、現在空席となっていた白神龍の御子にならないかと話して承諾を受ける。

『白雪』という名前はその見た目の白さから雪菜が付けた名前であり、白雪自身も気に入っている。

八雲、雪菜の留学に伴いヴァーミリオンに同行、そのままバビロン空中学園幼年部の教師となる。




●草薙雪菜(くさなぎ ゆきな)


白神龍の御子 八雲の幼馴染


年齢  18歳

性別  女

身長  162cm

髪   黒髪 ストレートロング

瞳   黒

一人称 私

白神龍武装

白龍剣=吹雪


白いコートを着た黒髪と黒い瞳をもつ雪のように白い肌の美少女。

八雲の隣の家に住んでいた同い年の幼馴染で、八雲の家庭の事情もよく知っている。

八雲の両親が亡くなった際に落ち込んだ八雲のことを支えて、裏表ない性格から言いたいことは言いながらも、八雲のことを誰よりも大切に想っている。

高校に入り、幼馴染の関係から脱却するため、高校三年の夏休みに入る際に正式に告白し受け入れられる。

そこからは受験勉強を共にして同じ大学を目指し、そしてその夏休みに自分の純潔を八雲に捧げた。

そこからは様々な性行為を八雲に教え込まれ、八雲の身体から離れられないほど快感に敏感な体質になった。

彼女の存在があったおかげで八雲は女性の扱いが上手く、異世界でも異性を虜にしていると言って過言ではない。

八雲が異世界に転移して行方不明となり、失意に自殺まで考えそうになるが、八雲と同じく家から出ようとした際に突然転移が起こり、気がつくとフロンテ大陸南方スッドのアルブム皇国にある白龍城の中にいた。

目の前に突如現れた雪菜をスノーホワイト・ドラゴンが保護し、当時いなかった御子として迎えたことで、現在に至る。

八雲との再会直前に白金により誘拐されるも八雲により救出される。

そしてイェンリンの提案に賛同し、八雲と共にヴァーミリオンのバビロン空中学園に留学する。






【魔導国の黒き魔女編より登場】


●フォスター=クレブス


フォック聖法国 聖法庁聖戦騎士団(クルセイダーズ)団長


年齢 26歳

性別 男

身長 178cm

髪  金

瞳  蒼

一人称 私


教会騎士(パラディン)の中でも最高の騎士と謳われる人物で、年齢は26歳。

髪は少し長めの金髪で蒼い瞳をしている美男子で剣の腕も立ち、人望も厚く、フォックの民衆からは『騎士の中の騎士』『騎士の鏡』と呼ばれているとのことで、八雲も話してみて実際にその誠実さが伺い知れた。

代々実家は教会騎士を務めた家系で、歴代の聖法王の元で徳と剣の腕を磨き上げることが家訓とされている。




●マディラ=メイア―


ティーグル公王領 地聖教会 シスター


年齢 43歳

性別 女

身長 151cm

髪  茶

瞳  茶

一人称 私


レベッカの孤児院の隣にある地聖神を崇める地聖教会のシスターをしている。

先代の教会責任者である神父の養女で、彼女も孤児だった。

神父の養女となってから初めてレベッカと出会い、そこからはレベッカの孤児院運営を見て、自分も力になりたいと思い、養父の神父が亡くなったあともシスターとして教会にて神への奉仕に努め、冒険者のレベッカが留守にする際には孤児院の子供達の保護者をしている。

古くなり危険になってきた教会と孤児院の建物を、八雲の計らいで黒龍城の近くに土地をもらい新たな教会と孤児院を建ててもらって移住した。




●ロインメルク=フィットバーン


アイネソン家 家令


年齢 743歳

性別 男

身長 171cm

髪  金

瞳  茶

一人称 わたくし


長年このアイネソン家で家令を務めていた高齢の男性エルフで、エヴリンとの付き合いが長いサジテールは無論だが、エディスも当然幼い頃から世話になった人物。

屋敷がルドナの自動人形『切り裂き魔(リッパー)』に襲撃された際に首を跳ねられて死亡。

魔術は得意で腕の立つ家令であったが、突然の襲撃と肉弾戦に対抗しきれず犠牲者となった。




●アイネソン家のメイド達


アイネソン家 メイド


三人のメイド。ロインメルク同様、ルドナの自動人形に惨殺される。

またその遺体は両目を繰り抜かれていたり、耳や鼻が落とされていたりと明らかに女性の遺体の方が、明らかな拷問痕が見られたのは、女性の方がエルフは魔力が高く、また拷問により生まれる怨嗟の心が心臓に集まり、その心臓を『魔界門(インフェルノ・ゲート)』召喚の贄にするためだった。




●グラハムド=アンドロマリウス


魔界の七十二柱アンドロマリウス伯爵の一族


年齢 ??????歳

性別 男

身長 14m

髪  赤

瞳  金

一人称 我


人と同じような肌色に入れ墨のような紋様を全身と顔に浮かべ、巨大な西洋甲冑のような鎧に身を包む巨人。

魔神の放つ『威圧』はそこらの魔物とは比べようもなく強大であり、常人では即死か行動不能に陥るレベル。

暴風を撒き散らすかの如く怒鳴る魔神グラハムドの大音量がレオパール魔導国の首都ウィズドムにまで届く勢いとなった。

魔神の能力でもある無詠唱での魔法行使が出来る存在であり、魔神にとっては詠唱や理論という魔術ではなく、その原初の力と言える魔法で理を変える。

このときは周辺の大地を一気に溶岩の海へと変えたほど強力な力を持っている。

「そこにあれ」と望めばそれが現れる―――それが魔神の魔法である。

魔神は基本、光属性に耐性が少なく、3000年前にフロンテ大陸に攻め入った際も神龍達の光属性攻撃で撃退されている。

八雲の惑星周囲に配置された『反射衛星(リフレクション・サテライト)』を用いた対魔神討伐複合光属性魔術―――《殲滅極煌(デストロイ・レインボー)》によって討伐されるが、その亡骸の中に潜んでいたルドナの魂魄(ソウル)が肉体を構成してダークエルフのときと同様、身体の大きさは前と同じで褐色の肌ではあるものの、その全身には魔神グラハムドと同じ赤い入れ墨のような紋様が入っている身体で復活を遂げた。




●ダイヤモンド


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)総長


年齢 ??????歳

性別 女

身長 170cm

髪  蒼

瞳  金

一人称 私

白神龍武装

白龍戦斧=雲雀殺


白神龍の牙から生まれた『白い妖精』の総長。

同じく神龍の配下である『龍の牙』『紅の戦乙女』と同様の組織であり、ダイヤモンドは『白い妖精』のトップである。

白雪や雪菜からは『ダイヤ』と呼ばれており、如何なる時もふたりを護ることが使命と認識している。

雪菜と同じ白いコートを装い、その下には白のブラウスと白いベストに金の刺繍が入っていて、下も雪菜と同じくグレーの生地に白のチェック柄が施されたプリーツスカートを履いている。

八雲、雪菜の留学に伴いヴァーミリオンに同行、そのままバビロン空中学園幼年部の教師となる。

正装時には蒼い髪には金の装飾にダイヤモンドが鏤められた髪飾りを両耳の上に装っている。






【真紅の皇国編より登場】


●白金


アンゴロ大陸出身 天孤の位


年齢 1100歳

性別 女

身長 163cm

髪  銀 ストレート

瞳  黄金

一人称 私


銀髪の長い髪、狐のような耳を持った和服のような服を着た獣人の女。

巨大な九尾を持った銀色の狐に姿を変化できる。

雪菜を誘拐しようとして逆に八雲の魔神拘束イーヴァル・バインディングによって拘束される。

その後、八雲が『空間創造』により造った拷問部屋で薬物触手快楽地獄に放り込まれて、絶頂地獄により八雲に服従、従うことを誓う。

空狐の位にいる葵御前と義姉妹の契りを結んで額にその証しの紋様が浮かんでいる。




●蒼神龍セレスト=ブルースカイ・ドラゴン


蒼神龍ブルースカイ・ドラゴン


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 167cm

髪 蒼色 ストレートロング

瞳 金色

一人称 私


フロンテ大陸東部エストを縄張りとしている蒼神龍。

蒼天のような蒼く長い髪を靡かせた、金色の瞳にノワール達と同じような尖った耳をして、水色のワンピースに身を包んだ絶世の美女。

大陸歴700年、当時の蒼神龍の御子ヨルン=ヘイトがイェンリンのヴァーミリオン皇国に侵攻。

それによりヨルンはイェンリンとの一騎打ちにより破れ、イェンリンはセレストが恨んでいると思っている。

その後、約100年経った頃に新たな御子を迎えたというが、それがヨルンの孫という情報がイェンリンに入って来る。

その後、彼女の姿を見た者はいないとのことで所在不明だったが、マキシのヴァーミリオン侵攻によりその姿を現す。

マキシの不遇の人生を知っており、マキシの心を救いたいと願っているが母親とマキシの扱いでマキシに恨みを買っていて上手くいかないまま現在にまで至ってしまう。




●マキシ=ヘイト


蒼神龍の御子


年齢263歳(活動期間18歳)

性別 男 (実際のマキシは女)

身長 155cm

髪 藍色 ロングストレート

瞳 藍色

一人称 僕(男女両方)

蒼神龍武装

蒼龍剣=蒼夜そうや


白金に雪菜の誘拐の依頼をした男。

それ以前にもティーグルのエドワード王とアルフォンス王子の暗殺も白金に命じて画策した。

ヨルンは人族であったが、白金の出会ったマキシは魔族の男だったという。

ユリエルがハーフではないかと推察している。

実はイシカム=オチエとして学園に潜入していた。

呪術師カース・マスター】のClassを持つ。

イェンリンに【呪術(カース)】を掛けて意識のない人形と化し八雲と対決させるも、八雲がイェンリンを抑えて帰還したため、次に八雲を狙うが地聖神の『神紋』により八雲に呪いが効かず捕らえられる。

イシカムは男の姿をしていたが、実際は変身魔術で性別を変えていた藍色のストレートロングに藍色の瞳、額に二本の角を生やした魔族と人族のハーフである美少女。

男の姿の際は粗暴な性格が現れるが、女の姿に戻ると途端に元の大人しい性格になる。

魔族は変身魔術が得意で元々美男美女の種族なのはエルフと似ている。

300年前にヨルンが残した息子ライグと奴隷だった魔族の母ヘルガの間に産まれたマキシは変身能力で男にも女にも姿を変えられ、また蒼神龍の御子になってからの年月は長く、蒼神龍の加護で歳はとっていないがヨルンの死後、ライグがヘルガに産ませているので実年齢として生きた年月は長い。

しかしマキシは十七歳のときに精神が衰弱して危険な状況であったため、セレストにより240年以上封印を施されていた経緯があり、精神年齢は活動期間と同じく18歳である。





●アマリア=天獅・ライオネル


バビロン空中学園 中等部在籍

エレファン公王領 第三王女


年齢 16歳

性別 女

身長 155cm

髪 茶色 癖毛 長髪 ポニテ―ル

瞳 蒼

一人称 私

国宝武装

獣皇じゅうおう


シュヴァルツ皇国となったエレファン公王領のエミリオ王とティーグルに嫁いだアンジェラ王女の実妹にして第三王女であり、レオンがイェンリンによって八雲に紹介してもいいか訊かれていたヴァーミリオンに留学している姫である。

アマリアのところにはイェンリンから八雲に紹介する件とバビロン空中学園に通うことになる姫達や配下のことについて書状が届いていたので、目の前の挨拶をしているふたりが黒神龍の龍の牙(ドラゴン・ファング)であることはすでに知っていた。

お転婆気質ではあるが、力こそがすべてであり、己よりも強い者には敬意を表し、傍若無人というわけではない。

ヴァーミリオンに留学した八雲の前に自ら婚約者と名乗って現れる。

八雲が婚約者に相応しいか見定めに来たといってはいるが、無意識に惹かれている。

蒼天の精霊(シエル・エスプリ)の襲撃には勝手に国から持ち出した国宝武装『獣皇じゅうおう』という大剣を振るって自動人形を倒し活躍した。




●フロック


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第七位

『武器を轟かせる者』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 170cm

髪  金髪 編み込み

瞳  深緑

一人称 私


戦乙女の第七位で『武器を轟かせる者』と呼ばれている。

武器を造る鍛冶師であり、龍の牙(ドラゴン・ファング)のシュティーアとは仲が良い。

シュティーアにはできない神龍の鱗を加工することができる。

八雲のノワール・シリーズに興味を持ち、その創造者である八雲にも密かに興味を魅かれている。

その後、天翔船朱色の女皇帝(ヴァーミリオン・エンプレス)や雪の女王スノー・クイーンの建造に工房のドワーフ達と共に八雲に協力した。




●レギンレイヴ


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第十一位

『神々の娘』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 154cm

髪  銀髪 セミロング

瞳  蒼

一人称 わたくし


戦乙女の第十一位で『神々の娘』と呼ばれている。

地聖神の加護により『回復』の能力が優れて生まれた。

以前から聖女であるユリエルの巡礼の話やフォックでの奉仕活動、治療院での治療の話も強い興味を持ち話を聞いていた。

こちらにいる間、是非とも聖女の話を聴きたいとユリエルに声を掛けたのが発端で、そこからはユリエルと話が合う。

見た目はヘミオスやジェミオスくらいの年齢に見えるが『回復』の加護の力はユリエルよりも上。

両腕両脚を失ったイェンリンの生命維持を行っている。




●ブリュンヒルデ


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第ニ位

『勝利する者』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 162cm

髪  金髪 ストレートロング

瞳  黄金

一人称 私

紅神龍武装

紅蓮剣=紅明(こうめい)


戦乙女の第二位で『勝利する者』と呼ばれている。

『女神』と呼ばれるフレイア同様、イェンリンの政務を補佐しているが自尊心が高くイェンリンに対しても容赦しない姿勢を貫く。

些細なことで八雲に突っかかり、決闘をするも、不意を突かれたことで敗北する。

『勝利する者』として無意識に重圧を受けていた心が八雲に敗北したことで、その心境に変化が起こり始めている。

紅蓮剣=紅明はブリュンヒルデが傷つくことでその能力を発動させる。『勝利する者』を導く燈火(ともしび)の剣。

発動条件は持ち主の血。

ブリュンヒルデの身体を包んだ魔法陣と炎のような紋様が浮かび上がり、あらゆる傷を瞬時に治し、任意の物質を透過させて本体を攻撃することもできる。




●ゴンドゥル


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第五位

『杖を振るう者』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 158cm

髪  エメラルドグリーン

瞳  深緑

一人称 私


戦乙女の第五位で『杖を振るう者』と呼ばれている。

ヴァーミリオン皇国にある魔法省という部署の責任者であり、知識量と魔術はクレーブスに匹敵する。

また魔道具の研究・管理なども行っており、八雲の黒翼(シュヴァルツ・フリューゲル)や冷蔵庫といった物にもかなり興味を持っている。

イェンリンと魔術飛行艇(エア・ライド)を製造・販売しようと画策したが、その設計が大量の魔力を必要とするオーダーメイドだったため、断念する。

誕生したとき、ゴンドゥルは意志を持つ魔力の塊で生まれ落ちたため、普段の身体はフロックの造った自動人形である。

レーブとの戦闘でその能力を発揮したが、魔力体で身体に触れられると快感が跳ね上がり、相手を即絶頂へと導く。

銀製のシャフトに四本爪が絡み合うヘッドには火水土風の元素魔法を補助するための魔法石が埋め込まれている杖を愛用。




●スルーズ


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第六位

『強き者』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 171cm

髪  赤

瞳  茶

一人称 私


戦乙女の第六位で『強き者』と呼ばれている。

大人びた顔のお姉さんとしてはフィッツェと同じような雰囲気を持つ紅龍城の料理番も賄っている戦乙女。

フィッツェと共通しているのは料理が得意ということと『爆乳』であること。

個人的にも料理に対する探究心と拘りを持ち、しかし呼び名は『強き者』と言われる実力を持っている。

その呼び名から武闘派であることは間違いない。




●ヒルド


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第四位

『先駆者』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 169cm

髪  金髪 セミロング

瞳  緑

一人称 私


戦乙女の第四位で『先駆者』と呼ばれている。

金髪の髪は肩程の長さで緑色の瞳をしていて、その肌は褐色に染っている褐色美女。

独自の配下を持ち、国内外問わずにあらゆる情報収集を行っている、いわば諜報部の責任者である。

龍の牙(ドラゴン・ファング)で例えるとサジテールのような立ち位置。

冷静な判断力と統率力を持ち、十二位未満の戦乙女達から諜報作戦に向いている者をイェンリンに断りを入れて自身の配下として各国に放っている。




●ヨゼフス=ドゥエ・ヴァーミリオン


ヴァーミリオン皇族 三大公爵家ドゥエ・ヴァーミリオン家当主


年齢 48歳

性別 男

身長171cm

髪  赤 オールバック

瞳  茶

一人称 私


600年昔、イェンリンが産んだ三人の皇子のひとりの血を受け継ぐヴァーミリオン皇族。

ヴァーミリオンの司法省の責任者をしているが、息子のルーズラーには手を焼いていた。

妻はルーズラーを産むと産後の状況が悪く他界してしまった。

それ以降、男手ひとつでルーズラーを育てるも、仕事にかまけてルーズラーがどうしようもない人間になっていることに気づいた頃には、街で被害が拡大していた。

ドゥエ家のひとり息子であることで血を残すにはルーズラーを生かすしかないが、今までの行いをヒルドに読み上げられ、自身の知らない罪まで聞かされたことで断絶を覚悟する。

しかし、それを言い渡すイェンリンの心痛を誰よりも感じており、不甲斐ない自分を振り返って後悔する。




●パトリシア=アイン・ヴァーミリオン


ヴァーミリオン皇族 三大公爵家アイン・ヴァーミリオン家当主


年齢 28歳

性別 女

身長 159cm

髪  黄金 後ろに纏める

瞳  赤

一人称 わたくし


600年昔、イェンリンが産んだ三人の皇子のひとりの血を受け継ぐヴァーミリオン皇族。

先代が他界し、若くして公爵家当主となった。

皇族ということに誇りを持ち、今回のルーズラーの所業が許し難いと断罪しに登城した。

イェンリンを敬愛し、正しい公爵家としての行いが当然という思考を持っている。




●ジャミル=トロワ・ヴァーミリオン


ヴァーミリオン皇族 三大公爵家トロワ・ヴァーミリオン家当主


年齢 53歳

性別 男

身長 185cm

髪  白髪 後ろに一纏めに結ぶ

瞳  茶

一人称 わたくし(普段は俺)


600年昔、イェンリンが産んだ三人の皇子のひとりの血を受け継ぐヴァーミリオン皇族。

白髪の長い髪を後ろで一纏めに結び、口髭を生やした筋骨隆々とした体格をしている。

紅の戦乙女(クリムゾン・ヴァルキリー)とは別のヴァーミリオン皇国軍の最高責任者であり、若き頃よりイェンリンについて隣国との小競り合いに戦場に出て最前線で戦った猛者。

武術に覚えがあり、鍛え抜かれた筋肉はいまだ健在で軍の中でも絶対的な権力と実力を持つ。

パトリシアと共に登城してルーズラーについてイェンリンに進言するも、その内容はルーズラーの擁護というよりはドゥエ家を存続させるための苦渋の決断といった内容だった。




●ルーズラー=ドゥエ・ヴァーミリオン


ヴァーミリオン皇族 三大公爵家ドゥエ・ヴァーミリオン家嫡男。


年齢 19歳

性別 男

身長172cm

髪  赤

瞳  茶

一人称 俺


ドゥエ家の次期当主であり、それを後ろ盾にして街ではやりたい放題をしていた。

しかしタウンマーケットの歩行者天国に馬車で突っ込んだところに居合わせた八雲によりトラウマ物の攻めをされ、それにより結局はイェンリンにドゥエ家の断絶を覚悟される事態に陥る。

イェンリンより極刑を申し付けられるも、そこで八雲が介入し、「どうせ死ぬなら好きにさせてくれ」という言葉にトラウマが発動し拒否するが、結局は八雲に『胎内世界』へ連れ込まれて地獄のサバイバルに突入している。




●ゲイラホズ


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第八位

『槍を持ち進む者』


年齢 ???????歳

性別 女(雌)

身長 165cm

髪  白 ストレートロング

瞳  銀

一人称 私

紅神龍武装

紅蓮槍=朱雷(しゅらい)


戦乙女の第八位で『槍を持ち進む者』と呼ばれている。

イェンリンによって選抜されたバビロン空中学園の教師として学園入りする。

赤いブラウスに黒のパンツ姿で、足元には赤いヒールを履いているため身長が高く見えてモデルのようにキメている白髪の長い髪、銀の瞳をした美女だが、戦闘は至って猪突猛進。

しかし料理の腕はかなりのもので、アルブム皇国への移動の際に食事の用意を手伝っている。




●ラーズグリーズ


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第十位

『計画を壊す者』


年齢 ???????歳

性別 女(雌)

身長 160cm

髪  黒 ロングストレート

瞳  蒼

一人称 私

紅神龍武装

紅蓮鎌=紅月


戦乙女の第八位で『計画を壊す者』と呼ばれている。

イェンリンによって選抜されたバビロン空中学園の教師として学園入りする。

与えられた仕事に対して少しでも賄賂や悪意を感じると『敵』と認定して徹底的に相手を潰す性格にブリュンヒルデからは問題児扱いされているが、イェンリンからは信頼されている。

黒地に赤いラインの入ったワンピースを纏う、長い黒髪を靡かせて白い肌に蒼い瞳の美女。

マキシと同じく【呪術師(カース・マスター)】のClassを持っているため、呪術師同士で呪術を行使する際に発動する【呪印返し】の効果でマキシの呪いは受けず、呪いにかかった振りをしていた。

最後にそのことを教え、八雲を驚かせるもマキシの件は同情しているところがある。

八雲に頼まれてマキシに条件封印の呪いを掛けて【呪術師(カース・マスター)】の能力を制限する。






【バビロン空中学園編より登場】


●ルトマン=ギヌス


バビロン空中学園 高等部校長


年齢 61歳

性別 男

身長 170cm

髪  白 ストレート

瞳  紺

一人称 私


白髪の長い髪に長い口髭を生やして、青いローブを纏っている老人で、この学園の高等部を取り仕切る校長。

高等部の校長をしており、バビロン空中学園全体の統括者でもある。

中等部校長と少年部校長、幼年部校長の四人の校長で学園を運営しており、現在少年部には編入対象がいなかったので未登場。

人柄も明るく優しい老人であり、その人柄のためか創設者のイェンリンにちょくちょく無茶振りを強いられる苦労人な一面も。

イシカムの【呪印(カース)・封魂操戯(マネッジシール)】によって魂を拘束され人形化したイェンリンにより傷を負わされるが、その際もイェンリンの姿を「御労しい」と嘆くほどにイェンリンと信頼関係がある。

その後、何者かに応急措置されていて一命は取り止める。




●ポルト=ホーマン


バビロン空中学園 中等部校長


年齢 49歳

性別 男

身長 169cm

髪  茶 ハゲ

瞳  茶

一人称 わたくし


普通に見て太った男であるポルト=ホーマン校長。

頭は禿げあがり、青いローブに汗を滲ませた暑苦しい見た目だが、中等部という多感な時期の子供達を受け持つほどの経験と指導力があることで評価されている人物。




●アムネジア=アイン・ヴァーミリオン


バビロン空中学園 幼年部校長

アイン・ヴァーミリオン家 次女


年齢 24歳

性別 女

身長 163cm

髪  金髪 ロング 後ろで纏める

瞳  緑

一人称 わたくし


長い金髪を後ろに纏めて、青いローブを纏った美女。

ヴァーミリオン皇国の三大公爵家のアイン・ヴァーミリオン家の次女であり、フォウリンの姉。

当主になった姉のパトリシア、現在バビロン空中学園の特待生の妹フォウリンとの三姉妹で、元々子供好きの性格で成長するにつれて学園の先生を目指して勉学に励み、家のコネなどではなく実力で幼年部の校長にまでなった努力家。

個性豊かなチビッ子四人組の中でも、特に個性のあるシェーナのくまさん挨拶も軽やかにフォローして他の幼年部の子供達に紹介できるほど柔軟な対応も出来る真正子供好き。




火凜フォウリン=アイン・ヴァーミリオン


バビロン空中学園 特別クラス 特待生

アイン・ヴァーミリオン家 三女


年齢 18歳

性別 女

身長 160cm

髪  金髪の長い髪に紅色の髪がメッシュ

瞳  紅

一人称 わたくし

紅神龍武装

紅蓮剣=燈火


金髪の長い髪に紅色の髪がメッシュで入った紅い瞳をした少女で、その髪と面影がイェンリンに似ている。

ヴァーミリオン皇国の三大公爵家アイン・ヴァーミリオン家の三女。

性格はかなり積極的で初対面の八雲にも物怖じせず質問をするほど。

課題がグループ課題だったことでひとりになった八雲を誘い、自分と同じ班に誘うほど器も大きい。

アイン家の教育係から多分野に渡り教養を身につけ、魔術についても中位魔術は修得している。

幼い頃からイェンリンに憧れており、後ろをついて回っていて、それまで公爵家と距離を置いて過ごしていたイェンリンが再び公爵家の血族達と歩み寄る切掛けとなった。

イェンリンの解呪の旅に同行するため八雲に懇願し、同行させてもらう。




●エルカ=シャルトマン


バビロン空中学園 特別クラス 特待生

アイン・ヴァーミリオン家 フォウリン付侍女


年齢 18歳

性別 女

身長 155cm

髪  青 セミロング

瞳  緑

一人称 私


フォウリンの身の回りの世話を担当する侍女であり、特別クラスにはそのために在籍している。

貴族家ではこうした侍従の在籍は珍しくはない。

セミロングの青い髪をした緑の瞳、綺麗な顔立ちをした少女で気が少し小さめ。

課題の中位魔法がひとりだけ修得出来ていなかったことで訓練を重ねることで修得する。

イェンリンの解呪の旅に同行するフォウリンに同行している。




●カイル=ドム・グレント


バビロン空中学園 特別クラス 特待生

アイン・ヴァーミリオン家 フォウリン付護衛騎士


年齢 18歳

性別 男

身長 172cm

髪  赤

瞳  茶

一人称 わたくし


フォウリンの護衛をしている騎士でエルカと同じく特別クラスに在籍している。

赤い髪に茶色い瞳をした凛々しい顔立ちの男子生徒。

剣の腕も優れているが、フレイアの元で結界魔術を学び、その実力もお墨付きという優等生。

イェンリンの解呪の旅に同行するフォウリンに同行している。




●イシカム=オチエ


バビロン空中学園 特別クラス 特待生


年齢 18歳

性別 男

身長 169cm

髪  藍

瞳  藍

一人称 僕


魔術が得意なことが切掛けで特待生になった。

フォウリンには同じクラスになってから、今回同じ班にも誘ってもらったところから八雲とも交友をもつ。

眼鏡をして長い藍色の髪を首の後ろで一纏めにした線の細い美少年であり、少女のような面持ちをしている。

魔術は得意な分野であるため中位魔術も修得しておりエルカに魔術を教える側になった。

八雲の暴走魔術には手が付けられないと思っている。

しかし正体は呪術師(カース・マスター)という呪術を操る存在で、イェンリンに【呪印(カース)・封魂操戯(マネッジシール)】を仕掛けて人形のように操る呪いに成功する。

その正体は……マキシ=ヘイト。




●スクルド


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第三位

『未来を司る者』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 170cm

髪  濃紫 ストレートロング

瞳  藍

一人称 私

紅神龍武装

紅蓮戦斧=紅激こうげき


国では皇国の財務や所有する国宝などを統括している部署財宝省を統括している戦乙女。

八雲がイェンリンから浮遊島の土地を購入する際にも迅速に対応してくれた人物。

財務関係の数字にうるさい性格である一方、フロックの造った紅のハルバートを愛用しているほどの武闘派でもある。




●キグニス=オスロ―


エーグル騎士団団長


年齢 35歳

性別 男

身長 178cm

髪  金

瞳  茶

一人称 私


エーグル騎士団の団長。

先の災禍戦役の際に先代の騎士団長が出陣していて八雲の雷帝矢によって戦死しており、その後継についた騎士。

元々剣の腕を認められた屈強な騎士であったが先代の騎士団長との確執で僻地に飛ばされており戦火から逃れた経緯があるので、八雲に対して特別恨みなどはない。

むしろあらぬ疑いで僻地に飛ばした先代団長を成敗してくれたと感謝するほど。

現在はフレデリカが女皇帝となり、フレデリカと八雲に恩を返すため忠義を誓っている。




●死神(グリム・リーパー)


冥府の冥聖神の使徒


年齢???????歳

性別 ?

身長 200cm

髪  無し

瞳  無し

一人称 我


死神(グリム・リーパー)は冥聖神様の忠実な僕で、神に近い存在と伝承されている。

生命の死を司るとされる神で世界各地に伝説が存在する。

冥府においては魂の管理者とされ、大鎌を持ち、黒を基調にした傷んだローブを身にまとった人間の白骨の姿で現れ、完全に白骨化した馬に乗っている。

その大鎌を一度振り上げると、振り下ろされた鎌は必ず何者かの魂を獲ると言われ、死神の鎌から逃れるためには、他の者の魂を捧げなければならないと言い伝えられている。

何者かによりフラクナス迷宮の第二階層最奥の広間に召喚され、八雲の命を狙うも冥聖神の影により死神が冥府に連れ戻されて現世から消滅した。




●ランドグリーズ


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第九位

『盾を壊す者』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 150cm

髪  ピンクの長い巻き髪

瞳  青

一人称 私


紅龍城の内務を取り仕切る戦乙女。

城内の侍従を纏める侍従長としてイェンリンや紅蓮の生活面といったところをフォローする役目をもつ。

戦闘能力については未知数ではあるも、第九位を張っていることからも実力は確か。

『盾を壊す者』という名は文字通り、あらゆる障害を排除し突き進む力を讃えており、紅龍城を任されているのはその屈指の防衛力による。




●アルヴィト


紅の戦乙女 (クリムゾン・ヴァルキリー)第十二位

『全知』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 148cm

髪  白い髪のセミロングを後ろに纏める

瞳  紅

一人称 私


『全知』と呼ばれている戦乙女であり、八雲に『神紋』を渡す役を天聖神より託された存在。

紅蓮に生み出しされたときから、天聖神に『神紋』を託されていることを知っていた。

それはいつか巡り合う『神紋の主』に嫁ぎ、それを渡すために。

しかし、このことは紅蓮を始め誰にも話したことはなかった。

全盲で生まれてきたが、『全知』のスキルを所持していたため、心の目で色までわかるくらいに感知できる。

また身体変化の魔術などで変装していても、アルヴィトの心の目には真実の姿がその者の横に見える。

八雲に嫁ぐことを希望するが、それが義務感で述べた希望であることを八雲とイェンリンに指摘され、まずは八雲を知ることから始めることにした。




●アテネ


朱色の女皇帝ヴァーミリオン・エンプレス艦長


年齢 0歳

性別 女(雌)

身長 170cm

髪  長い紅の髪を後ろに纏める

瞳  蒼

一人称 私


朱色の女皇帝ヴァーミリオン・エンプレスの頭脳とも言える存在、マスターである八雲に生み出された自動人形(オートマトタ)であり、ディオネとそっくりな容姿をしている。

額部分に『龍紋』が象られた八雲の世界の軍帽を被り、装いは紅い軍服風の上着に、下はグレーに紅い線のチェック柄をしたプリーツスカート、上着には八雲やノワール達と同じ金刺繍が入った紅いコートを羽織っている女性将校風の恰好をしているアテネはディオネと色違いの装いをしている。




●サジェッサ


蒼天の精霊 (シエル・エスプリ)セカンド

『賢明』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 169cm

髪  金髪ロングを後ろに纏める

瞳  緑

一人称 私


金髪の長い髪を編み後ろに纏めた緑の瞳。

蒼いバトラーの上着に蒼いベスト、白のブラウスに首元には蒼い大きなリボン、そして蒼いスラックスを纏っている男装風の美女であり、蒼神龍セレスト=ブルースカイ・ドラゴンの牙を元に生み出された忠実な配下。

蒼天の精霊(シエル・エスプリ)の中でセカンドの地位にいるサジェッサ。

彼女の立場はノワールのサジテール、紅蓮のブリュンヒルデに相対する能力を持つと考えられる。

その美しい容姿からは想像もつかないほど、戦闘スタイルは無手の戦闘を好み、優雅な動きから驚異的な破壊力を生み出す。




●イマジン


蒼天の精霊 (シエル・エスプリ)フィフス

『想像』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 150cm

髪  蒼 セミロング

瞳  金 左目下に泣き黒子

一人称 私


蒼いバトラーの上着に蒼いベスト、白のブラウスに首元には蒼い大きなリボン、そして蒼いスラックスを纏った、蒼いセミロングの髪に金色の瞳、左目の下には泣き黒子のある美少女。

見た目はジェミオス達と変わらないくらいの姿をしている可愛らしい美少女が無表情のまま、腰に細剣を佩びる。

北の爪型塔でクレーブスと対峙、彼女の降伏勧告を受け入れずに戦闘に入る。




●レクイエム


蒼天の精霊 (シエル・エスプリ)サード

『安息』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 170cm

髪  銀 ストレートロング

瞳  蒼

一人称 私

蒼神龍武装

蒼龍槍=蒼義(そうぎ)


蒼いバトラーの上着に蒼いベスト、白のブラウスに首元には蒼い大きなリボン、そして蒼いスラックスを纏った銀髪のストレートロングに蒼い瞳、見た目はブリュンヒルデよりも年上に見えるレクイエムは、その手に柄の部分が長く穂先に刃が付いているスピアを携えていた。

『安息』のレクイエムと呼ばれ、普段は落ち着いているが、その戦闘能力は未知数。

西の爪型塔でブリュンヒルデと対峙する。

所持している武器は蒼神龍の鱗で造られたスピア。

柄は蒼色で長い蒼義の穂先には両刃の蒼く鏡のように輝く刃が付いており、その強度は神龍の鱗で造られていることで折れることはなく、また付与された幻術の魔術を行使して相手を翻弄する効果も持っている。

本来はセカンドのサジェッサに手渡されるはずだったが、彼女が無手での戦闘を好むためサードのレクイエムへと受け継がれた。




●ウェンス


蒼天の精霊 (シエル・エスプリ)フォース

『願い』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 162cm

髪  金 巻き髪

瞳  赤

一人称 わたくし

蒼神龍武装

蒼龍鎧=蒼壁そうへき


蒼いバトラーの上着に蒼いベスト、白のブラウスに首元には蒼い大きなリボン、そして蒼いスラックスを纏った、金髪巻き毛の赤い瞳をした美女で、両手のロングソードを武器とする。

東の塔でゲイラホズと対峙するも突然襲い掛かられて驚愕する。

戦闘行為に躊躇のないゲイラホズに戦いにおいての礼儀などを口にするが、ゲイラホズには受け入れられなかった。

蒼天の精霊(シエル・エスプリ)の中ではムードメーカー的存在で言いたいことはハッキリというタイプだが、野蛮な行為には黙っていられない性格。

蒼龍鎧=蒼壁(そうへき)は喉を守るゴージット、スポールダと呼ばれる肩当て、そしてそれを補強するガルドブラ、肘を守るコーター、前腕を守るヴァンブレイス、下腕部を防護するリアブレイス、手首を守るゴーントリット、脇をまもるベサギュー、胸部と背部を守るブレストプレートは強調するかのように胸の形を施し、バックプレートと合わさっている。

腰部を守るフォールド、フォールドから吊り下げられた二枚一組の小板金のタセット、胸部のブレストプレートと対になったバックプレートから吊り下げられ臀部を守るキューリット、チェインメイルスカートの下には純白の布スカートが纏われ、まるで戦乙女ヴァルキリーのような装いだった。

大腿部を守るクウィス、膝を守るパウレイン、脛を守るグリーヴ、足を守る鉄靴ソルレットからなる鏡面に仕上げられた見事な鎧。

一角獣のような角が付けられた頭部を保護するヘルムはフェイスオフ状態で美しいウェンスの顔が覗いていてヘルメットの間からは金髪の巻き毛が風に靡いているという装い。

しかし料理の腕はかなりのもので、アルブム皇国への移動の際に食事の用意を手伝っている。




●デスティノ


蒼天の精霊 (シエル・エスプリ)テンス

『運命』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 168cm

髪  紫 ウェーブ

瞳  緑

一人称 私


蒼いバトラーの上着に蒼いベスト、白のブラウスに首元には蒼い大きなリボン、そして蒼いスラックスを纏い、紫の波打つ長い髪を掻き上げ、緑色の瞳をしている。

北東の爪型塔にてサジテールと対峙する。

『運命』のデスティノと呼ばれ、戦闘能力は未知数。

サジテールとの再会に『運命』を感じている彼女だが、それはこの後の戦いに現わされる。

未来視というこの世界でも数名いるかいないかという固有能力ユニークスキルを保有。

神の加護や万人が獲得出来るようなスキルとは全く別の次元にある能力スキルで、未来の映像が脳裏に浮かぶというが、所有者の能力によってどれだけ先のものが見えるかは個人差がある。




●レーブ


蒼天の精霊 (シエル・エスプリ)エイス

『夢』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 163cm

髪  エメラルドグリーン ショートカット

瞳  蒼

一人称 私


蒼いバトラーの上着に蒼いベスト、白のブラウスに首元には蒼い大きなリボン、そして蒼いスラックスを纏うエメラルドグリーンの短い髪をした蒼い瞳の美女。

かなり破壊思想の入った魔術師であり、北西の爪型塔で対峙したゴンドゥルを魔術師として尊敬の念を抱いている。

しかし、その壊滅的な性格が災いして、ゴンドゥルを本気で怒らせることになる。

木製のシャフトに金の錫杖型のヘッドを形取り、火水土風の魔法石で造られたリングが錫杖に並び付けられた杖を愛用。

かつて師匠のように振る舞っていたゴンドゥルに挑戦するも魔力体が本体のゴンドゥルに降伏。

現在はゴンドゥルの魔力体による愛撫で身体を弄られ、その強烈な快感の虜になっている。




●トゥルース


蒼天の精霊 (シエル・エスプリ)シックス

『真実』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 171cm

髪  赤 後ろで一本に編む

瞳  茶

一人称 私


蒼いバトラーの上着に蒼いベスト、白のブラウスに首元には蒼い大きなリボン、そして蒼いスラックスを纏い、赤い髪を後ろにひとつに編み、茶色の瞳を大きく広げて背中には身の丈ほどもありそうな大剣を背負っている美女。

『真実』の名の通り、リアル主義の性格で『運命』のデスティノや『夢』のレーブとは反りが合わない。

しかし蒼神龍の命には絶対の『真実』と信じ、力で捻じ曲げてでも真実とすることが使命と考えている。

東南の爪型塔でスクルドと対峙して衝突する。




●イノセント


蒼天の精霊 (シエル・エスプリ)ファースト

『無垢』


年齢???????歳

性別 女(雌)

身長 165cm

髪  金 ロングの髪を後ろに纏め上げる

瞳  蒼

一人称 私

蒼神龍武装

蒼龍剣=蒼天そうてん


蒼いバトラーの上着に蒼いベスト、白のブラウスに首元には蒼い大きなリボン、そして蒼いスラックスを纏い、金髪の長い髪を後ろに纏め上げた白い肌に蒼い瞳、まるで人形のように美しくきめ細やかな肌の美女。

その地位と実力はアリエス、フレイア、ダイヤモンドに匹敵する実力を兼ね備えている存在である。

今回のセレストのヴァーミリオン侵攻にも最後まで反対したが、止められなかったことを西南の爪型塔で対峙したアリエスに謝罪するもアリエスに相手が違うと返される。

刀身の青い蒼神龍の剣を所持しており、アリエスが黒脇差=金剛を持っていて、それが愛する主から下賜された物と聞いて素直に祝福の言葉を告げる。

蒼龍剣=蒼天はセレストから下賜された名剣であり、その真の能力は未だ非公開。

アリエスの肉を切らせて骨を断つ作戦に塔を破壊され、自分の中の何かが同時に崩壊したことを感じて涙を流す。

セレストの命令とはいえマキシ親子に手を差し伸べなかったことをヘルガの死で後悔している。






【真紅の業火剣嵐編より登場】


●アルテミス


雪の女王スノー・クイーン艦長


年齢 0歳

性別 女(雌)

身長 170cm

髪  白

瞳  白銀

一人称 私


天翔船雪の女王(スノー・クイーン)の頭脳とも言える存在、マスター・九頭竜八雲に生み出された自動人形(オートマトタ)で名前をアルテミスと付けられた。

額部分に『龍紋』が象られた八雲の世界の軍帽を被り、装いは白い軍服風の上着に、下はグレーに白い線のチェック柄をしたプリーツスカート、上着には八雲やノワール達と同じ金刺繍が入った白いコートを羽織っている女性将校風の恰好をしている白い髪に白銀の瞳をしたアルテミスはディオネ、アテナと色違いの三つ子のような姿をしている。






【純白の皇国編より登場】


●エメラルド


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)副長


年齢 ??????歳

性別 女

身長 160cm

髪  エメラルドグリーン

瞳  金

一人称 わたくし


雪菜と同じ白いコートを装い、その下には白のブラウスと白いベストに金の刺繍が入っていて、下も雪菜と同じくグレーの生地に白のチェック柄が施されたプリーツスカートを履いたエメラルドグリーンの長い巻き毛に緑の宝石で出来た髪飾りをした美女。

しかもフィッツェに勝るとも劣らない爆乳。

その柔らかい表情と微笑みは八雲の中ではバブる衝動に駆られるくらいの母性をエメラルドは溢れさせていた。

かつてはゴンドゥル、クレーブスと共にレーブに魔術を指導していた師のひとり。

その母性溢れる外見とは別にレーブに対しては容赦のない一面が窺える。

そのエメラルドグリーンの巻き髪には、金の装飾にエメラルドが鏤められた髪飾りを両耳の上に着けている。




●パール


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)三番


年齢 ??????歳

性別 女

身長 158cm

髪  白 ミディアムヘアー

瞳  蒼

一人称 私


ミディアムヘアーのウェーブが掛かった白い髪をした蒼い瞳の美女。

髪には金の装飾にパールが飾られた髪飾りをしている。

白龍城の財務を担当していることで、何につけても金にうるさく、また本人もそれを公言している。




●ルビー


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)四番


年齢 ??????歳

性別 女

身長 173cm

髪  赤 ロングストレート

瞳  金

一人称 私


金の装飾とルビーが鏤められた髪飾りを付けた金色の瞳の美女。

八雲との初対面の挨拶からぶっきら棒な態度だったが、実際は普通に話せる。

初対面時に感じた圧からも只者ではないと八雲は推察していた。

武人肌であり、白雪から自身に与えられた白龍大剣=雪崩を大切にしている。




●ペリドット


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)五番


年齢 ??????歳

性別 女

身長 173cm

髪  ライトグリーン セミロング

瞳  茶

一人称 わたくし


エメラルドよりも少し薄いグリーンでセミロングの髪をした茶色い瞳の美女。

髪には金の装飾に薄緑のペリドットが飾られた髪飾りをしている。

終始ゆっくりとした口調で語り掛けるペリドットはマイペースな印象を受ける。

俗な言い方をすればお嫁さんにしたいタイプと八雲に思われている。




●サファイア


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)六番


年齢 ??????歳

性別 女

身長 155cm

髪  水色 ボブカット

瞳  蒼

一人称 わたくし

白神龍武装

白龍槍=初雪


ボブカットで水色の髪をして蒼い瞳をした美少女。

髪には高潔・崇高・成功・誠実・慈愛の象徴であるサファイアを鏤めた金の髪飾りをしている。

雪菜のことを敬愛しており、崇拝に近い形で傾倒している。

最初、雪菜の世話係に任命されたが、その行き過ぎた行動により白雪から八雲の世話係へと変更された。

八雲のことを雪菜に群がる虫のように扱って平気で『威圧』をぶつけてくるほど。




●オパール


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)七番


年齢 ??????歳

性別 女

身長 165cm

髪  青み掛かって毛先だけ翠色 ロングヘア―をポニーテール

瞳  蒼

一人称 アタイ


青み掛かって毛先だけ翠色をした長い髪を後ろに束ねてポニーテールにした褐色肌の美女。

金の装飾にオパールを鏤めた髪飾りをしている。

城では鍛冶師の仕事を主にやっている兼ね合いから八雲の創造する武器や天翔船に興味を抱く。

天翔船のメンテナンスについて八雲から指導を受ける。




●トパーズ


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)八番


年齢 ??????歳

性別 女

身長 155cm

髪  薄茶色 ツインテール

瞳  茶

一人称 私


薄茶色の髪をツインテールにして茶色の瞳を揺らして立つ美少女で、髪には金の装飾にトパーズを鏤めた髪飾りをしている。

どことなくコゼロークに似た喋り方をしていて、八雲も思わず「お好きな武器はハルバートですか?」と問い掛けた。




●ラピスラズリ


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)九番


年齢 ??????歳

性別 女

身長 169cm

髪  瑠璃色 ストレートロング

瞳  銀

一人称 僕

白神龍武装

白龍剣=粉雪


紫を帯びた濃い青色、つまり瑠璃色のストレートロングの髪をして銀色の瞳をした八雲や雪菜と同じくらいの見た目をした美少女。

髪には金の装飾にラピスラズリが鏤められた髪飾りをしている活発そうな見た目をしている。

座右の銘は『心の健康』。




●ガーネット


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)十番


年齢 ??????歳

性別 女

身長 160cm

髪  橙色 長い髪を一本に編んでいる

瞳  緑

一人称 私


橙色の長い髪を一本に編んでいて、緑の瞳をした美女。

金の装飾に橙色のガーネットを鏤めて髪に飾っている。

白龍城の厨房を預かっており、料理について八雲に指導をお願いしている。

その返事にカレーを作ると言い出した八雲を雪菜が慌てて止めた。

礼儀正しく所作も綺麗な美女である。




●アメジスト


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)十一番


年齢 ??????歳

性別 女

身長 166cm

髪  紫 セミロング

瞳  濃い紫

一人称 私


紫色のセミロングの髪をした濃い紫色の瞳をした美女。

髪には金の装飾に紫のアメジストを鏤めた髪飾りを着けている。

仕事は主に外交関係の窓口の役目を担っている。

外交を担当すると言うだけあって身の熟しや立ち居振る舞い、言葉遣いとどれも礼儀正しい女性。




●アクアマリン


白い妖精 (ホワイト・フェアリー)十ニ番


年齢 ??????歳

性別 女

身長 166cm

髪  薄青 セミロング

瞳  藍

一人称 わたくし


薄青色のセミロングの髪をした藍色の瞳をした美女。

髪には金の装飾に薄青色のアクアマリンが鏤められた髪飾りをしている。

アメジストと共に外交関連の仕事を担っている。

特に物資の流通について担当しており、特産の鉱石について売り込むなど強かな一面も持っている。




●水の精霊オンディーヌ


年齢 ??????歳

性別 女

身長 170cm

髪  青 ロング

瞳  水色

一人称 我


この世界で火土風水のうち水を司る四大精霊の一柱。

―――水で人の形が形づくられたかと思うと、その姿はみるみる人の身体に変化し始めて、遂にはその間欠泉の頂上部分に人肌色をした全身に輝きを放ちながら、青く長い髪と、その髪にクリスタルのような髪飾りを飾った女が姿を現す。

その身体には水色の絹のような光沢をしたドレスを纏い、そのドレスもクリスタルのような装飾が鏤められていて、各々が光り輝いている。

だが―――姿を現したその女は顔に白地に金の装飾をしたマスクを着けていた。

かつて白雪に醜いと言われたことが切掛けで仮面を着けている。

しかしそれは水の精霊オンディーヌの誤解であり、外見を指摘したわけではなかった。

大海魔を使役するほどの力を持っているが、八雲により異空間に封印されかけたため、敗北を認めて、その後に八雲と精霊契約を行っている。

その際に水の妖精を八雲の元に残し、自分は去っていった。




●水の妖精


年齢 0歳

性別 女

身長 40cm

髪  青 ロング

瞳  水色

一人称 私


水の精霊オンディーヌが八雲との精霊契約時に残していった自身の分身体。

体長が40cmほどのまさに妖精であり、背中には羽根が生えていて空中を飛べる。

姿はオンディーヌに生き写しだが、正確はフレンドリーな上にけっこう辛辣な言葉を浴びせてくる。



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