私は神棚と仏壇に手を合わせていますが、その前に、神棚のお水を交換して、榊の水も取り替えることを、日々続けています。
そして、神棚に供えている榊を見ると、大抵は神棚から向かって右側の榊が、早く枯れてしまうことが多いのですが、今日は今までとは違い、『左側の榊』が枯れてしまったのです。
この現象は、科学的に家の中の条件や榊の具合などもあった『偶然の産物』と、考えたいのですが…。
いま、私たちが置かれている、神がかり的な不運続きがあった運勢を考えると、何か引っかかる部分がありまして。
ちなみに、本題に入る前に、前提条件からお話をすると、今のうちの神棚の榊の枯れ方とは違い、神棚に向かって『右側の榊』が早く枯れるのは、良い事だと解釈する人が多いのです。
『右側が枯れるのは、その土地と結びついている氏神様が、家や周りにいる悪いモノから守っているので、榊を使って力を行使してくれている』
うちの神棚は、親類に神社の神主がいた影響もあって、一般家庭より少し立派な神棚ですから、三社造になっています。
そうすると、真ん中に天照大御神の御札、そして右側に氏神様(基本は住んでいる地域の近くの神社)の御札、そして左側は崇敬神社なので、自分達がよく行く神社の御札を納める形になります。
神棚に向かって右側には、氏神様の御札があるので、その氏神様の結びつきが強ければ、自ずと右の榊が、神様と連動して枯れるという訳です。
しかし、問題になるのは、向かって左の榊が枯れてしまった時のサインです。
実際に、左が枯れる現象は1度だけ経験しておりまして、去年の暮れになって左側の榊が枯れた前後に、母親が敗血症性ショックで倒れて救急搬送されたり、会社の経営が悪化して、相当に苦難を味わうような、大不運が続きました。
『うーん、なんだか気味が悪いなぁ…』
再びの幽霊や呪詛騒動があった後ですから、余計に何か、悪い事がありそうな予感もします。
ただ、その当時の榊の状態とは違って、不思議なコトに、神棚に向かって右の榊から、新芽が出ていたので、私は首を傾げました。
榊から新芽が出るのは悪いことではありません。
『新たな挑戦をしなさい』と、示唆されたり、神様から感謝されたり、励まされているサインだったりします。
本題に戻ると、神棚から向かって左側が枯れているコトをネットで検索すると、良くない事態になる警告だったり、色々と厄介でかつ複雑なサインがあったりします。
神棚の榊は不思議なもので、榊を普通に花瓶に挿しても簡単に枯れるなんてないのに、神棚に神具として供えると、途端に榊が悪くなるのです。
*家の中の気温や設置条件に関しては、思いっきり暖房をつけたとか、配置替えをした等はないので、常に一定条件であるが故に、それを除外視した上での話となります。
◇
以下に、神棚の左側の榊が枯れる時のサインの主な要因と、現状について順を追って書いてみます。
○要因1: 先祖や氏神様との結びつきが弱くなっている。
→お墓参りは彼岸とお盆に必ずしているし、仏壇にも毎日、線香を欠かしたことがない。
氏神様の神社にも、こまめに参拝しているし、右側の榊に出てきた新芽は、左が枯れるとは対象的だから、謎は深まるばかり。
ただ、今日になって、左が枯れている事が気になった妻が、氏神様の神社にお参りをしたところ、今朝まで枯れていなかった右側の榊の葉2枚が、お昼になってクルンと丸まっているのを見つけたので、この線は少しだけありそう。
○要因2: 何らかのトラブルの警告
→これは本当にありそう。
不運続きだったから、これから何が起こってもおかしくない。
呪詛・幽霊騒動で、色々な神様が動いたのは想像できるし、その余波もありそうだから、この要因は大いにある。
左側の榊が大きく枯れたのに気づいた前日は、従業員のミスが相次いで発覚し、色々と面倒な事が起こってしまった。
ただ、それらのミスと対策を、色々と思案した結果、まだ、致命的なものではなく、リカバリーができるミスであり、それを左側の榊で防いだのか、それは豊川稲荷様のお陰なのか…。
○要因3: 要因1に絡んで、氏神様との連携が取れていない。
→今まで右が枯れる傾向が続いていたから、氏神様を変えるのはあり得ない。
○要因4: 家から病人が出ると左が枯れる。
→私が蓄膿症で風邪症状な状態が長く続いた上に、抵抗力が弱って目が腫れて結膜炎になった。
その10日程度後に息子が同じ結膜炎に…。
さらに、この前のことだが、不運の身代わりになるが如く、私が食器棚から娘の茶碗を取り出そうとした時に、私と息子の茶碗を誤って落としてしまい、見事に割れてしまったり。
この要因はありそう。
ただし、今も入院中の母親の警告については、良い傾向が続いているから、除外視で良いと思う。
○要因5: 崇敬神社との兼ね合い。
→1年に1度、ゲン担ぎで山梨にある某神社に家族でお参りに行くのだが、去年は4月の末頃に行ったので、恐らく御札の有効期限間近だから、完全に呼ばれている。
…この線もありそう…。
色々なことがあって、色々な神社やお寺に行きましたが、その神社がある山梨は、うちから行くと、かなりの遠方なので、気軽に行くのが難しい。
それで、そろそろ御札の効果が切れるから、そこの神社の参拝放置は許さぬぞ…、という事で、私たちが呼ばれた可能性。
○要因6: ご先祖様が出てきて、その力を行使した。
→動画サイトによっては『夢の中にご先祖様が出てきたら、左側の榊が枯れていた』という人もいるようなので、この線は当たっているかも。
あの怨霊・呪詛騒動の時に、亡くなった父や、亡くなった祖父母が夢の中に出まくってたので、その影響が大きいと思われる。
この間も、私は父と一緒に仕事をしている夢を見ていた。
何にしても、先祖には感謝を欠かさないことだろう。
今日は早速、妻と一緒に亡くなった父が眠っているお墓に行って、手を合わせてきた…。
◇
以上が神棚の榊の左側が枯れてしまう、考えられる要因と、私の現状でありますが、近くの氏神様やお墓をお参りすることは、悪い事ではありません。
それよりも、お墓をお参りする際に、子孫が途絶えた際に、全く管理ができなくなった草がボウボウのお墓を妻と見て、色々と考えさせられた次第です。
そのお墓を見ると、線香台の上に『お墓に来るようなら、お墓の管理費を払うように』などと、お墓の管理代の支払いと管理者に連絡を促す旨の紙が、瓶詰めされた状態で置かれていたのです。
ここのお墓は、田舎の山中を切り開いているので、お墓にたどり着くまでの坂が非常にキツイのですが、うちの菩提寺が管理している墓地だし、管理費がこれで良いのか…というぐらい、激安なのです。
その荒れ放題のお墓を見て、こうなる前に、私たちが生きているうちに手を打たねばならぬ事があると、息子や娘が大人になったときに、私たち夫婦がどう対処するのか、色々と考えさせられる部分があるわけでして。
そういう事を含めて、色々と教えて頂く機会を作ってくれたのかな…と。
そして…、その日の夕刻でした。
もう仕事が忙しすぎて、私は連日、真夜中まで仕事をやっていた関係で、今日は仕事があまりできない状態でした。
こういう風に体の調子が整えられるのも、自営業である由縁ではあるのですが…。
気分転換に外に出ると、晴れているのにパラパラと雨が降ってきました。
『天気雨』は『狐の嫁入り』とも言われています。
それで、狐を真っ先に連想したわけですが、ご縁が結ばれた豊川稲荷のことをフッと思いだして、これは祈祷をしてもらおうかと、ちょっと色々なコトが頭の中をよぎりました。