【プール施設】
「お待たせ亜沙美。飲み物持ってきたわよ」
ロミータがプールのある部屋に戻ると、暇を持て余していた亜沙美が平泳ぎで緩く泳いでいる姿を確認した
彼女にバレないように死角に入ると、持ってきた水筒に利尿剤を入れると軽くシェイクした。そして何食わぬ顔で亜沙美に近付き声をかけた
「あっ、ありがとうロミータちゃん。太一と梨香は大人しく待っててくれた?」
「あー…うん。なんか静かにしてたわ。さっきの悲鳴もね、身体が触れちゃって驚いたらしいわ」
「(; ꒪ㅿ꒪)えっ?まさか太一が梨香に…」
「( ̄▽ ̄;)あはは。ロミーもそうかな?って思ったけど違ったみたい。それよりもほら、スポーツ飲料よ」
怪しまれない様に自然な会話を心掛けて【利尿剤】入りの飲み物を渡したロミータ。何故彼女は太一に飲ませるのではなく、仕返しする必要の無い亜沙美に飲ませようとしているのか?
「(/◎\)ゴクゴク(°∀°)ぷはぁっ!撮影に緊張して喉が渇いてたからかな?すっごく美味しいよ♪ありがとうね!」
素直に礼を言う亜沙美を見つめるロミータ
(今日の撮影で改めて思ったけど…亜沙美って人を疑う事を知らないの?って思うくらい純粋な人ね…なんだか…意識しちゃうな…)
「あ、後はさっき言ったように雑談を撮影したら終わりよっ!プールサイドにカメラを固定設置して…高周波マイクと連動させてとっ……良い亜沙美。大きな水飛沫を立てたりしてカメラとマイクを濡らさないでよ。高いんだからねっ!」
「うん、分かった。それで雑談はどれくらい収録するの?」
「だいたい30分くらいかな?突っ込んだ質問とかキレのあるツッコミも、遠慮なくしてきて良いからねっ!視聴者はそういうのを見て喜ぶんだから…お見合いみたいなトークはNGよっ!」
(利尿剤は10-15分で効いてくるって書いてあったから…どれだけ我慢しても30分は耐えられないわよね…ドキドキ❤︎)
どうやらロミータは亜沙美に、お漏らしをさせようと企んでいるようだ。なぜ亜沙美のそんな姿を見たいと思うようになったのか?
「 ∑( °口° )えぇ!?30分も収録するの?雑談トーク長くない?」
「馬鹿ねっ!編集して面白い部分を残して放送するから、実際に使う部分は10分前後になると思うわよっ」
「あっ!そうか…なるほどね」
「撮影を始めてまだ1時間も経ってないのよ。途中でトークを中断して、トイレに行くとか言わないでよねっ?」
(普通なら行かないでしょうけど…あれだけ利尿剤入りのドリンク飲んだんだから、我慢出来るハズはないでしょうけどね♪)
「笑ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)あはは♪いくら何でもそんなにトイレ近くないよー。それに、どうしても我慢できなくなったらプールの中でしちゃえば分かんないよね〜(笑)」
亜沙美本人も動画撮影が全部通しで100分もないのに、トイレが我慢できなくなる事など起こりえない。とタカをくくって笑い話をしたのだが…この後、彼女を襲う悲劇など知らずに…
「やだー。亜沙美ったら集音の関係で真横に並んでトークするんだから、いくら水の中だからってそんな近くでアミー水、漏らしたりしないでよね?(笑)」
(まぁ漏らす事になっちゃうんだけどね(笑))
「(꒪ꇴ꒪;)ええ!?ロミータちゃん…アミー水のこと知ってたの?」
まさかロミータが自分の配信内で、1部の視聴者(アミーゴ)から要望されている【アミー水】の事を知っているとは思わなかったようだ
「知ってるわよ。プール施設でオフコラボすると決めた相手の事なんだから、事前に相手の配信(アーカイブ)を見返して下調べしておくのは当然でしょ?」
(最初はキモイ視聴者にまとわりつかれてるな。くらいにしか思わなかったけど…今日の収録で亜沙美の可愛さに気が付いちゃったから…亜沙美が隣でお漏らしする姿を見たくなっちゃったのよ)
「そっか、そうだね…うん。宜しくね♪」
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「それでさ亜沙美っ!ロミーは思春期を日本で過ごしたから日本食に慣れすぎちゃっててさ、イングランドに帰ってる間は大変だったのよっ!」
「へ、へぇ〜…た、例えばどんなのがあるの?」
「有名なので【ステーキ・アンド・キドニー・プディング】って言うプリンが有るんだけどねっ、柔らかいスエットの皮で作られてるんだけど…全然甘くないのよっ!プリンなのに甘くないのよっ!信じられないでしょ?」
「あはは…それは、うん…驚いちゃうね…甘くないプリンがあるんだ」
雑談トークを初めて15分が経過した頃、利尿剤が効いてきた亜沙美は明らかにトークにキレが無くなっていた
「どうしたの亜沙美?ロミーとのトークつまんないの?」
(ドキドキ…効いてるっ!必死にオシッコを我慢してる亜沙美の表情可愛いなぁっ!クセになっちゃいそう…新しい世界の扉を開いちゃったかも知れない!もっと亜沙美を可愛がりたいなっ!もっと亜沙美を困らせたいなっ♪)
初めて同性に愛しさを感じているロミータは歯止めが効かない状態になりつつあり、亜沙美の困っている顔を見ることに悦びを感じ始めていた
「う、ううん。そんな事は…全然ないよ…無いんだけど…あの…はぁはぁ…」
どうやら亜沙美のオシッコの我慢は既に限界に到達しつつあるようだ。しかし、そんなツラそうな顔はロミータを悦びに震えさせていた
「もぉ!せっかくのオフコラボなんだから…もっと楽しい顔を見せてよっ!ギュっ❤︎」
「ひゃうっ!?あ、あぁ…そんな強く抱き締めたら…」
敢えてロミータは亜沙美の下腹部辺りに狙いを付け、背後から腕を回してチカラを入れて抱き締めた!
「ごめんなさいロミータちゃん!もう…我慢が出来ないの!……はっ!?あぁぁぁぁ!」
「……………………………………………」
ロミータに背後から密着されているというZERO距離で、プールの中に【アミー水】を漏らしてしまう亜沙美
密着しているので水の中に放尿して、プルプル震える亜沙美の小刻みな動きが直に伝わったロミータは歓喜に震えた!
(やったー♪何て愛らしいのっ♬)
「亜沙美…大丈夫?」
とは言うものの…ロミータの心の中は、恥ずかしさで顔を真っ赤にしながらプールの中でお漏らしをしている亜沙美の表情に未体験の歓喜に覆われていた
(亜沙美ったら可愛過ぎっ!最高!大好きっ!)
この日からロミータの亜沙美への気持ちは、激しく危なく変化する事になるのだった
続く