『ここでまだ可憐な美少女だった頃の私の思い出話はおしまい。
カムラは私の思い出話を聞いてどうだった?
すごく素敵な話でしょ?』
『キャハハ!
可憐な美少女ってママ自分で言ってるww』
まだ幼い蓮姫は無邪気に笑いながら言う。
『あらあら、自画自賛ダメかしら?』
『ううん、すごく面白かった〜♪
それに、ママのお友達の名前、あたしと一緒だ』
『そうね。
本当に偶然で私もびっくりしたわ。
運命ってあるものね』
*****
※蓮姫と青果屋の場面に戻ります。
「え〜と、つまり。
今の母君の行動はそんな体験があったからなんだ」
※【追憶】思い出3 前編
〜終〜
『ペル紀大量絶滅編(仮名)』へと続きます。