むしろ日本では、鮒に始まり鮒に終わるという言葉があるくらい、昔から鮒釣りが盛んなのだそうだ。単純な仕掛けを使い、昔は近くの野池で気軽に釣れる魚だった鮒。最近は河川改修や、池の埋め立てで鮒を釣れる場所が激減し、その代わりにヘラブナを放流する管理釣り場が増え、スポーツフィッシングとしてのヘラブナ釣りが盛んになり、今ではプロ大会なんてものもあるのだそうだ。
ルアーフィッシングは、ルアーを追ってくるヤマメの姿が見られることから人気が高いが、子どもには難しいし、俺も普段やらないのでよく分からない。だが本当に魚そっくりのルアーや、それを動かすさまはテンションが上がる。見ている分には子どもでも楽しいんじゃないかな。俺が詳しければ教えてやれたんだが、さすがに分からんからな。
昔俺が生まれる前に、アニメにもなった釣り好きの子どもの漫画があったんだが、魚や釣り方がリアルで引き込まれた。少年漫画で当時連載していたというし、やってみればハマる子が多いのが、釣りという遊びなんじゃないだろうか。今は室内でゲームで遊ぶ子どもも多いが、世の親御さんたちには、ぜひとも釣りの楽しさを教えてやって欲しい。
テンカラ釣りというのは日本発祥の伝統的な釣法だ。川釣り専門の漁師が考えたものだそうで、それぞれの家系ごとに独自のテンカラの作り方があったとのこと。一族ごとに門外不出のテンカラ作成ノウハウがあったのだとか。ちょっと気になるよな。
どこかにそれらを集めた本があったら、いつか読んでみたいと思っている。まあ、門外不出なら、出さない家も多いんだろうが、子孫が釣りをするとも限らないし、重要な文化世界遺産として残すべきだと思っている。
こんなにも昔から、人々に親しまれてきた貴重な釣法かつ遊びなのだから。
テンカラは毛鉤の種類があまり多くなく、基本的に川幅の狭い渓流がフィールドになる釣法だ。毛バリを投げ込んでから誘える距離が短いため、他のどの釣り方よりもキャスト──仕掛けを飛ばす意味の釣り用語だ──回数が多くなるやり方だ。一方フライフィッシングは、幼虫に見えるものや、成虫に見えるものなど、毛バリの種類が非常に豊富だ。
テンカラのような川幅の狭いフィールドではなく、川幅が広く流れも緩やかなフィールドで狙うから、魚にじっくりと毛バリを観察されてしまうからだそう。色んな種類がないと魚も学習しちまうんだな。フライフィッシングの起源はイギリスの貴族で、格調高い紳士のスポーツとして楽しまれてきた釣法だ。
その為テンカラよりも遠投性があるのが特徴で、フライ自体が非常に軽いため、ラインの重さを活用した、独特なキャスティング方法が特徴の釣法だ。リールの付いたロッドを使い、前後に振り子のように振り、投げるフライキャスティングをしているほうが、フライフィッシングをしている人、となる。
それに対してテンカラの仕掛けはロッドに直接結びついているシンプルな物で、ロッドとラインというタックルだけの釣法で、リールがついていない。リールが付いている方がキャストの飛距離が伸びるので、広範囲を狙っていける釣り方となるものの、狭く木々に囲まれた場所では、手返しの良いテンカラのほうが向いている。
一方でフライフィッシングはロッドとリールだけでなく、ラインも専用のもとが必要になる。ラインの重さで毛鉤を飛ばすので、専用のかなり太いラインを使い、その先はテンカラと同じようにハリスを結び、毛鉤を付ける。岩場向きのテンカラ、流れが緩やかな川に向きのフライフィッシング、といったところか。ちなみにアエラキはテンカラだ。まああの手でリールは回せないだろうからな。
友人と一緒に行った時に教えて貰った、短めのロッドを出して使用している。渓流は海と違ってロングキャストの必要性が少なく、木が覆いかぶさるなどしてキャスト方法が限定されがちなので、取り回しが良い短めのロッドを使用するのがよいとすすめられた。
ピッ!ピッ!と楽しそうに何度もキャストしている。釣れているから大したものだ。
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