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本州の中ごろにある大きな県、長野県。旧国・令制国の名、信濃国。この後者名で呼ばれてきた長い歴史の中、色々な物語・ドラマがあり、それは様々な媒体で彩られ、語られてきました。ここ10年では、2016年大河ドラマ「真田丸」、2021年週刊少年ジャンプ「逃げ上手の若君」、そして今年2025年web小説サイト・ネオページ「胡蝶の刀は久遠に舞う」ー 私個人的には、以上の三作品は視聴、現最新(「逃げ上手の若君」は単行本21巻、本作は第四十五幕)まで読了済みです。その上で、同等に並べました。本作は並ぶのです。 本作はあらすじ・各エピソードから、本邦現世からの転生者が戦国の信濃国や周辺国を中心に各武将へ転生を繰り返し、今連載中の主人公・胡蝶の番になって今度こそー と「予想」しています。何故「予想」止まりかと言うと、現最新・第四十五幕までは、まだ全てが胡蝶の物語だからです。現世っぽい記憶や他武将時は、ほんの一瞬とあらすじ上だけに今は留まっているからです。 物語上の大前提がまだまだ隠されています。まだまだお楽しみがあります。 何故、まだこの時点で面白いのか。上記「その上で、同等に並べました。本作は並ぶ」のか。それは本作家・季未さんの意外性に由来します。 私は本作家さんのネオページ内四作品を読了しています。全作品ではありませんが、本作は他三作品(「最強英雄の異世界復活譚」、「エルフの姫様、政略結婚を回避しながら平和な森ライフを目指します」(本作家的略称)、「現代社会のキツネさん」)と明らかに作風が違います。 他三作品はドタバタ的な喜劇性があったり、それがメインですらあります。最低限、笑いがあり、死に対し救いがあり、完全な死や悲劇性はまあないと言えます。それが本作では真逆です。完全なシリアス調の戦国時代らしく、どんどん理不尽に死にます。悲劇性が現在メインになっています。周辺人物達の死す時の描き方が、死に様が目を見張ります。そのため、その直前までの生き様の描写も栄えています。本当に他三作品と同一人物がお書きになっているのか、驚きました。人はここまで可能性を広げられるのか、作品でなく、本作家さん自身に感嘆させられました。 本作は以上の内容もさりながら、作家さんを通じ、人の可能性の広さまで信じさせてくれる作品なのです。
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現状、火・土曜更新予定作品です。 個人的ブックマーク十数作品中、1作家さんで3作品目にあたるほどです。 今現在最新エピソード・話、第十八幕まででは現代の記憶・知識面がまだ発揮されていませんので、 第一幕からじっくり更新を楽しみにしながら読めます。
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