たった2人で立川二中に乗り込んだ2人(1名おまけ)は、日本人番長グループにタイマンを提案。
番長グループは、人数を使ったリンチをやりたくてもやれずにいた。
このまま人数で袋叩きにすることは可能だったが、周辺で待機している子分や校内で見ている生徒たちが見ている以上、そんな無様な事はできなかった。
そんなことをすれば、学校内はおろか、立川の街を歩けなくなるのは必定だった。
チョーチュー側は、引き続きユンが相手をすることになった。
チョーチューvs立川番長グループの第二ラウンドが始まった。
校内にいるこの決闘を観戦していた生徒たちは、人数に勝る番長グループが圧倒的に勝つと思っていた。
だが、現実は想像の逆だった・・・・・・・。
ドサッ。
「ま、まいった・・・・・・」
五中の番長・3年山本真之は、ユンに対して、尻餅をつきながらあっという間に降参した。
ユンのコンビネーションパンチで、鼻と肋骨が折れたらしく、完全に戦意喪失していた。
「二中にはこの程度のチビしかいねーのか!タウム!(次!)」
山本の降参の声を聞いたユンは、大声で次の対戦相手を呼んだ。