あついね。
今年の夏どうなっちゃうんだろうね。気象庁さんは「あつくなる(確信」って感じだそうだけど、みんな気をつけてる?
わたし、日光市の人なの。みんな東照宮とかイメージするけど、たとえばいろは坂とか中禅寺湖は"奥日光"って言われてて、歴代たった6回しか最高気温30度を越えたことがないんだ。
まあ、そのうち4回は2018年以降に記録されたんだけどね。
ところで、この時期でも外で運動しなきゃいけない人たちがいるね。たとえばプロ野球選手とか。そのなかで、ちょっと前気になる情報があったんだ。
6月27日。ベルーナドーム(西武ドーム)で行われた試合中、今井達也投手が緊急降板した。まだ4回途中、81球とはいえまだまだ投げられる状況での降板だった。とつぜんうずくまって、ベンチに下がって、そのまま投手交代。当時から熱中症の声があったけど、その後の発表でやっぱり熱中症だったって。
熱中症。
そのときの西武ドームは気温27.3度。小雨が降ってて湿度は81の蒸し風呂状態。西武ドームっていうからドーム球場のイメージだけど、あそこ隙間たっぷりだから実質屋外球場? ジョーダンじゃなく蒸し風呂ドームとして有名なんだよね。夏は蒸し風呂サウナで春先と秋口は極寒冷蔵庫。雨が降ればドームなのにスキマから雨風びゅーびゅー。なにこれ?
そんな環境でも野球せなアカン選手たちに、あとわざわざ蒸し風呂のなか応援しにくる観客たちに脱帽しつつ、今回は熱中症について書いていこう。
:暑さは
毎年しつこく言われてるし、どんなことすればいいかはわかってるでしょ?
こまめに水分補給したり、暑さに慣れてったり。気温だけじゃなく湿度にも気をつけてって言われるけど、どんくらいならええの? って思うよね。
湿度は50くらいまでなら快適なの。けど60にさしかかると蒸し暑さを感じて70とかはもう蒸し風呂。逆に、40とか30になるとカラッとして汗もすぐ乾く。そのかわり山火事を警戒せなアカンくなる。
おなじ気温でも湿度が低かったら「あついけど、まあなんとか」くらいにはなるじゃん? けど湿度が高かったり地面からの照り返しがキツいと「もうだめ(バタッ」ってなるじゃん? ……そういう
Wet bulb Globe Temperature。むずかしい話は抜きにして、とりあえずアメリカが「熱中症予防のためにいろいろ計算してみたよ!」ってつくった表だとおもえばおk。具体的な計算方法もいらないよね? どうしてもって方は各自チェックしてみると捗るとおもいます。
:熱中症予防情報サイト:
ttps://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php
どんな条件で熱中症になりやすくなる? ってと、ひとことで「湿度たけーときはヤバい」に尽きるよね。たとえ気温30度越えてても湿度40%くらいだとなんか快適に感じるくらいだもん。やっぱ気温より湿度よ。
サウジアラビア「せやな」
ナイジェリア「せやせや」
フィリピン「わかるわー」
ガーナ「そうだよねー」
ジブチ「うんうん」
……あー、やっぱ気温も重要だわ。っていうかなんだよ最高気温70度越えって。それ人がいていい環境じゃないっしょ。
:熱中症はとつぜんに:
あついって感じても、身体はうごくし意識はハッキリしてるから「なんとかなる」と思っちゃうのよ。で、実際になんとかなっちゃうのよ。
だから気付かない。自分の身体が限界に達していることに。実際に
経験談。野球やってたり教えてると遭遇するのよこれが。なんかぼーっとするなぁと感じた時にゃあもう遅くて、あとはそのままスッと倒れるだけ。あるいは耐えようとするけど結局しゃがみこんじゃってダウンする。冒頭で書いた今井投手のようにね。
ほんとに突然よ? 気づいたら倒れてる系。だからこそ事前対策せなアカンの。だから気を付けてね? へーきだから対策するな言うてるヤツはほっときゃええ。しょせん他人事でキミのことをホンキで心配してるヤツじゃねーからそいつ。
ちなみにって話。あっちこっちで"あつさ"が話題になってます。熱中症で命を落とす方、増えてます。国際的にも対策が求められています。
みんなムリしないでね。キミになにかあったらわたし泣くよ? 一般的にいわれてるあつさ対策しっかりしつつ、本日のあつさ具合をチェックしてスポーティな日常をおくってってね。
あつさにまけるな!