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保健所生活1年経過の犬「ポーリン」

 2023年の7月4日からずっと保健所に収容されている犬。

 ボランティアがつけた仮名は「ポーリン」。

 収容初期は塞ぎ込んで心を閉ざしていたけれど、お散歩ボランティアたちが愛情を注いでくれたおかげで、今は人懐っこい甘えん坊な性格に変わっている。


 石垣島には動物愛護センターは無く、八重山保健所がその役目を担う。

 離島の小さな保健所は、犬が数頭収容されただけで満員だ。

 2023年に収容されたポーリンが、1年過ぎた今も滞在できているのは、キャパシティオーバーになる前に、他の犬を引き出してくれている犬ボランティアの努力もあるから。


 今回の画像提供者は、八重山保健所の犬たちのために奮闘しているボランティアの1人。

 石垣島には犬の保護団体は無い。

 個人で活動する犬ボランティアが、それぞれにできる頭数をレスキューしている。

 ラリマーは猫専門で、施設にはミロ所長以外の犬は入れない。

 筆者は保健所の譲渡ボランティアだけど、収容される猫の9割をレスキューしており、内地へ送り出す輸送費が値上がりしたこともあり、犬までは手が回らなくて申し訳なく思う。

 犬を引き出すことはできる。

 でも、ポーリンをレスキューするには、預かりボランティアを確保しないといけない。


 保健所収容犬ポーリン、里親募集&預かりボランティア募集!

 ポーリンの命を繋ぐため、犬ボランティアの必死の呼びかけが続いている。



【犬ボランティアより】

 収容された当初は人間不信な様子が見られましたが、職員さんとボランティアの尽力によって徐々に心を許すようになり、今では自分から身体を寄せて甘えるようになりました。

 10歳という年齢ではありますが、お散歩が大好きでとても元気です。

 ノンビリクン活するお散歩が好きですが、一緒に楽しく走ったりもします。


~~~~~~~~~~~~~~~~


※その後ポーリンは犬ボランティアがレスキュー、内地へ送り出されました。


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