6月6日保護開始時から下痢していた母子。
レボリューションをつけて、ドロンタールを投与して、ビオルト(整腸剤)投与したら、4日でコロコロのウンチに変わりました。
母猫なんて避妊手術当日まで下痢していて、病院でも下痢して清掃料金を取られたくらいなのに。
帰りの車内では漏らさなかったので、病院で出たのが最後だったのかもしれません。
(できれば病院へ行く前に治ってほしかった……)
レボリューションには、ノミダニ駆除の他に、猫回虫の駆除効果があります。
ドロンタールは、回虫の他に、鉤虫、瓜実条虫、条虫の駆除効果があります。
ビオルトは乳酸菌を使った整腸剤です。
病院では下痢関連の治療は受けていないので、上記のどれかが効いたんでしょう。
今週末にはコクシジウム対策でプロコックスも投与します。
猫たちは現在隔離中で、駆虫薬投与1週間後に検便予定です。
もしもマンソンが検出されたら、専用の駆除薬を処方してもらいます。
猫の下痢にはいろいろ原因がありますが、石垣島で特定できるのは、顕微鏡で見つかる虫だけ。
瓜実条虫は糞便中に虫卵が出てこないことがあり、発見が遅れることが多々あります。
また、保護直後の検便では見つからなかった虫が後から見つかることもあります。
検便で何も見つからなくても、最低限ドロンタールまたはプロフェンダーなどの総合駆虫薬を投与しましょう。
ブロードラインやネクスガードキャットコンボなど、外部寄生虫(ノミダニ)と内部寄生虫の総合駆除薬もあります。
ホームセンターなどで販売している駆虫薬は駆除効果が弱く、猫の身体に有害なものが含まれていることもあるので、おすすめしません。