渦人形とは
ネット怪談「洒落怖」に集められた怖い話に登場する某県の山中にある、
合宿所の裏に立つ空き家に潜む怪異。
その名の通り、おかっぱ頭に白い顔といった
和人形の姿をしているが
目や口は穴を掘り開けただけの空洞、
さらに異様なのは棒状になった首が長さが
1メートルもあること。
これにとり憑かれると
「ホホホ…ホホホ…ホホホ…」
と抑揚のない、不気味な笑い声をあげて
呪詛を送り込んでくる。
攻撃を受けた者は錯乱し、
無表情のまま、涙を流し
狂ったように笑い出すという。
しかし、物理攻撃には弱く、
金属バットなどでも容易に破壊でき、
比較的容易に止めることができる。
また胴体には「寛保二年」、「渦人形」
と記されており、渦人形は
何らかの呪物ではないか、と思われる。