階段怪談とは
本全国の小学校に伝わる怪談話。
いわゆる降霊遊びであり、
そのやり方は以下の通り。
屋上のドアの前に座り、その一つ下の
踊り場から繋がっている
階段の段数分、怪談を語る。
これを始めると、
一話語られるごとに階下から
「何者か」が上がってくる音と気配がする。
その際、階下を確認したり、
逃げ帰ることは禁じられている。
参加者たちがいる場所まで、
後二、三段になると、その「何者か」は、
「気づいているんでしょう?」
「あと、にだーん。…あと、いちだーん」
などと、女の声で囁き、
手をパンパン叩いたり、
大勢で爆笑する声をあげたりして、
恐怖を煽ってくるという。
その声の正体は、花柄のワンピースを着、
普通の人間の倍はある、大きな頭の女。
全身に狂ったように笑う
人面をはりつけているという。
慌てて逃げ出すと、その背中に
こう声をかけてくるらしい。
「楽しかったぁ?」
は「階段怪談」です!
非常に恐ろしい怪異ですが、
出現する異形の者に悪意はなく、
驚かされる以外に特に害はないらしいです!
よく考えたら、自分たちが怖い思いをしたくて
始めたことなので、この女の霊?妖怪?神様?は、「リクエストに応えよう」としてくれているのかも!
興味のある方は、他人に迷惑をかけない範囲でこの「降霊遊び」を是非、お試しください!