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第26話 「SCP-682 不死身の爬虫類」

SCPとは自然法則を逸脱した、

異常な生物や物品、現象の総称。

識別子で呼称される。


不死身の爬虫類ことSCP-682は

巨大な爬虫類の姿をした怪物。




その名の通り、驚異的な再生能力を有した

肉体を持っており、

外敵からの攻撃、環境の急激な変化にも

適応できる、人間の言語を理解し

自ら話すほど高い知能を持つ。


人類を含めた全ての生命体に対して

「憎悪」の感情を抱いているという。


数多存在するSCPの中でも危険度を示す

オブジェクトクラスは、

最高ランクのKeter。


SCP財団ではSCP-682を破壊するため、

他のSCPと戦わせる

実験を繰り返しているが、


万が一、その結果、SCP-682が

新たな特性・体制を獲得した場合、


例えば

放射能を放つ力などに目覚めた場合は、

人類全体にとっての悪夢になり兼ねない。


現時点、SCP財団の武装チームは、

塩酸を使用した化学兵器によって

重傷を負わせたが

SCP-682の破壊にまでは至っていない。

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