神が召喚者にスキル付与の際のひとこま。
「異世界商品の購入が出来るスキルじゃと、そんな難しい事は無理じゃ。」
「電話一本で即時配達?あ、あ、あまそん?なんじゃそりゃ?」
「ワシに判らぬ事は無いが、天使たちは難しい事かも知れぬの。少し時間をくれ。・・・ほぉ!こんなべんりな物 異世界には有るのか!このスキルが欲しいとな。」
(ワシの方が欲しいわい。)
「まぁ!神のワシに出来ない事は無いのでな!! ワハハハ! お世辞を
言っても・・・ フフフ!」
「判った何とかしょうぞ!」
神は考えた末、スマホに [異世界商品購入] のアプリを作成することを天使たちに即時命令。
天使たちは悪戦苦闘して、アプリを作成し、無事に召喚者に付与された。
これから、大変な作業が天使たちを待っている。
・異世界の神との折衝。
・異世界貨幣価値との調整。
・異世界商品の転送魔法関連。
・異世界間の貿易?関連法の取り決め。
その他、諸々が大天使を筆頭に課された。
天使たちには、今日も残業が待っています。
御愁傷様です。